
こんにちは、くららです。
今日は礼真琴さんのラストデイを配信で見ました。素晴らしかったですね。
宝塚大劇場で撮影していた『阿修羅城の瞳』『エスペラント!』ロビーのスチール写真を、タイトル画面にしました。
退団者5名、(礼真琴さん、白妙なつさん、紫りらさん、二條華さん、都優奈さん)、専科異動の小桜ほのかさん、花組組替えの極美慎さん。全部で7名の方が、次回の星組公演のパネルからいなくなってしまうのですね。寂しいですね。(次回の本公演には、瑠風輝さんと天愛るりあさんが加わる予定。)
礼真琴さんの愛にあふれた星組
ショー『エスペラント!』の中詰めで下記のような光景がありました。
礼:「星組 愛してるぜ!」
暁:「礼真琴 愛してるぜ!」
礼・暁「みんな 愛してるぜ!」
礼「あとは 任せたぜ!」
太字は、千秋楽だけのアドリブだと思います。不意打ちだったのでしょう。暁さんの心に響いて、涙があふれていたような。
礼真琴さんはご自分が退団者なのに、ご自分の退団はおいておいて、トップスターとして、「退団者、異動者」を送り出すことと、星組のバトンを暁さんに渡し星組の応援をすること、に注力されていた印象をもちました。
礼さんは偉大すぎるスターさんなのに、実に気遣いができて、言葉選びがやさしさに満ちていて、礼さんのお人柄のすばらしさを感じることばかりでした。星組の仲間みんなを心から大切にされていて。こんなトップスターさんがかつていらしただろうか。本当に人格者だなと思います。
礼真琴さんの退団のご挨拶
| 愛にあふれた宝塚。私の歩んできた道のりは、いばらの道ばかりだったかもしれません。苦しかったこと、立ち止まったことも何度もありました。あの時こうしていたら、もう一度やり直せれたら。何度も何度も思いました。でも同時に苦難を乗り越えた先には必ず光がさす、幾度ともなく身をもって経験してきました。それはこの舞台を支えてくださる、全てのスタッフの皆様と共に戦い、大好きな星組の仲間たちと共に乗り越え、何よりも信じて待ってくださっているお客様がいてくださったからです。
宝塚歌劇団を卒業する今、歩んできた日々に悔いはない!そう胸を張って言えることに、このうえない幸せを感じます。皆様と大好きな大好きな仲間たちと、この舞台でもう会うことはかなわないと思うと寂しくてたまりません。今、私の目にうつる、この素晴らしすぎる景色、一生忘れません! 世話になったなぁ。南北先生!(カメラは美稀組長を映してくれました)俺は旅にでる!青春の全てでした。本当にありがとうございました。 |
退団者の一言シーンで
退団者の白妙なつさん、紫りらさん、二條華さん、都優奈さんと礼さんのやりとりが、やさしくて愛にあふれていて、必ず誉め言葉が入っていて、心が癒されるようなひと時でした。
礼さんご自身は、初日と千秋楽にご挨拶するのが、毎回おなかが痛くなるくらい緊張していたそう。でも直前まで緊張していても、お客様の拍手や嬉しそうな顔を見ると、頭では考えていない言葉が出てきて、その瞬間、瞬間のお客様の思いに心を動かされてきたそうです。礼さんが緊張されていたという言葉に驚きましたが、それだけ丁寧に言葉を紡がれていたのだなと思いました。
星組生たち全員が舞台に集まると
「こんなに楽しくてかわいい人たちがいっぱいいる星組。皆様どうぞ明日からの星組も全力で一緒に応援していきましょう」
極美慎さんと小桜ほのかさんへの言葉
極美慎さんへ(100期)花組に組替え
礼:「かりん(極美)は入ってきた時からこの美しさと華やかさとオーラで周りを圧倒するほどの力がありました。でも与えられるものが大きすぎて、自分の経験が追いついていないということに、沢山たくさんもがいてきた所も。でもちゃんと星男としてここまで力強く、一対一で魂をぶつけて戦うまで成長してくれました。星組のことは絶対忘れて欲しくないけれど、星組のことが思い出せなくなるくらい、立派な花男になって欲しいなと思っています。」
極美慎さんは、サヨナラショーの前に緞帳前で組長さんに紹介されてご挨拶の時がありました。「星組から花組へ」と言うべきところ、「花組から」とまず言葉が出てしまって。とても緊張されていたのだなと思いました。礼さんの優しい餞の言葉を涙を流しながら聞いていらっしゃいました。
小桜ほのかさんへ(99期)専科に異動
礼:「ほのかが入ってきた頃は、この子たちは本当に芸達者な子が多くて、研1さんのパフォーマンスを見てワクワクしたと言うのは初めての経験で、すごく刺激を受けて。ほのかは何をやっても上手い。恥をかいても全力でやるという姿勢、恥をかいても稽古場でさらけ出すんです。その姿を見て沢山刺激を受けましたし、私も沢山学ばせてもらいました。今や大物女優のように育った小桜ほのかですが、これから星組から解き放たれて、いろんな所で活躍してくれるのを、私も楽しみにしています。」
礼:「ですが、私は生粋の星組男です。星組をどうぞこれからもよろしくお願いいたします。」
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星組のバトンを暁千星さんへ
