チケトレを使ってみた!コロナ禍チケット体験談
こんにちは、くららです。
雪組の梅田ドラマシティ公演『心中・恋の大和路』の公演中止、本当に残念でした。
朝のお知らせでは、本日だけの中止でとどまることを願っていましたが、午後3時に28日の千秋楽まで中止になることが発表されました。

ライブ配信も中止です。無理に都合をつけていたので、本当に残念です。

公演関係者から新型コロナウイルスの陽性が確認されたということですが、なんとか東京公演が上演できますように、心から願っています。
そしてライブ配信も実施することができたら…。

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コロナ禍のチケット体験談

私は、24日の星組の東京千秋楽公演の良席が友の会の抽選で当たっていたので、遠征しての観劇を楽しみにしていました。
ちょうど歌舞伎座「七月大歌舞伎」で『風の谷のナウシカ』を上演中なので、その第三部の23日土曜日のチケットも購入しました。
DVDを購入して話の復習もして遠征の準備は万端でした。

歌舞伎座でクラスター発生記事

しかし19日の火曜日に、歌舞伎座の第三部の公演関係者からPCR検査の陽性者が複数出たという報道がありました。
その報道によると事態はとても深刻な印象を受けました。クラスター発生という記事もありました。

前日の月曜日に第一部の公演関係者からPCR検査の陽性者が出たということで、第一部は18日、19日が中止になっていましたが、第二部と第三部は上演されていました。今回歌舞伎座側は、とても楽観的に対処していたようでした。

今後の上演の有無については、20日に発表とのことでしたが、「23日土曜日の歌舞伎座の『風の谷のナウシカ』は、中止になってしまうだろう」と感じました。

そして感染力が今までで一番強くて、公演が次々と中止になる状況悪化の中、若くない私が東京に遠征するのは、控えた方が良いのでは?という思いになりました。

星組公演は、宝塚大劇場で初日とその翌日を観劇できただけで、その後のチケットは中止のために流れていたので、星組の集大成の舞台を観たい気持ちは山々でした。さらに天寿さん音波さん華雪さんの最後の舞台ですから。

泣く泣く「チケトレ」を調べて見たら、その日が出品期限(公演の5日前)でした。
「チケトレ」でチケットが売れたら、観劇をあきらめようと思いました。

チケトレに出品してみた

今年の1月に未発券(入場認証または当日発券のみ)の宝塚友の会のチケットを出品をしようとした時に、出品情報記入フォーマットに記入することを知らなかったので出品に失敗しました。

出品情報記入フォーマット宝塚友の会
ブログの記事を書いた時に、上記のフォーマットの存在を教えていただいたので、今度はそれを利用して簡単に出品登録することができました。

チケトレのホームページにも、そのフォーマット例が表示されていて、以前よりとてもわかりやすくなっていました

審査を通過したのは翌日の昼でしたが、「審査が完了しました」というメールの1分後に「出品チケットが購入されました」というメールが届きました。
それと同時に飛行機とホテルのキャンセル処理をしました。

発券前チケットの出品は公演5日前までであっても、審査通過は5日前という期限を過ぎていても良いようです。販売期限は公演2日前までなので。

チケトレで月組のチケット購入も簡単にできた

ふだんは「チケトレ」でチケットを購入するのは、競争率が高くて至難の業ですが、たまたま『グレート・ギャツビー』のチケットが出品されていて、それを簡単に購入することができました。

2回もそのチャンスがありました。
感染力が増して、いつ公演が中止になるかわからない状況なので、出品者が普段より多く、また購入希望者が殺到していないのかもしれません。

