珠城りょう君と上田久美子先生
こんにちは、くららです。
昨日の珠城りょう君の退団発表はとても衝撃でした。
ビックリの中、ブログを時間が無い中勢いで書いて、後から書き直しました。
私の悪い所です。申し訳ありません。

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公表のタイミングについて

劇団も悪意があって、1日にまとめて様々な月組情報を公表されたのでは無いと思います。
9月のバウホール公演のタイトルが『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』なので、憶測が飛び交うのを配慮して、退団発表も一緒にされたのでしょう。
ただ「コロナ」で国民みんなが精神的に疲れている所で、宝塚ファンはひたすら「公演再開」のお知らせを待っていました。
1か月前に望海さん真彩ちゃんの退団発表があったばかりで、予想だにしていなかったタイミングでのりょう君の退団発表だったので、インパクトが強すぎました。
まだ心が正常に戻れていないファンの方が多いと思います。
記者会見でのりょうくんの心からの言葉を聞くと、落ち着くことができるかもしれません。

早乙女わかばちゃんの言葉

同期の早乙女わかばちゃんのインスタに退団によせてのコメントがありました。

今日、我が同期珠城りょうの退団発表がありました。
いつかはくると思っていたけれど、いざ発表されると寂しさがこみ上げます。

優しく、強く、逞しく、情深く、誠実…
〝トップスター〟という大きな看板を背負っても、何一つ変わらなかった人柄。
どんな荒波にも真っ直ぐな心で突き進んできた。
(中略)
〝男役 珠城りょう〟に出会えた事。
これはファンの皆様にとっても奇跡だと…
寂しさは尽きませんが、この〝奇跡〟を感じて彼女の魅せる最高の舞台を目に焼き付けたいと思います。引用早乙女わかばインスタ

書いていらっしゃる「優しく、強く、逞しく、情深く、誠実…」、りょう君は本当にこの言葉通りの包容力のある人間的に素晴らしいお人柄だと思います。
「どんな荒波にも真っ直ぐな心で突き進んできた」と書かれていますが、りょう君について話される方は、苦労の中を通っていらっしゃることも、よく語られます。
明日海りおさんも、宝塚をご卒業される日の記者会見で、りょう君の苦労を語っていらっしゃいました。

「劇団の人事の采配」のタイミングの悪さと、ファンの言いたい放題が、荒波を起こしています。
でもそんな中でも、いつも真っすぐトップスターとして精一杯つとめられていることには、本当に頭が下がります。

りょう君の魅せる最高の舞台」をまだ11カ月観ることができます。
通常よりはやくお知らせがあったことを感謝して、珠城りょう君の舞台を最後まで楽しませてもらおうと思います。

珠城りょうくんと上田久美子先生とバウホール

『月雲の皇子-衣通姫伝説より-』の奇跡

上田久美子先生が演出家デビューされたのは、2013年5月バウホール珠城りょう君主演の『月雲の皇子-衣通姫伝説より-』でした。
作・演出も演技も、とても高い評価を受けて、その年の12月17日(火)~12月24日(火)まで天王洲 銀河劇場で東上再演されるほどでした。

りょう君は、研6でバウホール初主演でした。
演出家デビューかつ主演が初主演で、その年の終わりに東上再演されるということは、奇跡に近い出来事です。
私は生で観劇できませんでしたが、その評判の良さは記憶に残っています。スカイステージの放送をいち早く見ました。
主な配役だった、咲妃みゆさん、鳳月杏さんも、りょう君と共に「演技派若手」と大絶賛でした。

9月の『幽霊刑事~サヨナラする、その前に~』の解説に「珠城りょうの思い入れある宝塚バウホールに登場します」とありますが、文字通り「思い入れのあるバウホール」なのだと思います。

スカステ トークリクエストの2番組

スカイステージの一つめの対談番組では、劇団☆新感線の演出のいのうえひでのり氏をリクエストされていました。
りょう君自身が「劇団☆新感線」が大好きで、それをはじめ多くの舞台を観ていると話されていました。