礼:「千秋楽が8月10日だってことわかった時にすぐに 8月10日は何の日だっていうのを調べまして。ハートの日、ハットの日(帽子)、焼鳥の日もありました。一番目に留まったのがバトンの日でした。実際にはバトントワリングの方だけど。今日私がバトンを渡すありちゃんに。この日にっていうのが、すごいぴったりな日だなと思ったんですよ。ありちゃん!」
暁千星さん、拍手の中涙を手でおさえながら出てくる。
礼:「ありちゃん、ずっと崩壊しとんねん(涙のこと)。この子はかわいいね」
「ありちゃんと過ごした時間は短かかったかもしれないですけど、そう感じさせないぐらい一緒にずっと舞台で過ごしてきて、ドンドン、毎日毎時間毎秒、成長していくありちゃんを見てきたので、『バトンの日』に、バトンを渡したと言うオヤジギャグのようになってしまいましたけれども、これから星組を担ってまいります、うたちゃん!」
詩ちづるさん、拍手の中恥ずかしそうに横歩きしながら出てくる。
礼:「横歩きしないで(笑)」
礼:「このふたりは元々月組でずっと育ってまいりました。月組でたくさんの基礎や舞台人としての心得を学んで星組に来てくれました。でも今誰よりも、星組魂を持って舞台に立ってくれています。だから私は、このふたりの星組を全力で応援していきたいと思います。みなさんも一緒に星組を応援していきましょう。ふたりの星組をよろしくお願いいたします」
みんなを呼んで「星組パッション」。
礼さんが卒業されても、「星組パッション」を暁さんはきっと受け継いでいかれるでしょうね。
全力で星組を応援する礼さん
礼真琴ラストデイが、どんな日だったか、私の拙い文章で伝わったてしょうか。
礼真琴さんが全力で、暁さん率いる星組を応援する日でした。
ご自分の卒業は、ちょっと横においといて。
美稀組長も、ご挨拶の中で以下のように仰っていました。
「礼真琴が受け継ぎ、導いてきた今の星組は私たち全員で守り、これからも星組らしい熱い舞台をお届けして参りたいと思います。」
「礼真琴が受け継ぎ導いてくれた星組を、みんなで守りお届けしたいと思います」
昨日のブログに書いたように、礼さんが受け継いで育んでこられた星組は、生え抜きトップが続き星組成分がギュっと詰まっています。
そのため、今後の星組を心配する声をよく聞きます。
私は、それで昨日のブログを書いていました。
礼さんをはじめ、組長さん、星組のみなさんにも、心配な声は届いているのでしょう。
ほとんどの宝塚ファンは、礼真琴さんが大好きです。
礼さんが、ここまでおすすめされる星組をみんな応援していくのではないかな。
暁千星さんもスターとしての魅力がいっぱい。今度の星組全国ツアー、チケットが入手しにくくて、人気だなぁと感じています。
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退団の実感が全くない発言(緞帳前)
緞帳前ではじめて、礼さんはご自分の退団についてお話しされました。
| 宝塚大劇場の公演を経て、全く実感のない自分に驚き、でも過ぎる時間は戻らないので、この東京公演も 一日一日をとにかく嚙み締めなければと思いながら過ごしたんですけど、今もまだ自分が明日からここに来ないことの実感が実はありません。
明日からも当たり前に皆さんに会えるような気がして、仲間たちに会えるような気がして、不思議な感覚なんですけれども、その実感がわくのはいつなのか、自分でもまだわからないんですが、「今実感した!」と思ったら、何かしらの形でお伝えしたいと思います。 それだけ夢中にこの日々を駆け抜けてきたんだなと思いますし。皆様が本当に熱い思いでこう拍手をしてくださったおかげで、日々がいつも通り幸せに過ごせていたんだなと改めて思います。 本当に感謝の思いでいっぱいです。 次からは皆様と同じその赤い客席で、私もこの宝塚を星組を全身全霊で応援していきたいと思いますので、次からは皆様の仲間に入れていただいて、たまに盛り上げていきたいなと思います。本当に長い間ありがとうございました。桶の皆様も本当にありがとうございました。最高に幸せです。バイバーイ!」 |
実感が湧かないのは、我を忘れてそれだけ舞台にかけていらしたからだと思います。
『「今実感した!」と思ったら、「何かしらの形でお伝えしたいと思います』という言葉に、インスタでも始めてくださるのかな?と反応してしまいました。多分そういう話ではないのでしょうけど。
星組で16年間全力で頑張り続けてこられたので、とりあえずゆっくり休んでいただきたいです。そうすると寂しくなっちゃうかな。寂しくなっても礼さんの周りには仲間が沢山いらっしゃるから、大丈夫でしょう。
16年間素晴らしい舞台を魅せて下さって、本当にありがとうございました。礼さんに心からの感謝を送りたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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