前代未聞のクンバンチェロ大合唱!

今日は花組『蒼月抄』『EL DESEO』の一般前売りでした。人気ですね。

花組『蒼月抄』『EL DESEO』の事前情報をまとめてみました。

『蒼月抄』

演出家・熊倉飛鳥の宝塚大劇場デビュー作。

平家というと「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」。

永久輝さんがその一文に触れ、「その意味合いを体現して、美しく捉えられるかが宝塚で上演する意味だと思う」と語られていました。美しい滅びの美学を魅せてくださるような気がしています。

永久輝さん演じるのは、平家最後の総大将と言われた、清盛の息子知盛。平知盛は戦略家で聡明。側室を置かず、正妻と仲睦まじかったそう。

知盛が守ろうとする平家一門は終焉へと向かいますが「知盛が自分の中で、平家の滅びを受け入れていくことが一番のキー」と永久輝さんは話されていました。

主な登場人物

永久輝せあ…平知盛
父清盛(英真なおき)の寵愛を一身に受けた若き武将

知盛の4人兄弟
兄・宗盛…一之瀬航季
弟・重衡…聖乃あすか 風流を解する武人。
妹・徳子…美羽愛

従兄弟・教経…極美慎 平家随一の猛将、知盛を兄貴と慕う。

知盛の妻・明子…星空美咲 才女、公卿出身の娘(花山院藤原家、父忠雅紫門ゆりや)

明子は知盛に突如「平家の没落」を予言する。
知盛はそれを戯言と一蹴するが、清盛が病に倒れると、その言葉は現実のものとなり、平家一門は砂が溢れるようにその威光を失っていく。

平家の生き残りをかけて奔走する知盛(永久輝)。
戦を忌み、民を救おうとする重衡(聖乃)。
刀こそが忠義と信じる教経(極美)。

戦況が悪化する中、三人の信念は交錯し、それぞれの運命を選び取っていく──。

源氏側は、希波らいとさん演じる源義経
侑輝大弥さん演じる梶原景時。夏希真斗さん演じるその息子景季。

3つの戦

南都焼討

聖乃さん演じる重衡がメイン

1180年(治承4年)に平清盛の命を受けた平重衡が、反平氏の拠点となっていた奈良(南都)の東大寺や興福寺などを焼き討ちにした事件です。強風にあおられた火は、東大寺大仏殿を含む多くの寺社や民家を焼失させ、数千人の死者を出した大惨事となり、平家政権の権威を失墜させました。

一の谷の戦い

平家が西国へ逃れるための拠点としていた摂津国・一ノ谷(現在の兵庫県神戸市)で、源義経率いる源氏軍が平家軍を破った戦いです。平家は滅亡へと転がり落ちて行きます。

教経(極美)と知盛(永久輝)が参戦と、永久輝さん。

源氏の鵯越を大階段で表現(源義経が一ノ谷の背後にある断崖絶壁から騎乗したまま急斜面を駆け下り、平家軍の背後を奇襲した戦法)
大人数の立ち回りは迫力があり、練習を重ねるごとに上達していっているそうです。

永久輝さんが自分の息子を戦でなくすと話されていました。
一ノ谷の戦いでは知盛(永久輝せあ)と知章(美空真瑠)の父子の涙の別れが描かれるのでしょうか?

壇ノ浦の戦い

平家滅亡の決定的な舞台となった、長門国壇ノ浦(山口県下関市)での最後の海上戦です。

大階段を使っての壮大な海のシーンになるそう。船も登場。

潮の流れに翻弄され、平家軍は劣勢に立たされました。
平家一族は、安徳天皇と共に海に身を投じ、平家は滅亡しました。

「波の下にも都がございます」時子(美風舞良)が安徳天皇に極楽浄土を伝えて入水したシーンが平家物語のクライマックスですが、このシーンがあるでしょうか?

平知盛は、碇を背負って海へ身を投じたと伝えられています。

平家物語は、とてもポピュラーなので、記憶にある様々なシーンが思い浮かびます。熊倉先生の蒼月抄は、どのシーンが取り入れられ、どんな描かれ方をされているのか、楽しみです。

ただ大階段を使って二つの戦を表現することで、ダイナミックな光景になると思いますが、駆け下りたりすると思うので、ケガなどないようにと老婆心ながら心配してしまいます。

プロローグ

プロローグは永久輝さん中心の男役による剣舞。まるで海から浮き上がってきたかのような荘厳な雰囲気だそう。

ストーリーテラーは、四条局の朝葉ことのさんと後高倉上皇の天城れいんさん
四条局は、星空美咲さん演じる明子の後年。
後高倉上皇は、彩葉ゆめさん演じる守貞親王の後年。明子は守貞親王の乳母でした。