スカイステージの二つ目の対談番組でも、全国ツアー公演『激情』と『月雲の皇子』で振付を担当された謝珠栄先生をリクエストされていました。
『月雲の皇子』の時は、謝先生から様々なことを学んだそうで、謝先生ご自身も以前から小劇場などの舞台を観劇する勉強熱心なりょう君に注目されていたとそうです。

ブレサヨナラ公演として小劇場でのお芝居を演じてみたかったことが、本心だと思います。
「バウ・プレイ」とついているので、ストレートプレイでしょう。
だから「プレサヨナラ公演」としてバウホールを選択されたのだと思います。
原作の幻冬舎文庫刊「幽霊刑事」に著作権の問題が無かったら、ライブ中継がされると思います。
バウホールのチケットは入手困難そうなので、ライブ中継を期待しています。

珠城りょう君と上田先生

2018年、『BADDY-悪党は月からやって来る-』主演珠城りょう君で、上田先生は初めて大劇場作品のショーを手がけられ、またまた意表をついて大ヒットしました。

宝塚公式サイトの「BADDY」のサイトに上田先生がりょう君について語っていらっしゃるページがありました。そこから抜粋させていただきます。

彼女が真ん中にいると、何をやっても大丈夫だと思える、支柱としての強さを感じました。
このショーも、珠城がいると創る側の不安が全くない、不思議な安心感があります。それは組のトップとして貴重な素質だと思いますね。
『月雲の皇子』では、徳が高く賢くて、人に対して優しさや情を捨てられない木梨軽皇子(きなしかるのみこ)役を演じてもらいました。
当時も彼女の“人間力”が活かされていましたね。もともとそういうものが備わっていないと、薄っぺらな芝居になってしまう役。でも、珠城はそれを兼ね備えているから説得力がありました。
今回のバッディは木梨軽皇子とはまた違いますが、彼女が地球の人たちを混乱させる、暴れん坊のような悪党を演じても、彼女自身が持っている人間としての“陽”の面、情や心のあるところが反映され、イヤな悪党には決してならない、魅力的な悪党を演じてくれると期待しています。 引用宝塚公式サイト 

サヨナラ公演は上田先生作・演出

ロマン・トラジック『桜嵐記(おうらんき)』
南北朝の動乱期、南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁尚侍との恋と共に描いた和物芝居です。
退団公演のお芝居の先生は、トップスターがリクエストできるということなので、りょうくんがリクエストされたのでしょう。
上田先生は、宙組『FLYING SAPA -フライング サパ-』(TBS赤坂ACTシアター)と、雪組の望海風斗さんサヨナラ公演『f f f -フォルティッシッシモ- ~歓喜に歌え!~』も作・演出される予定なので、この後にりょう君のサヨナラ公演『桜嵐記(おうらんき)』を作・演出されることは、とてもハードなスケジュールになると思います。

でも二人の今までの厚い信頼関係の中で、上田先生は引き受けられたのだと思います。

昨日、突然様々な公演についての発表がありましたが、それは計画的に遂行されていたことが、一気に発表されただけだと思います。

今までのトップスターサヨナラ公演担当演出家

宙組 2018年 朝夏まなと →上田久美子
星組 2019年 紅ゆずる  →小柳奈穂子
花組 2019年 明日海りお →植田景子
雪組 2020年 望海風斗  →上田久美子
月組 2021年 珠城りょう →上田久美子

どのトップさんも、女性演出家をリクエストれていて、そのうち3人が上田久美子先生です。
私は上田先生の作品のファンですが、スターさんたちも上田先生の作品がお好きなのですね。

上田先生が過労で倒れてしまわないよう、ご健康を祈っています。

今日の記者会見で、りょう君は誠実にいろいろとお話しをてくださると思います。
「珠城りょう君ファン」がジワジワと増えてきているのを感じています。
最後の11カ月、ますますファンを虜にしてくださるでしょう。

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