新公メインキャスト発表といろいろ
こんにちは、くららです。
花組『巡礼の年~リスト・フェレンツ、魂の彷徨~』新人公演のメインキャスト(4名)が発表されました。

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『巡礼の年』新人公演配役について

主要4役

フランツ(柚香光)  ……侑輝 大弥(102期)
マリー(星風まどか) ……星空 美咲(105期)
フレデリック(水美舞斗)……鏡 星珠(106期)
サンド(永久輝せあ)  ……太凰 旬(102期)

主演の侑輝大弥くんとヒロインの星空美咲ちゃんについては、大方の予想通りでした。

新人公演も、本役のお二人と同じように、ビジュアルコンビになりますね♪

主演の侑輝大弥くんについて

新人公演のラストイヤーに、やっと主演をつとめることになりました。(新人公演は後もう1回あります)

数年前から、目鼻立ちの整った「イケメン」と評判でした。
私が認識したのは、2019年バウ『Dream On!』からです。美男子がいる!と。

前回の『元禄バロックロック』で二番手役だったこと。
先日の永久輝さん主演『冬霞の巴里』で、活躍していましたし、フィナーレの時に「永久輝・聖乃・飛龍・希波・侑輝」とピックアップメンバーだったので、今回の新公主演は当然といえば当然でしょう。

102期の男役新公主演メンバー

・彩海せら(月) 研4 「壬生義士伝」
・天飛華音(星) 研4 2回「食聖」「柳生忍法帖」
・風色日向(宙) 研4 2回「エルハポン」「ネバセイ」
・咲城けい() 研7 「めぐり会い」
・侑輝大弥(花) 研7 「リスト」

咲城けいくんは現在は星組ですが、雪組に組替予定です。
5組すべてに新人公演の主演者が揃うことになります。

現在2回新公主演をつとめているのは、天飛くんと風色くんです。
彩海くんも次に主演されそうです。

最近は新人公演の主演を2回つとめることに意味があるようです。

気の早い話ですが、侑輝大弥くんに2回目の新公主演がやってくるかどうかで、スター路線の意味合いが変わってくるでしょう。

まず「リスト」での1回目の主演で爪痕を残して、2回目につなげて欲しいと思います。

ヒロインの星空美咲ちゃんについて

「やっと新公ヒロインゲット!」という感じですね。

既にバウ主演、東上公演のヒロインを2回、合計3回つとめています。
しかし破線上には位置していませんが、スチールも発売されているので、東上ヒロインと言ってよいでしょう。

初セリフがバウ『Prince of Roses』(2021年1月聖乃あすか主演)でのヒロイン。初ヒロインが初セリフという話はなかなか聞きません。破格の抜擢を受けたということでしょう。

その次は『銀ちゃんの恋』のヒロイン小夏。

そして本公演『元禄バロックロック』『The Fascination!』では、娘役2番手級の位置で活躍。
『元禄バロックロック』新人公演では、キャラクターの強い色濃い演技で存在感を見せつけてくれました。

たった1年で、幕が上がるたびに、期待を超える確実な舞台姿を見せてくれて、みんなを納得させてくれ続けました。

音くり寿さんが惜しくも退団されるので、その後の「娘役2」は確実。

声が綺麗で歌唱力、芝居力が優れていて、小顔でスタイルも良くダンスもできるので、「トップ娘役」としての活躍も期待されます。

美咲ちゃんの舞台姿にいつもスゴイ!と驚き続けているので、新人公演でどんなマリーを見せてくれるのか、楽しみです。

やはり、鏡星珠くん(106期)抜擢!

『冬霞の巴里』の焼き栗売りで、綺麗なお顔の鏡星珠くんに目がひかれていました。1幕も2幕もわりと目立っていて、とてもイキイキとしていて、輝いた目が印象的でした。

身長170cm、華世京くんと同じ106期生。
愛称は、 ふう、かがみーだそう。

『元禄バロックロック』新人公演では、ソウエモン(本役:一之瀬航季)を演じていました。

今年は106期抜擢の年になりそうです。

水美舞斗さん演じるショパンを、どう演じられるのか?
歌はもちろん、水美さんの役なのでダンスもあるかも。ダンスもお得意とか。
新人公演での活躍が楽しみです。

新公でもサンドは男役の太凰 旬くん(102期)

ジョルジュ・サンドは、男役さん、娘役さんどちらが演じられるかな?と思っていました。
男役さんが演じるので、永久輝さん演じるサンドは、男役要素が強いのかもしれません。
男装の麗人オスカルのような感じかな?

太凰旬くんは、昨年「男役のすゝめ」に同期の侑輝大弥くんと一緒に出演して、和海しょうさんとトークされていました。

『元禄バロックロック』新人公演では、ヨシヤス(本役 優波慧)で、とても存在感があって、お芝居がお上手だと思いました。

存在感のあるジョルジュ・サンドを演じられることでしょう。

『元禄バロックロック』新人公演は、宝塚大劇場では上演することが出来て私は観劇できました。しかし東京の新人公演は中止になってしまいました。

今度こそ、宝塚でも東京でも新人公演が開催できて、配信もできますように。
その他の配役の発表も楽しみです。105期、106期の新人さんたちが抜擢されているような予感がします。

東急シアターオーブ ミュージカル『メリー・ポピンズ』

『メリー・ポピンズ』
6日は東急シアターオーブで『メリー・ポピンズ』を観劇しました。メリーは濱田めぐみさん(元劇団四季)、バートは小野田龍之介さんでした。
カーテンコールの撮影はOKということなので、パチリ。
(ホリプロの作品では、今までにもカーテンコール撮影可のものがありました)