間近のチケットを購入できたことも、遠征をあきらめたことを応援してくれているような気持になりました。

チケトレのチケットの引取について

宝塚大劇場内のチケットカウンターで、スマホの「チケトレの購入証明書」と身分証明書(運転免許)を提示するだけで、とても簡単にチケットを受け取ることができました。

未発券のチケットの取引は、売る側買う側もとても簡単でした。

欲を言えば、現在の公演5日前の出品期限が、公演2日前に。
購入期限が公演2日前が、公演1日前に短縮されたら、都合が悪くなった時に利用しやすいと思いました。

歌舞伎座の優柔不断さに辟易

イヤな気持ちになったのは、歌舞伎座の優柔不断さでした。

クラスターが発生していると報道されているのに、20日に発表されたのは、21日(木)22日(金)の公演中止でした。23日以降の公演については、22日(金)に発表とのことでした。

私の中では、クラスターが発生している第三部の公演は中止だろうという思いが強かったのですが、歌舞伎座のチケットは1等席が16000円と高いので、このチケットを無駄にするのは忍びなく、もし公演が上演されることになったら、東京に住んでいる息子に観劇してもらおうと話をしていました。
土曜日の午後6時半からなので都合も良く、『風の谷のナウシカ』なので、息子にも馴染みやすく、興味をもったようでした。

もし東京にチケットを送るなら、金曜日の午後5時頃までに郵便局から発送する必要があります。

歌舞伎座の公演の有無についての発表は、金曜日待てど暮らせどありませんでした。
午後6時もはるかに過ぎて、7月23日から千秋楽までの「七月大歌舞伎」全公演中止が発表されました。
看板役者の方や出演者、スタッフ計48人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたとのこと。

こんな大事になっているのに、公演中止の発表が前日の夜ということに誠意のなさを感じました。
Twitterを調べてみると、交通機関やホテルの予約のこともあるので、土日の公演実施の有無について、私と同じように発表を待ち続けている方が沢山いらっしゃいました。

公演の開幕直前まで、公演中止になるかもしれないと覚悟しなければならない世の中ですが、7月19日時点で陽性者は30人はくだらないとわかっていたようなので、4日後の土日の公演の中止については、20日に木曜金曜の公演中止を発表した時に同時に出来たはずだと思います。

それに比べて、宝塚の対応は、観客に対して誠意があると思います。

歌舞伎座では、7月4日の初日の直後から体調不良者が続出して、実際には“クラスター状態”に陥っていたのに、PCR検査を行わずに公演を続けたことが、さらに感染を拡させたのではないかと言われています。
それまでは厳しい対策をとられていたようですが、少し緩めた途端にこのような結果になったとか。

コロナ禍もすでに3年目ですが、今までで一番感染力が強いので、PCR検査の陽性者がいるために公演が中止になる確率が、高くなっています。

新型コロナウイルスという未知のものと戦っているので、何が正解か誰にもわかりませんが、何とか善処していけないものかと思います。

『風の谷のナウシカ』疑似生配信Huluストアで実施

当初は千穐楽の公演が生配信される予定でしたが、公演が中止になったため、収録済み公演映像(7月12・13日収録)が、千穐楽予定だった同日時に疑似生配信されるそうです。
見逃しアーカイブ配信も用意されているようです。

ライブ配信時はチャット機能を利用して、オンタイムでコメントを共有することが可能だそう。チャットで声援や大向う(歌舞伎鑑賞を盛り上げる掛け声)を発信することで、オンラインならではのライブ感と熱量の高い歌舞伎鑑賞が楽しめるとのこと。

見たいと思っていたので、収録映像がアーカイブ配信も含めて配信されるのは、有難いと思いました。

宝塚の公演も、できるだけはやい段階で収録しておいて、「疑似生配信」されるのも良いかと思います。

生観劇に勝るものはありませんが、現在のように感染者が爆発している、どうしようも無い状況下では、収録映像を楽しむスタンスも良いような。

今回の歌舞伎の疑似生配信では、チャット機能を利用するように、宝塚で収録映像を生配信することになったら、付加価値をつけたら面白いかと思います。
例えば、WOWOWの「宝塚への招待」の副音声解説付きのように、収録映像に、リアルタイムにスターの解説が生配信についていたりすると、スターと時を共有できます。

今の状況を変えることは出来ないので、この状況下で新しい取り組みがあったら、面白いかもしれません。

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