出版物が証明若手新人さんたち
こんにちは、くららです。
今日は雪組の東京の新人公演の時間が公表されて、「新人公演今日だった?」と勘違いしそうになりました。新人公演はあさっての木曜日ですね。配信があります。

2022年も多くの新人さんたちが抜擢されて大活躍されましたね。

宝塚の人事は、「歌劇」や「宝塚GRAPH」の扱いを見ると、わかりやすいところがあります。

今年の出版物、過去のものを含めて調べて、いろいろと新人さんたちについて考察してみました。

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歌劇誌新人紹介コーナー

「歌劇12月号」には、「翼」という4名の新人の紹介コーナーがありました。

七城雅(月組、105期、新公2番)
鏡星珠(花組、106期、新公2番)
華純沙那(雪組106期、新公ヒロイン)
花妃舞音(月組106期、新公ヒロイン)

上の男役の2人は、新人公演で主演はまだですが、2番手の役まで演じました。
下の娘役の2人は、新人公演でヒロインを演じました。

この4人は「推し新人さん」と言ってもよいでしょう。

宝塚GRAPH「To The Future」

宝塚GRAPHでは「To The Future」コーナーで不定期に新人さんが紹介されています。

今年の宝塚GRAPHの「To The Future」で、先ほど紹介した歌劇で紹介された4人のうち、七城雅さんを除いた3人は紹介されていました。
下記の黄色のマーカーが重複する3人です。

2022年「To The Future」

1月侑輝大弥(花組102期、新公主演)
2月愛蘭みこ(花組104期)
3月春乃さくら(宙組102期、新公ヒロイン)
4月花妃舞音(月組106期、新公ヒロイン)
5月華純沙那(雪組106期、新公ヒロイン)
9月鏡星珠(花組106期)

2021年「To The Future」

現在抜擢活躍中の105期娘役4人=「GRAPH12月号」の「プチ・フルール」で紹介されていた【星空、音彩、詩、山吹】は、既に昨年(2021年)の「To The Future」で紹介されていました。(当時研3)

そして104期、105期を飛ばして106期新人公演主演一番のりした華世京さん(当時研2)と105期の稀惺かずとさん(当時研3)も昨年「To The Future」で紹介されていました。

5月星空美咲(花組105期)
6月詩ちづる(星組105期)
8月山吹ひばり(宙組105期)
10月華世京(雪組106期)
11月瑠璃花夏(星組103期)、音彩唯(雪組105期)
12月稀惺かずと(星組105期)

今年の106期の華世さんの新人公演の主役の抜擢と活躍は、昨年の出版物から予見できたことだったのですね。
105期と稀惺かずとさんも順調に抜擢されています。

以前(2019年から2020年)は、誰が掲載されていたのか調べてみました。

2020年「To The Future」

2月花宮沙羅風色日向(宙組102期)
4月彩音星凪(月組101期)
10月美羽愛(花組104期)

2019年「To The Future」

103期の新公主演2人組の希波さん、亜音さん研3で、104期のきよらさん都姫さん研2で紹介されていました。(都姫さんの退団は本当に残念です)

3月水乃ゆり(星組102期)
5月きよら羽龍(月組104期)
9月希波らいと(花組103期)、亜音有星(宙組103期)
10月真名瀬みら(宙組101期)
12月都姫ここ(花組104期)

宝塚の出版物を見ると、「誰を劇団が推しているか」とってもわかりやすいですね。

101期の彩音星凪さん真名瀬みらさんは残念ながら新人公演の主演に抜擢されませんでした。

103期の夢白あやさんは、2019年の「宝塚GRAPH」の「Darling」というトップ娘役とそれに続く娘役さんが掲載される「娘役コーナー」の12月に潤花さんと一緒に新規掲載されていました。

夢白さんは当時研3です。研1の初めての新人公演がヒロイン級の役だったことをはじめとして、103期以降では一人抜きんでていました。そして次期雪組トップ娘役です。

104期の男役さんは不遇と言われていますが、一人も掲載されていないことからも、そのことはわかりますね。
次に今年1年の新人公演の破線上の役の方の名前をあげましたが、そこにも104期の男役さんの名前はありませんでした。

来年早々の花組『うたかたの恋』の新人公演で、104期の天城れいんさんが2番手の水美さんのジャン役に抜擢されています。

来年は天城さんに続いて、104期の男役さんにも大きな役がついていくと良いですね。

2022年に抜擢された新人さんたち

今年の新人公演で、主演、ヒロイン、だけでなく、波線上に位置していた新人さんたちを書き上げてみました。

月組「今夜、ロマンス劇場で」
礼華はる(101)・花妃舞音(106)・彩音星凪(101)

