こんにちは、くららです。
私の思いは雪組「オデッセイ」の初日の幕が上がるかな？という所にのみ心が向かっていました。
すると組替が発表されました！
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突然の組替のお知らせ
なんとありちゃん(暁千星)が星組へ！
昨日の公演中止に続いてショックで、しばらく呆然でした。
研1の時から「月組のありちゃん」に慣れ親しんできたので。
しかし組替は更なる成長のためのチャンスです。より素晴らしいスターになるためのステップアップなら、心から応援していきたいと納得できるようになってきました。
月組の暁千星(98期)くんが星組へ組替することに伴って
雪組の彩海せら(102期)くんが月組に。
星組の咲城けい(102期)くんが雪組に。
星組、月組、星組の３点組替です。
組替の時期と組替前の公演を記載しました。
３人とも異動後に最初に出演する公演は未定です。
暁千星(98期) 月組 → 星組(5月27日付)
暁主演東上『ブエノスアイレスの風』
日本青年館ホール 5月3日～5月10日
梅田ドラマシティ 5月18日～5月26日
彩海せら(102期) 雪組 → 月組(1月26日付)
バウ『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』
1月14日～1月25日
咲城けい(102期) 星組 → 雪組(7月25日付)
本公演『めぐり会いは再び next generation』『Gran Cantante!!』
宝塚大劇場 4月23日～5月30日
東京宝塚劇場 6月18日～7月24日
雪組の彩海せらくんは、今週の14日から始まるバウ『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』をもって組替になります。半月後には月組生。とっても急な話ですね。
月組の暁千星くんは、月組の本公演出演は現在大劇場で上演中の『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』が最後になります。お芝居、ショーともに大活躍、さらに公演プログラムでの扱いが２番手並みでしたが、組替の布石だったのですね。(いつもと違うことには、やはり意味があった！)
星組の咲城けいくんは、夏に東京公演を終えて、7月25日付異動なので、1月26日付で組替する彩海せらくんの半年後になります。
星組の番手不足解消？
「星組の３番手は誰だ？」問題は、暁千星くんの異動で解消しそうですね。
現在「月組の３番手」なので、異動直後は「星組の３番手」でしょう。
ありちゃん(暁千星)は、星組本公演『めぐり会いは再び next generation』『Gran Cantante!!』に出演することはできません。
月組での東上公演が5月26日に終わってその翌日から星組生になりますが、星組公演の出演は夏以降の星組別箱からでしょう。
『めぐり会いは再び next generation』『Gran Cantante!!』で、瀬央ゆりあさんは２番手の位置に立たれると思います。
それ以降の流れはわかりませんが、最終的に礼真琴くんを継ぐのは、暁千星くんでしょう。
星組と花組の体制について
95期の星組礼真琴くんと花組柚香光くんは、同じようにステップアップしながらトップスターに昇りつめてきました。
そして組内に、勢いのある同期のスターがいます。
礼真琴くんには瀬央ゆりあくん、
柚香光くんは水美舞斗くん。
かつて宝塚では、同期の間でトップスターが引き継がれたことは無いと言われています。
(大滝子さんと榛名由梨さんは同期で1974年に二人同時に月組の複数体制のトップスターに就任されました。榛名さんが花組に組替して、大滝子さんが退団された後に月組に戻って月組のトップになられましたが、既に1974年から月組のトップスターでもあったので、同期引継ぎのトップスターとは話が少し違いました。)
そのため、水美さん、瀬央さんが２番手として活躍されても、トップスターを継ぐことは無いと思われています。
昨年12月26日に星組２番手の愛月ひかるさんが退団されましたが、星組内でその穴を補充する動きは見えず「星組３番手はどうなる？」とファンが心配していたところに、「暁千星くん星組」という組替発表により「こういうことだったのか！」ということですね。
花組では、柚香光くんを継ぐのは、永久輝せあくんに間違いないでしょう。
星組では、礼真琴くんを継ぐのは、暁千星くん！
「ダンスのありちゃん」でしたが、現在上演中の公演から歌唱力と歌のセンスがさらに上昇して「歌のありちゃん」も素晴らしいことになっています。
お芝居も確実に進化していて、今度の正塚先生の『ブエノスアイレスの風』で更に芝居力に磨きがかかることでしょう。
既にありちゃんは、月組でショーのダンスと歌では無双状態です。
しかし星組に組替すると、ダンスと歌ともに天才級の礼真琴くんがいらっしゃるので、更に実力に磨きをかけていくことができるでしょう。
ありちゃんは一日誰かになれるとしたらという質問に「礼真琴くんになってみたい」とこたえていた記憶があります。
礼真琴くんをとっても尊敬しているようです。
ありちゃんは内向的な所もあるようですが、尊敬する真琴くんの下で学べることは、とっても励みになることでしょう。