2018年の日本初演の時に、大評判だったミュージカル『メリー・ポピンズ』を見逃していたので、再演では必ず見たいと思っていました。
その時と同じように、この春からの再演もオーディションで選ばれた実力派の豪華キャスト陣なのですが、コロナ禍ということでチケットに余裕があって、前方のセンターの良い席で見ることができました。

宝塚では、小躍りするような良いお席でも、コロナ禍前から外部では簡単に手に入ります。この差は何なんでしょう。

思っていた以上に、心がキュッとつかまれた、感動の素晴らしい舞台でした。

「舞台装置や衣装は宝塚が一番!」という認識でしたが、絵本の中のような緻密で凝った舞台装置と衣装と照明などなど、とても華やかで最高級でした。舞台装置は全自動で動く仕組みになっているそうです。

家族の愛や子どもの成長が、やさしく明るくユーモアにあふれながら描かれていて、夢や希望にみちていました。
見終わった時は、とてもあたたかい気持ちになって、「頑張ろう!」という元気ももらいました。客席を後にする方々も良いお顔をされていたように思いました。

手拍子の大盛り上がりがすごかったです。「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」の時も当然。終盤からカーテンコールにかけては、宝塚以上だったかも。

私の隣は小学校の低学年の女の子でした。はじめのうちは、お隣のお母様と話しをしていて、気になりましたが、次第に物語にひきこまれていったのか、2幕では一度も声を発することがなく、ラスト近くは座ったままお尻でジャンプし続けていました。楽しかったのでしょう。

メリーが観客の頭上を飛んでいくラストのフライングシーンは圧巻でした。前方のセンターだったので、手が届きそうな所を飛んでいて、最後は、はるかかなたの3階席の上に着地したようでした。
歌舞伎の宙づりより、かなり長時間の飛行でした。調べてみると、やはり飛ぶ距離は世界最長だったとのこと。

すべてにおいて、スケール感が大きく、歌やダンスの技術も抜群でした。

外部の舞台が進化しているのを感じて、宝塚歌劇も負けないように進化していかなければならないな、と思いました。

宝塚ブログとして書いているので、ついつい「対宝塚」というスピリットで書いてしまいます。

東急シアターオーブというと雪組『20世紀号に乗って』

この前に東急シアターオーブに行ったのは、雪組『20世紀号に乗って』の時でした。(望海風斗さん真彩希帆さん主演)
2019年3月22日(金)~4月7日(日)、今から3年前でした。

時間に余裕をもって行ったので、建物内やその周辺を歩きながら当時のことを懐かしく思い出しました。

あの頃宝塚は、飛ぶ鳥を落とす勢いで盛り上がり続けていました。
海外ミュージカルも次から次に上演されていました。
人気の公演のチケットを手に入れるのも、今よりもっともっと大変でした。

感染症で悩まされ、簡単に公演が中止になってしまう時がくるなんて、想像だにしませんでした。

現在のトップスターのうち、コロナが関係なかった宝塚全盛期にトップスターをつとめられていたのは、真風涼帆さんだけです。

柚香光さん礼真琴さんは、2019年にトップに就任されたものの、宝塚大劇場でのトップお披露目公演から、コロナ禍に直面してしまいました。

彩風咲奈さん月城かなとさんは、コロナ禍でトップ就任されました。

東急シアターオーブで、雪組『20世紀号に乗って』の感動を思い出しながら、現在の5組のトップスターたちの大変さに心を馳せました。

でも東急シアターオーブでは、全世界で上演されて大好評のミュージカル『メリー・ポピンズ』の再演が現在行われていて、観客を幸せにしてくれています。
東京公演は明日が千秋楽で、この後梅田芸術劇場で5/20 (金)~6/6 (月)上演予定です。

こんな世の中だからこそ、こういうミュージカルは絶対に必要です。
同じように、宝塚歌劇も。

現在宝塚歌劇は、公演中止を配慮して海外ミュージカルを本公演で上演することを控えています。

そのうちコロナ禍前と同じように海外ミュージカルを上演できるようになり、次に東急シアターオーブに足を運ぶ時は、宝塚の海外ミュージカルの観劇だと良いなと思いながら、劇場を後にしました。

「ブエノスアイレスの風」ライブ配信について

初日の幕が上がったのに、待てど暮らせどライブ配信のお知らせがありません。

Twitter情報ですが、実際にTCAに問い合わせた方によると、「ブエノスアイレスの風」のライブ中継実施の予定はなく、ライブ配信の実施、映像商品の発売予定については、未定とのこと。

版権が厳しい海外ミュージカルでなければ、ライブ配信されると勝手に思い込んでいました。

公演プログラムの演出の正塚先生のページを読んでいると

舞台は「生」であることが命。稽古場で出来上がったものを提示するのではなく、お客様の前で創っていくものだと思っています。

と書かれていました。
舞台は「生」で、空間を共有しながら見ることが一番です。
しかし別箱公演は会場も小さく、期間も短い上、コロナ禍で観劇を自粛している方も沢山いらっしゃるので、配信をしてくださったらと思います。

先日永久輝せあさん主演の『冬霞の巴里』のブルーレイが発売されることが発表されました。
その時にありちゃんの東上公演も発売されるだろうと予想された方が多かったと思います。
私もその一人で、発売された購入したいと思っています。

現時点の回答は、ライブ配信もブルーレイが発売も「未定」なので、決定になることを待ち続けたいと思います。

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