これでいいの?1回と2回の深い溝人事
こんにちは、くららです。
ここ最近、「ポストカード」や「2026年カレンダー」のことを書いていますが、感じるのは「新人公演主演1回」と「新人公演主演2回」の間にある大きな溝についてです。
コロナ前は、新人公演の主演経験が1回でもバウホールの単独主演をする方はある程度いらっしゃいました。新人公演主演を2回以上勤めても、バウホール主演に至らなかった方も。

現在は新人公演の主演を2回以上経験した人しかその先に進めないようになっています。バウホールのワークショップで活躍してもカウントに入りません。

新人公演が終わる研7の時点で、その先のスター路線が決まってしまうのは、面白味が無いように感じています。

新人公演主演回数の縛りについて考える

90期代のスターたちの経験値

92期
鳳月杏(新公主演0.5回、バウ主演1回、月組トップスター)
95期
桜木みなと(新公主演2回、バウ主演2回、宙組トップスター)
朝美絢(新公主演2回、バウ主演1回、雪組トップスター
水美舞斗(新公主演1回、バウ主演1回、東上主演2回)
瀬央ゆりあ(新公主演1回、バウ主演2回、東上主演1回)

96期
和希そら(公主演1回、バウ主演2回、東上主演2回)退団

97期
永久輝せあ(新公主演4回、バウ主演1回、花組トップスター

98期
暁千星(新公主演4回、バウ主演1回、星組トップスター
瑠風輝(新公主演4回、バウ主演1回、東上主演1回)

天華えま(新公主演3回)バウ・ワークショップ「Stella Voice」でメインキャストを務めるも翌年退団。
綾凰華(新公主演2回)退団
飛龍つかさ(新公主演1回)退団

99期
英かおと(新公1回)
諏訪さき(新公1回)
帆純まひろ(新公1回)退団

新人公演主演回数に縛られていないスターさんたち

鳳月杏さんは新人公演主演の経験がなくても、花組に組替えして研10でバウホール主演。その後月組に戻って東上主演を2回。2024年7月8日に月組トップスターに就任されました。

現在の新人公演主演が2回以上でないとバウホール主演ができない縛りがあったなら、鳳月さんのトップスターは実現しませんでした。新人公演学年の研7を超えてから、実力や人気が伸びてきたからこそ、研10でバウホール主演を経験して、その後活躍の場をさらに広げることに繋がっていったのだと思います。

水美舞斗さん、瀬央ゆりあさんも、新人公演の主演回数が1回でも、研10でバウホール主演を務め、現在の活躍に繋がっています。そして水美舞斗さんのトップスター就任が期待されています。

私は和希そらさんのファンでした。研5で新人公演の主演を1回。研9でバウホール初主演。(その時の『ハッスル メイツ!』は15日にスカイステージで放送されていました)研12で2回目のバウホール主演「夢千鳥」。雪組に組替えして東上主演2回。

公演ごとに活躍の場が広がっていって、ワクワクしながら観劇を楽しんでいましたが、昨年退団されました。「もしかしてトップスターになるかも」という期待をもちながら毎回の公演を楽しめたことは、今となっては良い思い出です。結果より過程が楽しかった。

新人公演主演1回でトップに就任したスター

間近では、紅ゆずるさんが有名です。ラストの新人公演で主演をつとめて、その後トントン拍子に上がっていかれました。

過去では思いつくのは久世星佳さん真琴つばささん瀬奈じゅんさん大空祐飛さんなど。(抜けていると思います)

朝海ひかるさんは0回でトップに就任されています。そのためトップに就任する2年前に役替わり公演で主演されました。

昔から宝塚は、好きなスターが成長していく姿を見守ることがファンの醍醐味だと思います。成長していく姿には、路線として上がっていく過程も含まれています。

「男役10年」と言われるように、男役の魅力を発揮するまでに時間がかかるスターもいらっしゃいます。そういう大器晩成型のスターの方が人気があったりします。鳳月杏さんこそ、大器晩成を具現化したスターさん。

研7の時点で路線の入り口を絞っていては、面白味に欠けると私は感じています。

100期以降の新人公演経験者

100期
聖乃あすか(花組新公主演3回、バウ主演2回、東上主演1回)
風間柚乃 (月組新公主演2回、バウ主演1回、東上主演1回)
極美慎  (花組新公主演2回、バウ主演2回、東上主演1回予定)
一之瀬航季 (花組新公主演1回、バウWS主演1回)

101期
縣千  (雪組新公主演3回、バウ主演1回、東上主演1回)
礼華はる(月組新公主演2回、バウ主演2回め予定)
鷹翔千空(宙組新公主演2回、バウ主演1回)
碧海さりお(星組新公主演1回)

102期
天飛華音(星組新公主演3回、バウ主演1回、東上主演予定)
彩海せら(月組新公主演2回、バウ主演1回)
風色日向(宙組新公主演2回、バウ主演1回)
侑輝大弥(花組新公主演1回 研7)
咲城けい(雪組新公主演1回 研7)

103期
希波らいと(花組新公主演2回、バウ主演1回)
亜音有星(宙組新公主演2回)
瑠皇りあ(月組新公主演1回 研7)

