聖乃あすかちゃんの新公青い薔薇の精に期待!
今日は、花組新人公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』の新人公演です。
最も注目されているのは、明日海さんのエリュ役のほのかちゃん(聖乃あすか)
明日海さんの花組を受け継ぐのは、柚香光くんですが、明日海さんの退団公演の主演を演じるほのかちゃんは、最も「明日海りおを引き継ぐ男役」と言える男役さんだと思います。

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聖乃あすかちゃんは、「ビジュアル」と「実力の可能性」を兼ね備えている

実力が大事と言われながらも、やはり宝塚では、ビジュアルが大切
そして明日海さんが、大人気のスターである理由は、素晴らしく素敵なビジュアルと、歌唱力抜群、芝居上手な実力があるからです。
(そして素敵なお人柄も!)
ビジュアルと実力を兼ね備えている男役スターさんは、あまりいらっしゃいません。

聖乃あすかちゃんは、面長で鼻筋が通って、お顔立ちがとても整った端正な超美形
その上、声も甘く魅力的で、華やかなオーラがあります。
逸材ぞろいの100期の中でも、入団時の成績は上位で、歌も芝居もダンスも実力に穴がありません。
歌についてはまだまだ伸びていく可能性が高いと思います。

さらにほのかちゃんの魅力は、何と言っても品性、ロイヤル感です。
宝塚では、美と品は最大の武器。さらに実力も大きな伸びしろがあるのですから。

現在宝塚の若手男役で、最大の武器を一番多く兼ね備えているのは、聖乃あすかちゃんだと、私は思っています。

本公演のほのかちゃんの役について

明日海さん演じる「青い薔薇の精エリュ」のかつての姿「白い薔薇の精」に扮しています。
一言もセリフはなく、踊りだけで表現する難しい役。
その美しさロイヤルな気品が漂う姿は、明日海さんに負けていません。
青い薔薇の精エリュの以前の姿ということに、何の違和感も無く、納得できます。
この役は、美しくないと成り立ちません。(新公では、104期生の天城れいん君が演じます。)

そして、白い薔薇の精には、やさしいライトが当たっているような、特別な妖精感が漂っています。
幼少期のシャーロットといろいろなところで踊っているのですが、本当にそこにはやさしい空間が広がっています。

サヨナラ公演のトップさんの役を演じる意味

ほのかちゃんは、サヨナラ公演で明日海さんの役をすることが夢だったそうです。夢が叶いましたね。
その分プレッシャーも大きいでしょうが、ほのかちゃんなら大丈夫でしょう。

男役として、明日海りおさんほどの完璧なお手本はありません。
「明日海さんは少しの時間でも、アドバイスをして下さったり、成長を見て下さったり。」と、ほのかちゃんが、朝日新聞のインタビューでこたえていました。
去っていく明日海さんは、精一杯伝承しようという姿勢でいらっしゃるでしょう。
余すところなく、ほのかちゃんには「明日海りおの香り」まで受け取って欲しいと思います。

既に若手男役の筆頭として走っているようなほのかちゃん
そのほのかちゃんが、明日海さんから、最後に多くの物を受け継いだら、これ以上男役として強い基盤はありません。

ほのかちゃんは、明日海さんがトップの時に組配属になり、それから今回が3回目の新人公演主演
少し古い言い回しでもありますが「明日海チルドレン」と言っても過言では無いでしょう。

ほのかちゃんのまなざしには、力があります。
その眼力に「未来に向かって進んでいる」勢いを感じます。
「花組の男役」として、このまま突き進んでいって、明日海りおさんに負けない男役さんになっていって欲しいと思います。

ほのかちゃんの歩んできた道

2017年6月~8月、『邪馬台国の風』新人公演のクコチヒコ(本役:芹香斗亜)黒いイケメンぶりに驚きました。まだ研3だったのに、その堂々とした演技にも。
スゴイ新人さんと思っていたら、その年の10月、『はいからさんが通る』で、藤枝蘭丸役。美形が100%いかされた役で、また蘭丸役がはまっていて、演技がとても自然なことにスゴイと思いました。
2018年1月:『ポーの一族』、新人公演初主演、エドガー
明日海さんのエドガーが、漫画から抜け出してきたような完璧さだったので、新人公演のエドガー役は大変だろうと勝手に心配しましたが、ほのかちやんなりのビジュアル、オーラがあり、歌も演技も素晴らしいエドガー像をつくっていたので感動しました。
同年7月:『MESSIAH -異聞・天草四郎-』、新人公演2度目の主演、四郎。
こちらも明日海さんの役をえぞるのではなく、ほのかちゃん色の四郎が見事でした。最後の黄金のピカピカの衣装がとても似合いすぎていて、衣装に負けないスターとしてのオーラ、華があることを感じました。
2019年6月~7月:『花より男子』花沢類。白い衣装の貴公子ぶりがピッタリ!柚香光くんに負けないくらいの華を感じました。

そして今回の新公3回目の主演。
本役では、一言もセリフが無いので、その分、新公主演で声を出し、演技できることに一層の熱が入るのではないでしょうか。
相手役は、シャーロットの幼少期(9歳)を演じている都姫ここちゃん。
104期生。104期の中で新公ヒロインは、ここちゃんが初めて。
本公演でも、素敵な雰囲気で2人は踊っています。

柚香光くんの役は、帆純 まひろくん。
美声をとどろかせてくれて素敵なMysterious Lady[謎の貴婦人]の乙羽映見ちゃんの役は、音くり寿ちゃん。
映見ちゃんに負けないくらいの美声を聴かせてくれるでしょう。

どんな新人公演になるのか?
とても楽しみです。また感想を記します。

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