
こんにちは、くららです。
昨日、星組『RRR』を観劇してきました。
星組らしいパワーみなぎる熱い舞台!圧倒的な熱量とスピード感に終始圧倒され、引き込まれ、とても感動しました。
初演の「芝居:90分間」から「1本物:150分」になったことで、ラーマ関連の映画のシーンが新規に多く取り入れられて、中身が濃く、よりエンターテインメント性の高い作品になっていました。
特にトップスターの暁千星さんの超人的なパワー!身体能力・体力がスゴイ!
ビームの瑠風さんも活躍していますが、まがうことなく暁ラーマ主演の一本立ての力作です。
暁さんの運動量がとにかく尋常ではありません。限界突破にチャレンジしている感じです。暁さんは冷血にみえながらも心優しい「人間ラーマ」を見事に体現されていて、「歌・芝居・ダンス」も抜群で、どうしてこんなに体力を酷使させるのか?礼真琴さんのトップ時代に抱いていた気持ちを再び抱きました。
初日のご挨拶【スカイステージ放送】で、「皆さま十分体調にはお気をつけて、私たちも気をつけてがんばります」と締めくくられていましたが、東京公演の千秋楽まで、本当に暁さんが全員が健康で、安全に駆け抜けられるよう心から願います。
仰天のプロローグ!空中浮遊装置
FIRRRE MIRRRGEの詩ちづるさんの銀橋でのインド舞踊からはじまります。歌はSINGERRR男の美稀千種さん、ひろ香祐さん。
イギリス国旗の幕があいて、ラーマがデモ隊の暴徒を制圧する場面。暁さんが「空中浮遊」の巨大な装置を使って、宙を舞いながら暴徒を制圧します。
そのあと、プロローグの終わりに、FIRRRE MIRRRGEの詩さんが同じ装置を使って、「空中浮遊」しながら歌います。ドレスの裾が垂れ下がって紅白歌合戦の小林幸子さん状態。
装置について
機械はご機嫌ななめになる可能性があります。裏切らないのは「人力」!
ということで、てこの原理を利用して下級生たちがこの巨大な装置を動かしていました。
心配性すぎる「おばあちゃんくらら」は、少しだけ安心しました。
最近デジタル操作の不具合に遭遇することが多く、アナログの良さをつくづく感じているので、余計に納得でした。
この装置は、その後「ラーマとビームの肩車」の戦闘シーンでも活躍していました。
スターは番手順に活躍
2番手・瑠風輝さん
ビームは2番手の瑠風輝さん。暁さんと同期ということもあり、息もぴったりあっていて、バディ感が特別に魅力でした。
初演で礼真琴さんが見事に演じたビーム役を、この作品に初参加で演じることにプレッシャーも大きかったと思いますが、やはり歌声が素晴らしく、ダンスにアクションに健闘されていました。「朴訥な森育ちのビーム」と瑠風さんの持ち前のスタイリッシュさは相反する所がありますが、回を重ねるごとに馴染んでいかれると思います。
3番手・天飛華音さん
前回の本公演の舞台を観て「天飛さんをちゃんと3番手として扱ってよ」と思ってしまいましたが、今回のラーマの叔父さん役は、ラーマに寄り添って舞台上の出番も多く、落ち着いた低い声がとても魅力的。歌のソロもしっかりあって、「3番手」として存在されていました。ナートゥ・ダンスも給仕の扮装で参加。フィナーレの衣装は、瑠風さんと同じようなキラキラ飾りがついていました。(分量の差はあったかも)
稀惺かずとさんと大希颯さん
稀惺さんは、髭率が高い男役さんの中で、スーツを着こなした爽やかなイギリス人なので、ビジュアルで得をしています。ジェイク役としては、初演の極美さんのジェイクが、特別にキラキラしていて印象に残っているので、比較の中で少し不利かも。
大希さんはラーマの父親役で、短い出番ながらもとても印象的な良い役でした。歌もいくつかありました。その後も天飛さん、詩さん、暁さんとの歌のシーンがあり、やはり「歌の人」という印象。
稀惺さんと大希さんは、やはり「期待の105期」。前回ロビーのスチール写真に大希さんは入っていませんでしたが、今回入りました。
104期の御剣海さん
御剣さん演じるジャング役は、初演は天飛華音さんでした。ペッタイヤ役(初演:天華)は碧音斗和さん、ラッチュ役(初演:稀惺)は世奈未蘭さん。3人の中でジャングが一番見せ場があって、いきいきと演じていました。
『花より男子II』(御園座)の 美作あきら役から、新人公演主演の経験をいかして、とても推されている印象です。「宝塚グラフ3月号」から始まった御剣海さんの「104期紹介コーナー」がとても充実していて、賢そうでエッジが効いています。今回初めて階段降り、小顔で長身で舞台姿が映えます。104期の期待の男役さん。