104期
天城れいん(花組新公主演2回)
蒼波黎也(雪組新公主演1回 研7)
御剣海(星組新公主演1回 研7)

105期 別途記載

106期 華世京(雪組新人公演主演2回、バウホール主演1回)

107期 なし

108期
雅耀(月組新公主演2回予定)
苑利香輝(雪組新公主演1回)

来年のカレンダー掲載者の発表があって、卓上カレンダーに108期の雅耀さん(月組)と苑利香輝さん(雪組)の2人が入っているのに107期は誰も入っていませんでした。
これは雅耀さんと苑利香輝さんは、研3と研4という若さで新人公演主演に抜擢されたことも関係しています。

新人公演主演1回の方は、新公学年最後の研7で主演に抜擢されている場合が多いです。

ということは、路線スターの選択は、新公学年最後の研7というより、それよりもっとはやくから始まっているのがわかります。

105期の男役路線

花組……美空真瑠(1回)、夏希真斗(1回)
月組……七城雅(2回)
雪組……紀城ゆりや(1回)
星組……稀惺かずと(2回)、大希颯(1回)
宙組……大路りせ(2回)、泉堂成(1回)

先日、宙組『PRINCE OF LEGEND』の新人公演の配役が発表されました。
主演は105期大路りせさん。2回目です。

105期のように多くのスターが新人公演主演に抜擢されている場合、最後の研7で主演2回に食い込めるか?というのも重要なようです。

あと105期が最後の研7として臨む公演は、雪組『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』と星組『恋する天動説』です。

雪組は組内で競っていませんが、紀城ゆりやさんの可能性は?下級生の方に舵をとっていくような。

星組は稀惺かずとさんは、他でも経験値を重ねているので3回目は無いかなと思います。
長身で歌上手で存在感のある大希颯さんは、次に繋げるために2回目もあるかもしれません。でも星組の下級生の影がうすいです。

こうして書きながらも、新人公演主演の2回目が無かったら、次のバウホール主演の可能性が無いというのは、どう考えても窮屈な制度だと思います。

95期の時は新人公演主演経験者が7人いたので「神7」と言われていました。105期は新人公演主演経験者が8人なので「神8」でしょうか?先に書いたように、新人公演の主演が1回だった水美舞斗さんにも瀬央ゆりあさんにもバウホール主演のチャンスがあったように、もっと幅広い視野にたった方が、私には面白いです。

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「スターの期」と「そうでない期」

現在105期に新人公演主演のリソースが割かれて、その前後がとても不遇になっています。

104期 主演回数4回
天城れいん(新公主演2回)
蒼波黎也(新公主演1回 研7)
御剣海(新公主演1回 研7)

105期 8人で11回

106期 華世京さん一人で2回

107期 0人0回

99期も新人公演主演者が少なかったですが、研7の最終学年で3人になりました。104期も最終学年で2人追加されて3人でした。106期も華世京さん一人ということは無いと思います。107期も最終学年までには増えるでしょう。

でもその中に、新人公演主演2回できるスター候補者はいるのか?でしょう。

年間9公演だったところ、今年は7公演。来年は8回になるかどうか微妙なところです。年間の公演数が減ると、新人公演の回数も当然減っていきます。

現在は路線スターの数を絞っているとしか思えません。

宝塚卓上カレンダーメンバー

花組]一之瀬航季(100期)・侑輝大弥(102期)・希波らいと(103期)・天城れいん(104期)・美空真瑠(105期)
月組]瑠皇りあ(103期)・七城雅(105期)・雅耀(108期)
雪組]咲城けい(102期)・蒼波黎也(104期)・紀城ゆりや(105期)・華世京(106期)・苑利香輝(108期)
星組]碧海さりお(101期)・御剣海(104期)・稀惺かずと(105期)・大希颯(105期)
宙組]亜音有星(103期)・大路りせ(105期)・泉堂成(105期)
太字は初掲載。

各組 新人公演主演経験者20名が掲載メンバーです。バウホール単独主演経験者はワンランク上のクラスになります。

新人公演の主演経験がある男役さんは漏れず、このメンバーになります。(花組の夏希真斗さんは2027年から)

そしてある程度の上級生になると、このメンバーから外れていきます。(2026年版は100期まで。)

卓上カレンダー両面仕様のA5判の13枚(実質24枚前後)に、どのように掲載されるかに毎年、興味が寄せられます。
主演経験が、1回か2回か、また学年も選別条件になります。(ここでも主演回数が関係してきます)

この中で新人公演主演2回経験者は
花組]希波らいと(103期)・天城れいん(104期)
月組]七城雅(105期)・雅耀(108期)
雪組]華世京(106期)
星組]稀惺かずと(105期)
宙組]亜音有星(103期)・大路りせ(105期)

20名を約24枚に割り振っていくので、「一人写り」の方もあるでしょう。誰になるでしょうか?

華世京さんは、研6でバウホールの主演ですが、一般的には研8の場合が多いです。105期は来年でしょう。

新人経験2回の亜音有星さんは現在研9。今度の別箱はバウホール主演かな?と思っています。はてどうでしょうか?

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