そして瀬央ゆりあさんとありちゃんは、広島県出身です。
厳密に言うと、瀬央さんの広島市とありちゃんの福山市は離れていて文化圏がちがうのですが、同じ広島県出身同士、気の合うところも多いのでは？
何よりも誰とでもすぐに友だちになれる人間関係の天才、瀬央ゆりあくんが、人見知りなありちゃんをすぐに打ち解けさせてくれるでしょう。星組は「WELCOME」態勢で温かく迎えてくれるでしょう。
歴代、星組のトップスターは、「生え抜きトップスター」と「組替してきたトップスター」が交互に就任していました。
紅ゆずるさん、礼真琴さんと、星組生え抜きトップスターが続いていたので、その次に組替トップスターが就任するのは、バランスが良いと思います。
月組のこの先が見えてくる
現在大劇場で上演中の『今夜、ロマンス劇場で』『FULL SWING!』を観ると、風間柚乃くんの実力はとっても安定しています。
月組になくてはならない人です。
月城かなとさんを継ぐのは、風間柚乃くんでしょう。そしてすぐに100期に世代交代と言うことは無いので、月城さんの任期は短くない！
今回の組替に100期、101期がからんでいないのは、主要なスターが「万博アンバサダー」に就任していて、就任時の組固定があるからかな？と思います。
そして風間さん以上に、今の月組に「なくてはならない人」は、鳳月杏さんです。
その存在感は格別です。お芝居でもショーでもちなつさん色が加わることで、全体を締めて厚みが加わっています。
舞台の上だけでなく、お稽古場でも温和で柔和で、実力者のちなつさんが、皆の助けになっているようです。
ありちゃんの「２番手修業」のために、ちなつさんがはやくに退団されてしまうのは、とっても惜しいと思っていたので、れいこさんの後を継ぐのが100期のおだちんとなると、ちなつさんが２番手として頑張ってくださる期間も長くなりそうな気がして、勝手に良かったなと思っています。
今回のショーでありちゃんが大活躍していました。
「ショーのアナを誰が埋めるんだ」、というと若手スターたちでしょう。
107期の一輝翔琉くんをはじめ、若手さんたちがのびのびイキイキと大活躍しています。
若手娘役さんたちも歌える、踊れる娘役さんたちが揃っています。
そして彩海せらくんが、1月26日付で組替してきます。
彩海せらくんは３拍子揃った実力派ですが、その中でも「芝居」がとっても上手なので、「芝居の月組」にピッタリ！
月組は3月27日まで本公演なので、月組との合流は『Rain on Neptune』か『ブエノスアイレスの風』になります。
随分長いお休みになってしまいますが、努力家の彩海せらくんはその間お稽古で更に実力を磨かれることでしょう。
雪組のままだったら、101期の縣千くんが万博アンバサダーであり、トップスター候補という感じが強かったので、月組にスター候補として栄転したという印象をもちました。
『グレート・ギャツビー』の新人公演の主演はあみちゃんでしょうか？
ありちゃんが抜けると、「月城、鳳月、風間」となるのでしょうが、「芝居の月組」「大人っぽい月組」を色濃く出していく組になっていきそうですね。
雪組に咲城けいくん
咲城けいくんは102期生で、音楽学校時代と入団当初の全体の成績は、1番舞空瞳、2番天飛華音、3番咲城けいで、「音楽学校時代は休みの日もお稽古したくて、３人でいつも自主稽古していた」と舞空ひとみちゃんが「ステージトーク」で話されていました。
舞空瞳ちゃんが星組に組替したことによって、「102期の１、２、３」が星組に集結しました。
天飛華音くんがはやくから抜擢されていたので、「さんちゃん」こと咲城けいくんは、小さな抜擢はありましたが、大きな抜擢はありませんでした。
『エル・アルコン-鷹-』で、礼真琴くん演じる部下で常に一緒にいるニコラス・ジェイド役。
『柳生忍法帖』の新人公演で漆戸虹七郎(本役 瀬央ゆりあ)。
顔立ちが良いのでとってもハンサムな虹七郎で、悪ぶりが様になっていました。
メイクしたお顔は、凰稀かなめさんに似ていて、正統的な男役さん系統だと思いました。
凰稀かなめさんは雪組出身で、さんちゃんも雪組の雰囲気いっぱいです。
雪組の『夢介千両みやげ』『Sensational!』には出演できず、別箱公演のお稽古にも間に合わないと思うので、雪組公演に合流するのは、『夢介千両みやげ』の次の本公演からでしょう。
102期なので、雪組で最後の新人公演をすることができるでしょうか？
組替することで、活躍の場が広がったら良いなと思います。
公演中止で気持ちが下がっているファンたちに、「カンフル剤」として組替の公表をしてくれたのでしょうか？
いやいや彩海せらくんは半月後の1月26日に組替するので、発表は遅すぎますね。本公演の千秋楽に、雪組生全員と客席に、お別れのご挨拶が出来なかったことは、あみちゃんにとっては寂しいことだったのでは？と思います。
でも「宝塚はひとつ」で、いつでも顔を合わせることはできますね。
こんな急な組替が発表されると、「本公演の千秋楽に、ご挨拶ができない」組替が、今後もあるのだろうか？と少し心配になります。
組替する３人には、これからもますます頑張って輝いていって欲しいと思います。
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