碧海さりおさん
初演に続いてスコットの冷酷な部下・アルバート役です。初演よりラーマらとの絡みが増え、物語の緊迫感を牽引する重要なポジションを見事に演じられています。悪い役も本当にお上手でお芝居が締まります。輝咲さんが専科に異動されるので、碧海さんの活躍がますます期待されます。
乙華菜乃さんをはじめ娘役さんたち
乙華菜乃さん(106期)は、初演でトップ娘役の舞空さんが演じていたジェニー役。今回、歌唱シーンはありませんでしたが、華やかなヒロインとして輝いていました。
瑠璃花夏さんの総督夫人キャサリン役は、「影の女帝」としての圧倒的な冷酷さと美貌が見事で、パーティーでの素晴らしい歌唱力にも圧倒されました。
少年ラーマ役の藍羽ひよりさん(107期)も健気な少年役がはまっていて、涙をさそわれました。
4年前に『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』の新人公演のヒロインを演じて、最近『銀二貫』のお清など活躍の場が増えてきました。
他のシーンでも、美しい娘役さんとして目に飛び込んで来ます。これからさらに活躍されていきそう。
SINGERRR女の詩花すずさん(107期)の歌声が迫力があって素晴らしかったです。歌上手な方でしたが、声量がました響きがこの作品によくあっていました。
有終の美を飾るふたりの退団者
天希ほまれさんは、イギリス総督府の部下のジェームズ役。美形なので赤い軍服がとてもお似合いで、出番も多く印象的でした。
鳳花るりなさんは、初演と同じ「FIRRRE女」。プロローグで「FIRRRE男」の夕渚りょうさんとのアクロバティックなダンスをはじめとして、キレの良い感情表現の豊かなダンスが素晴らしかったです。今回ラーマ編ということで、WATERRRの希沙薫&綾音美蘭コンビの出番は少なめでしたが、このお二人のダンスも素晴らしい。
そして鳳花さんは今回エトワールも。迫力ある美しい歌声を轟かせていらっしゃいました。
3拍子揃った実力者、退団が本当に惜しまれます。
エッタラジェンダで客席降り
お芝居の終わり、華やかな大団円となり、一部のスターたちが客席降りします。主要メンバーは舞台上から銀橋に。
1階席 FIRRRE男女とWATERRR男女など。
2階席 インド総督府の方たち、初演もそうでしたね。輝咲さん、朝水さん、天華さん、碧海さん、鳳真さん、瑠璃さんたち。
フィナーレ
芝居の延長の雰囲気の中で
・ラーマ(暁)とシータ(詩)のデュエットダンス(エッタラジェンダの延長で、銀橋から舞台に戻ってダンス)
・後ろの幕は初演の時に印象的だった虎の絵。ビーム(瑠風)が出てきて、ロケットガールたちと一緒に、足上げ直前まで、瑠風さんかなり踊ります。瑠風さんがロケットを紹介してはけて、ナートゥロケット。ナートゥ要素はそんなに入っていなかったかも。
この2つの振付は、OGの鶴美舞夕さん。87期生で元星組。初めての本公演での振付だと思います。星組生を嬉しかったことでしょう。
港ゆりか先生の振付
暁さんは大階段の真ん中に男役さんたちに囲まれて座っていて、舞台上にはサリーをイメージしたカラフル衣装の娘役さんたち、花道にはロケットガール。星組生全員揃った場面からスタート。振付は港ゆりか先生。
・暁さん中心の男役群舞
・娘役さんたちの群舞 暁さんが大階段に大股開きで腰掛けて、娘役群舞を眺めてるシーンが最高に格好良い。雪組『ポーの一族』でもトップが大階段に座って娘群舞眺めるシーンがあったような。最近の流行りかな?
・暁さんが抜けて男役群舞
・暁・詩デュエダン(白衣装にゴールドの飾り
フィナーレ
「LED電飾付きの巨大な大羽根」を背負ったパレードは、真新しい世界観でした。暁さんが大階段を降りてくる時に、瑠風さんと詩さんの羽根がパチンコ台のように派手に光っていました。
並び 朝水副組長・ひろか・瑠璃・碧海・瑠風・暁・詩・天飛・稀惺・美稀組長・輝咲副組長
花組の『エリザベート』のチケット取得に注力されている方が多いように思いますが、星組の『RRR』もパワフルな見ごたえのある大作です。見るたびに感動の渦に巻き込まれると思います。
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