宝塚人事は荒れるより穏便であって欲しいこんにちは、くららです。

最近の宝塚の人事は、やさしめで、穏便なものになったと、勝手に思いこんでいました。
次のトップスターの交代劇は、組内でのバトンタッチでいくのだろうと。
そしてこのブログに、そんな思いをいろいろと綴っていました。

でも、昨日「2番手羽根が2つ並んだ時代考察」を書いていて、20年前、当時味わった苦い思いが蘇ってきました。そしてこれまで宝塚の人事で味わった様々な思いなども。

宝塚の人事は甘いものではありませんでした。心揺さぶられ傷ついたことが何度あったか…。

私の考えは一変しました。

約20年前の貴城けいさんの落下傘1作トップ

貴城けい(78期)さん水夏希(79期)さんは1期違いです。

雪組・朝海ひかるさんトップ時代の『霧のミラノ』/『ワンダーランド』(2005年)で、ふたりは2番手羽根を背負いました。
貴城けいさんは、朝海さんトップ就任の時から2番手でした。(2002年~)

2004年の2番手シャッフルから

2004年宝塚90周年の年に、各組の2番手級のスターが、他の組の公演に「特別出演」するプロジェクトが行われました。(対象:瀬奈じゅん(78期)、霧矢大夢(80期)、貴城けい(78期)、安蘭けい(77期)、水夏希(79期)、大和悠河(81期)みんなトップに就任しています)

水夏希さんは、雪組『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』に出演して大好評でした。

2005年4月、水さん雪組に組替え。『霧のミラノ』/『ワンダーランド』
水さん組替え後初のこの公演で、貴城さんと水夏希さんは2番手羽根でした。

(次の公演は『ベルサイユのばら』で羽根なし。)

貴城けいさん、次期トップ発表、退団発表、退団まで

2005年12月20日、「宙組次期トップスターに貴城けいさん、トップ娘役に紫城るいさん」と突然発表されました。『NEVER SAY GOODBYE』で退団する和央ようかさんの後任。(後任だけど『NEVER SAY GOODBYE』には出演しない)

貴城さんは「2番手シャッフル」の時に宙組に出演していませんでした。生え抜き雪組生の貴城さんには、縁のなかった宙組だったと思います。

私は、雪組では貴城さんのファンでした。水さんが組替えしてきて水さんに押されているような印象だったので、貴城さんのトップ就任の話を単純に喜びました。こんなこともあるのだなと。

貴城さん宙組、博多座『コパカバーナ』プレお披露目公演で主演(8月1日~8月23日)。

9月6日、貴城けいさん退団発表

「維新回天・竜馬伝!」「ザ・クラシック」(宝塚:11月3日~12月12日。東京:1月2日~2月12日)本公演がお披露目かつサヨナラ公演。

2007年2月12日退団。

トップ就任の発表から、1年と少しで退団されました。
1作退団でも、「トップ就任発表」では作数を言われません。

12月20日就任発表から、退団発表までの9か月「今後どんな活躍をされるのだろう」と期待を抱いていました。しかしいきなりの退団発表で、混乱し、ショックを受けました。

こういうケースの場合、次期トップという就任発表の時から退団の時期も教えて欲しいと思ったものです。

一方雪組では、貴城さん宙組トッププレお披露目公演の頃、水夏希さんが全国ツアー『ベルサイユのばら』の主演をされ、2006年12月26日付けで雪組トップスターに就任されました。

貴城さんと水さんに人気の差があったのは感じていました。

貴城けいさん退団後のインタビュー

貴城けいさんへのインタビュー記事が公開されていました。

貴城けいさんが語られていたこと

葛藤と決断

雪組のお稽古期間中に「宙組でトップスターに」という話を急にされて、まず悩まれたそうです。

「トップにならなくても雪組にずっといたい」という気持ちと「未知の組でも、トップという限られた人しか就けない立場についた方がいいのか」という気持ちとの葛藤がすごくあったそう。

そして2日間じっくり考えて「宙組に行ってみよう」と、決断されたそうです。

感謝の思い

宙組ではウェルカムな雰囲気で迎えられて、お稽古が始まって3、4日で、もうずっとこの組にいたのかなと思うぐらい馴染めたそうです。

その時の組子や、相手役の紫城るいさんに本当に感謝な思いでいっぱいで、宙組に行って良かったと心の底から思っていらっしゃるとのこと。

トップになるだけでも環境ががらっと変わるのに、さらに組替え、そしてサヨナラ公演とあまりにも濃かった最後の1年だったそうですが、少しでも組子たちに貴城が宙組に来て良かったと思ってもらえるような、そしてファンの皆さんへの感謝を伝えられるような、そういう時間にしたいと思ってつとめられていたそうです。

「元宝塚トップスター」の肩書は財産

「元宝塚トップスター」という肩書は、いつでもどこでも、死ぬまで、そして死んでからもついてまわるので、自分の中で財産。誇りを持って、それに恥じないように今後も生きていけたらと思っていらっしゃるそう。

人事について思うこと

貴城さんは様々な思いを経験されたと思いますが、全部まとめて「感謝」と言う言葉でまとめていらっしゃいました。

競争社会で生きているタカラジェンヌは、同じような経験をされながらも、前向きに歩んでいらっしゃるのだと思います。

宝塚の人事は、理事長が変わるごとに、組織が変わるごとに変わっている印象をもっています。

コロナ禍もあり、また2023年には悲しい出来事もあり、以前のような行き当たりばったりのような組替えは避けられているように感じていました。

でも、昨年株式化したことで、余計にチケットを売っていくことが重視されていくのかもしれません。

人気のある、チケットが売れるスターが重用されていくのでしょうか。

シビアな世界になっていくのかも。

宝塚は夢の世界ですが、人材でなりたっているので、仕方ない面もあると思います。

でも、できることなら、荒れるようなことはできるだけ避けて欲しいです。やはり穏便であることを願ってしまいます。

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