40年後の壇ノ浦で、2人が語り合うのでしょう。

『茜唄』

永久輝さんは「役づくりは?」という質問に対して、「一番大事にしていることは台本を読み込むことです。今は『茜唄』という今村翔吾さんの小説を読んでいます」とこたえていらっしゃいました。

『平家物語 茜唄』は、直木賞作家・今村翔吾氏による、『平家物語』をベースに敗者である平家の視点から源平合戦を描いた新解釈の歴史小説です。主人公は平知盛。

花組の『蒼月抄』に興味がある方は、『茜唄』で予習してもよいかもしれません。

「EL DESEO(エル・デセーオ)」

「EL DESEO(エル・デセーオ)」はラテン語で「欲望」という意味。「さまざまな欲望が渦巻いて、エネルギッシュでスパイシーなラテンショー

プロローグ 食虫花

熱帯雨林の食虫植物をイメージした妖しくも魅力的な世界観。
港先生の振付。

みんなのテンションが高く、このシーンの振付に大喜びで、オラオラだったそう。
歌い継ぎとともにいろんな人たちが踊っていくそのフォーメーションチェンジが面白い。後ろにはけたり、すれ違って交差したり、割って入ってきたり。斬新で素敵なプロローグ。

男役の衣装の裾が、びらびらで格好良いそう。
びらびらラテンの衣装は、宝塚でしか見れないものですね。

永久輝さん一人残って「愛がメラメラ」。

スパニッシュダンスバトル

聖乃さん率いる男子 VS 極美さん率いる女子

熱くて楽しげなシーン。

2番手と3番手の同期生バトルが面白そう。

海辺のシーン

マフィアのボス(紫門)、その女(星空美咲)。そこに手を出す永久輝さん。
♪ピアソラの曲。
ANJU先生振付け。

ストーリー仕立ての構成。

キャストボイスによると、極美さんも希波さんも出演されるそう。路線男役さん総出演かな。

中詰 メキシコの死者の祭り

死者をお迎えするお祭り。とっても華やかで、メキシコのお祭りに使われている動物やドクロの大きいセットを下級生が動かしながらパレードがあったり、男女が踊ったり。

♪ラテンミュージック
ラ・クカラーチャで可愛い男女の駆け引き。
べサメムーチョで濃厚なデュエット。
哀しきジョローナ

全員でラバンバを歌ってから、
広範囲に客席降り

砂漠のシーン

ハンターと獰猛な獣との戦いのシーン。
港先生振付。


エルデセの欲望の中に命への欲のようなものが含まれていて、ハードな雰囲気。

滝のシーン

命がまた新たに生まれていくことをテーマにしている。

星空さんの祈りの歌のような儀式的な歌から始まる。

クンバンチェロを大合唱!!

今まで大勢で歌うことの無かった、クンバンチェロの大コーラス

クンバンチェロは、情熱的でアップテンポなラテン音楽に合わせて、トップスターさんがオラオラと熱く、くさく、濃く歌うのが定番でした。(エル・クンバンチェロと同義です。)

花組というと蘭寿とむさんのクンバンチェロ!

ソロのクンバンチェロしか見たことがないと思います。クンバンチェロ大合唱は前代未聞。

ひとりだけでも凄い濃さなのに、クンバンチェロを大合唱、大コーラスされたら、熱くなりすぎて大劇場内が溶けだすのでは、と心配ですが、楽しみです。

フィナーレ

黒燕尾&黒のシックなドレス

ラテンショーにオーソドックスな黒燕尾があるところが面白い。

エネルギッシュな欲望があふれてきた所に、シンプルなフィナーレ

ショーの前半は、ガーッとエネルギッシュに欲が溢れて、華やかだったりちょっと毒気があったりとか。後半はシュッとしたシンプルなイメージになっていくそうです。

公演解説には、燃える太陽、止まぬ潮騒、おしゃべりを止めない熱帯植物……踊り歌い続ける人々が集うラテンの国。そこには常に「欲望(EL DESEO)」が渦巻いている。
愛するため、名誉のため、そして生きるため、欲望を止めない男と女が繰り広げる、妖しくもエネルギーに満ち溢れたラテンショー。心躍る、魅惑のひとときをお届け致します。とありました。
   

前半は落ち着いた日本物のお芝居。後半はちょっと派手目なラテンショーという全く雰囲気の異なる豪華な二本立てになるようです。

書いているだけで、楽しみが増してきました。3週間後の今日が初日です。

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