こんにちは、くららです。
次の雪組大劇場公演の演目が発表されました。

ついに雪組で日本物です!『夢介千両みやげ』(2022年)以来、5年ぶりですね。
熊倉先生の幕末和物と、竹田先生のラテンショー!!
最高の組み合わせだと思います。
雪組の「和物とラテンショー」と言うと、『星逢一夜』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』(2015年)以来、12年ぶりですね。

熊倉先生は、『ポーの一族』の新人公演を担当されて、1本物をうまく新人公演仕様に仕上げていらして、評判が良かったようです。竹田先生は、次の若手メンバー出演のバウ『Snowing!!』の作・演出です

今の段階から雪組と深く関わっている若手の2人の先生の作品に期待したいと思っています。

宝塚:2027年3月20日(土)~5月2日(日)
東京:2027年5月22日(土)~7月4日(日)

『陽炎(かげろう)のごとく』-長州青春譜-

主要メンバー

「本作は赤禰武人(あかねたけと)と高杉晋作の友情と葛藤、そして儚い恋を描いた青春群像劇となっています。」と解説されていました。

・赤禰武人…… 朝美絢
・高杉晋作…… 瀬央ゆりあ
・馬関(下関)の芸者……音彩唯

赤禰×高杉」=「朝美・瀬央」の熱いバディものになるのでしょう。瀬央さんが、「朝美さんの無二の親友であり、後に袂を分かつキーパーソン」という大役を担われ、トップコンビのロマンスは「儚い恋」としてサブ的に描かれるのかな。

瀬央ゆりあさんについて

大劇場作品で、「朝美・瀬央」のバディ演目は初めてですね。
この4作目にして「バディ演目」が来たということは、1週間前に瀬央さんについて書いた下記ブログの内容と同じ思いです。次の別箱で瀬央さんはディナーショーを開催され、この大劇場演目後に変化があるのでは?と思っています。異動などあるのかも…。

瀬央ゆりあさん来年1月ディナーショー開催!この意味を勝手に妄想

誰もが瀬央さんの存在を絶賛

舞台の上でのビジュアルも芝居も歌も最高の瀬央さんですが、誰もが絶賛するのは、そのお人柄です。

「宝塚プルミエール」でナレーターをつとめた柚香さんが、WOWOWオンデマンドの「ナレーション収録日記」(2026年7月)で、同期の瀬央さんについて次のように語っていました。

柚香「瀬央ちゃんは本当にいい人。大好き、なおちゃん。皆さんご存知だと思うけど、すごい気使い屋さんだけど。時々無理しててお家で疲れてフフンとなっていないかなって思うぐらい、いい人」

柚香さんは「いい人」を連発していらっしゃいましたが、本当に性格が良い方なのだと思います。瀬央さんがいるだけで、その場が和み、良い雰囲気になるのでしょう。

赤禰武人(あかねたけと)とはどんな人物?

「演目」に話を戻します。

赤禰武人は、高杉晋作に比べ知名度は低いですが、「過激な狂気」の時代に、知性と対話で平和を模索した悲劇のインテリです。

生涯と人物像

周防柱島(現・岩国市)の医師の長男。武士になって国を救うため、あえて武家の養子に入りました。

吉田松陰から「才能はあるが、いざという時の気迫(狂気)が少し足りない」と評されました。裏を返せば、非常に理性的で頭脳明晰な「出来杉くん」タイプでした。

高杉晋作が奇兵隊を創設するとすぐ入隊し、その有能さから第3代総督(トップ)に上り詰めました。

晋作との決裂

長州藩が幕府に降伏しかけた際、赤禰は「いま挙兵したら藩が滅ぶ。対話で解決しよう」と薩摩の西郷隆盛らと交渉を試みます。しかし、力による革命を信じる高杉晋作が「功山寺挙兵」を起こしたことで、赤禰は仲間から「幕府に通じた裏切り者(スパイ)」と誤解され、最後は長州藩によって処刑(斬首)されてしまいました。

ドラマ・メディアでの描かれ方

これまでは高杉晋作や久坂玄瑞の「引き立て役」や「保守的な反対派」として地味に描かれることが大半でした。

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年)

俳優の阿部亮平さんが「赤禰武人」を演じました。奇兵隊の隊長として登場しますが、劇中では高杉晋作らの過激な動きについていけず、次第に組織内で孤立していく苦悩のポジションとして描写されました。

漫画『梅鶯撩乱』(会田薫 著)

赤禰武人を準主役に据え、彼の持つ聡明さと、時代の狂気に追いつめられていく悲哀を美しく描いており、ファンの間での再評価につながった作品です。

「赤禰武人」の役は、誠実で真っすぐな朝美絢さんにとても合っていると思います。

ショー『Buena Vista(ブエナ ビスタ)!!』

「ブエナ・ビスタ(Buena Vista)」は、スペイン語で「素晴らしい景色」「絶景」「良い眺め」を意味する言葉です。

竹田先生の大劇場3作目のショーです。
1作目 星組『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』(2024年)
2作目 宙組『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』(2026年)

竹田先生のショーは、「宝塚歌劇が大好き」という先生の熱量が伝わってくると共に、出演者のへの深い愛を感じます。

現在上演中の宙組の『Diamond IMPULSE』は、宝塚の伝統的なレヴューの華やかさを守りつつも、体感速度が速く、若手作家らしいフレッシュな感覚も伝わってきました。

「朝美絢率いる雪組の燃え上がるようなエネルギーがキザにホットにエレガントに躍動するラテンショー。灼熱の祭典がいま、幕を開ける!!」と解説にありました。

竹田先生はタカラジェンヌ一人ひとりの魅力を引き出す構成がお得意です。今度はラテンショーと言うことで、朝美絢さん、音彩唯さん、瀬央さん、縣さん、華世さんたち雪組生を「オラオラ」させて熱狂の渦に巻き込んでくださるかな。

月組の鳳月杏さんの退団公演となる、『Belle Époque(ベル エポック)』は、Belle Époque =「美しい時代」というタイトルから、“退団ワード”のように感じました。

雪組の Buena Vista =「素晴らしい景色」というタイトルは、“退団ワード”では全くありません。かわいい音彩唯さんがトップ娘役になった2作目で、朝美さんが退団されることは無いと思います。

『ポーの一族』で大当たり中の雪組は、さらに勢いが加速して盛り上がっていくことでしょう。期待しています。

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