雪組「Lilacの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」2日め感想
こんにちは、くららです。
日曜日ソワレの「宝塚友の会貸切優先公演」を観て来ました。

終演後にトップスターの彩風さんのご挨拶がありました。

彩風さんはお芝居、ショー共に出突っ張りで大活躍。2回公演後お疲れのはずなのに、笑顔いっぱいにご挨拶されました。10期違いの夢白さんを相手役に迎えて、トップ4作目の充実期の彩風さんにはとっても余裕と貫禄が感じられ、今回の作品では一層笑顔が輝いています。

夢と希望の詰まった2作品です」と話されました。

お芝居もショー共に「これぞ宝塚!」という夢と希望と幸せが詰まった作品です。

昨日ショーの方を中心に感想を書いたので、「お芝居微妙だったの?」と友人に聞かれたのですが、そんなこと全然無いです!

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『ライラックの夢路』宝塚らしい良作!

衣装も装置も照明も素敵で宝塚らしい

謝先生の作品の中では、今までで一番宝塚らしい作品だったと思います。

衣装は安定の加藤真美先生。装置は國包洋子先生。照明は佐渡孝治先生。プロジェクトマッピングも効果的に使用されていて、とっても美しい心惹かれる世界観でした。

謝先生は振付の先生なので、ショーのようなダンスシーンから始まり、劇中もダンスシーンが満載でした。音楽はいつも壮大な曲を聞かせてくださる玉麻尚一先生。歌も数多く歌われていました。音楽とダンスのクオリティも、とても高かったです。

「ドイツ」とか「プロイセン王国の貴族」とか「鉄道物語」と聞くと固いイメージがありますが、5兄弟たちの家族愛恋愛を描きながら、夢を叶えるために情熱をかけて進んでいくストーリーでした。さらに、美穂圭子さんを中心とする夢人[魔女]が関わっているのが面白い展開になっていました。「謎解き」の楽しさもあります。

お芝居の1時間35分の中に「初舞台生の口上」が入っていて、通常より短い時間なのに、謝先生のメッセージが沢山詰め込まれているので、ご都合主義に展開していくことに違和感は無きにしもあらずですが、観れば観るほど、様々なことを感じ取ることができる「スルメ」作品だと思います。

イケメン5兄弟たちを存分に楽しめる

格好良い5兄弟「彩風・朝美・和希・一禾・華世」+縣さんを観るだけでも眼福で、あてがきのように個性豊かに描かれています。みんなタイプが違う。

彩風さんの相手役が夢白さん。朝美さんの相手役が野々花さん。ラブロマンスも素敵に描かれています。彩風・夢白新トップコンビの相性がとっても良くて、見ているだけで幸せを感じます。そして朝美さんが今までになかった深い役で、芝居巧者ぶりを見せてくれています。

軍人の和希さんの軍服姿も似合っていて、鉄職人の縣さんがかわいい髪型でとっても新鮮。この二人は高度なダンスも披露してくれます。和希さんは変わらずイケボで沢山歌を聞かせてくださいます。そして縣さんの歌が、かなり声が出てくるようになったと思いました。

雪組のイケメンたちをお芝居でもれなく堪能できるようになっています。初日に「ショー最高!」と思いましたが、2日めはいろいろを堪能できる「お芝居も負けていない」と新たに魅力に気付きました。

公演解説の難しさなどの「先入観」を取り払って「考えるより感じろ」という思いで観劇したら、とっても楽しめる作品だと思います。

「ジュエル・ド・パリ!!」について

2日目も気づいていなかったいろんな感動があって、最高に楽しかったです。

夢白さん体当たりで大活躍

プロローグ

初舞台生ロケットの後のプロローグの一番最初に、大階段を黒燕尾の男役さんたちに囲まれて「娘役1人」で歌いながら降りていらっしゃいます。
御園座の『BONNIE & CLYDE』でも男役さんたちに囲まれてのシーンがありましたが、華があるので「ザ・ヒロイン」というゴージャス感があります。

そして彩風さんとの並びが美しくて、大人っぽいゴージャス感であふれます。

ルーブル美術館

マリーアントワネット風のゴージャスなドレスで、とっても高い位置から装置とともに降りて来られます。すごく華やかで絵になります。そして彩風さんと絡んでいるうちにダルマ姿に。脚がとっても綺麗なので、ダルマもお似合い。その後の「すみれの花咲く」のラテンアレンジの中詰でも活躍されていました。