宙組「NEVER SAY GOODBYE」
風色日向(102)・春乃さくら(102)・鷹翔千空(101)

雪組「夢介千両みやげ」
縣千(101)・華純沙那(106)・華世京(106)

星組「めぐり会いは再び next generation」
咲城けい(102)・詩ちづる(105)

花組「巡礼の年〜リスト・フェレンツ」
侑輝大弥(102)・星空美咲(105)・鏡星珠(106)・太凰旬(102)

月組「グレート・ギャツビー」
彩海せら(102)・きよら羽龍(104)・七城雅(105)・瑠皇りあ(103)

宙組「HiGH&LOW THE PREQUEL」
亜音有星(103)・山吹ひばり(105)・風色日向(102)、大路りせ(105)、泉堂成(105)、奈央麗斗(107)

雪組『蒼穹の昴』
華世京(106)・音彩唯(105)・一禾あお(102)・咲城けい(102)・紀城ゆりや(105)・聖海由侑(103)・愛陽みち(104)

星組『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』
天飛華音(102)・藍羽ひより(107)・大希颯(105)・稀惺かずと(105)

105期が、男役、娘役ともに大活躍されています。

期ごとの注目の娘役さん

「GRAPH12月号」の「プチ・フルール」で紹介された105期4人娘

・星空美咲(花組)
・音彩唯(雪組)
・詩ちづる(星組)
・山吹ひばり(宙組)

106期の2022年のニューヒロイン

・華純沙那(雪組)
一昨年から注目されていましたが、今年1月の縣千さん主演バウ『Sweet Little Rock ‘n’ Roll』、新人公演「夢介千両みやげ」ヒロインなど。

・花妃舞音(月組)
「今夜、ロマンス劇場で」の新人公演ヒロインから、別箱「ブエノスアイレス風」の娘役2の役、全ツ「ブラックジャック」でも抜擢。
可愛くて芝居上手ですが、どの役でも同じような印象になってしまうのが課題かも。

二人は今年の「歌劇」でも「宝塚GRAPH」でも紹介されていたので、ますます活躍の場が与えられていくでしょう。

107期これからのニューヒロイン

・藍羽ひより
先日の星組「ディミトリ」の新人公演で、観客があっと驚くほどヒロイン適性が高くて、皆に「ニューヒロイン誕生」と思わせてくれた娘役さん。
綺麗で気品があってお芝居が繊細で上手で、歌も歌えて。
さらにもっともっと活躍されていきそう。

・七彩はづき(「うたかたの恋」ヒロイン予定)
来年の新人公演が楽しみです。

105期の6メン

95期は7人の男役さんを「神7」と呼んでいましたが、105期の現在抜擢されている男役さんは、6人です。その後増えていくかも。

・七城雅(月組、172cm、新公2番手「ギャツビー」)

紀城ゆりや (雪組、170cm、 新公4番手「蒼穹の昴」)

稀惺かずと(星組、169cm 、新公3番手「ディミトリ」)
大希颯(星組、175cm、新公2番手「ディミトリ」)

泉堂成(宙組、170cm、新公4番手「HiGH&LOW」)
大路りせ(宙組、172cm、新公3番手「HiGH&LOW」)

星組と宙組は、全くタイプの違う105期が二人ずついて「ライバル」として頑張っている感じです。

今月の「歌劇」で紹介されていた月組の七城雅さんも、新人公演主演がそのうちまわってくることでしょう。
月組は103期に瑠皇りあさんがいらっしゃいますし、107期の一輝翔琉さん、108期の雅耀さんが全国ツアーで注目されていました。
さらに真弘蓮さん(104期)、和真あさ乃さん(106期)、涼宮蘭奈さん(106期)、天つ風朱李さん(107期)たち。
月組のキラキラ若手戦線が楽しみです。

106期の期待の男役
華世京(雪組、171cm、新公主演)
鏡星珠(花組、170cm、新公2番手)

鏡星珠さんも今年の「歌劇」でも「宝塚GRAPH」でも紹介されていたので、来年は新人公演の主演に抜擢されるかもしれません。

コロナ禍で、新人公演のお稽古をするのもいろいろと大変で、時間も無いと聞きますが、新人さんたちは精一杯頑張って、新人公演で素晴らしい結果を残されています。新人公演を見るたびに宝塚の底力のすごさをいつも感じています。

来年も新人さんたちが活躍する年になりそうです。
そして明後日の雪組新人公演も楽しみです。

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