カンカン 夢白さんで始まり夢白さんで終わる

カンカンのシーンは、夢白さん一人の歌って踊ってから始まります。側転までしていました。みんなが水色の衣裳の中、夢白さんだけ黄色。とっても目立っていて可愛いです。狭い銀橋で彩風さんと高く足を上げていた時もあったかと。

みんなでいっせいにハードにカンカンを踊って大盛り上がりした後、夢白さんは銀橋で息がおさまらない中、始めに一人で歌います。その後、諏訪さん眞ノ宮さん野々花さん音彩さんも。

息がおさまらない中、歌うのは本当に大変だと思いますが、頑張って歌っていらっしゃいました。この困難さがトップ娘役のつとめなのでしょう。この後本舞台ではフィナーレが始まります。

フィナーレ

彩風さんとお揃いの真っ赤な衣装で、情熱的にデュエットダンス。影ソロが美穂圭子さん中心で、コーラスが愛すみれさん、希良々うみさん、有栖妃華さんという豪華さ。

トップ娘役披露としては破格の扱いで、どんな衣装も良く似合っていて、体当たりでよく頑張っていらしたと思います。決めポーズの時のかわいい笑顔が素敵です。

音彩唯さんも大活躍

音彩さんの初日のエトワールの歌も素晴らしいと思いましたが、翌日はさらに声が良く伸びていて、美しい声が響き渡って感動しました。
エトワールの時は初舞台生に囲まれていて、音彩さんの両隣は文化祭のヒロインをした音綺みあさん乃々れいあさんでした。

ノートルダム大聖堂での有栖妃華さんのソロも素晴らしかったです。その時に音彩さん、華純さん、瑞季さん、星沢さんが天使役で可愛いい。

音彩さんはダンスの時は、野々花さんと対の位置にいることが多く、「娘役2」に近い位置に躍進しているなと思いました。

「あさそら」の活躍シーン

「びっくり和希」が話題になっていますが、その前の「モンパルナスの場面」の朝美さんがシャガールに扮した青いスーツで、水色の人たちとのダンスナンバーもとてもお洒落で素敵です。最後は青い衣装の野々花さんと熱く踊っていました。野々花さんとの並びがとても似合うと思います。

超二枚目なのに三枚目なコミカルな表情を魅せてくれるシーンがもれなくあるのは、朝美さんの魅力のひとつでもあるよう。最後はウィンクで決められていました。

中詰め
動く舞台の上で、彩風・朝美・和希の3人が踊るシーンがありました。

サンジェルマン
白黒の彩風さんと白の朝美さんと黒の和希さん。
3人の対比が面白かったです。
公演プログラムを見ると、白はクラッシックダンサー、黒はモダンダンサーで、彩風さんがサン・ジェルマン。反発し合っていたクラッシックダンサーとモダンダンサーが次第に融合していくことを表現していたよう。
単なる黒と白の闘いでは無かったようです。このシーンも時々に変わっていきそうで楽しみのひとつになりそうです。

フィナーレ
男役は白燕尾に胸に赤バラをつけています。
まず、和希さんがセンターで、縣さん、一禾さん、咲城さん、華世さんをひきつれて踊ります。

その後、彩風さんが真っ赤な衣装で大階段を降りてきて、白燕尾に赤バラの朝美さんが登場して2人で踊ります。
これは「デュエットダンス」?
その後、男役群舞になっていきますが、トップスターと2番手のこんな衣装でのダンスは今まで見たことの無いので新鮮でした。
3番手だった和希さんの活躍の場が増えましたが、朝美さんは2番手として確固たる存在であることに間違いありません。

パレードでは、彩風さん、朝美さん、和希さんは黒燕尾とハットに飾りがついていました。
和希さんの飾りはあっさりとした「1ライン」ですが、ついているだけでも躍進を感じました。

昨日書き忘れていたのですか、ロケットの振り付けは、百花沙里先生。106期生、108期生の振り付けも担当されていました。80期で元星組。

初舞台銀橋の先頭は美鈴桜さん。文化祭の時から一際体幹の素晴らしさが目立っていたダンサーさん。
初舞台の口上では、初日に「今年生誕150周年を迎える小林一三先生の清く正しく美しくの教え…」と言われていて、初日だけかなと思っていたら、翌日も言われていました。今年バージョンのようです。

外部の公演では「公演中止」がまだあるようです。昨年108期生の初舞台が途中コロナで公演中止になってしまいました。今年の初舞台公演は絶対に完走できますように。

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