こんにちは、くららです。
星組『柳生忍法帖／モアー・ダンディズム！』千秋楽のライブ配信を見ました。
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愛月ひかるさんのラストデイ
愛ちゃんは特別に綺麗で、幸せそうで、最高に輝いていましたね。
愛月さんのご挨拶
とうとうこの時がやって来てしまいました。宝塚に入った日から、この日のことが常に頭の片隅にあったように思います。
宝塚が大好きな私は、寂しくて悲しくてどんな風になってしまうんだろうと考えない時はありませんでした。
『散ることを知らずに咲いている花よりも、終わりを知って色づいている紅葉の方が愛しいかと』私が大好きだった台詞です。(「美しき生涯」より)
終わりがあるからこそ美しい。終わりを決めて走り抜けることが出来たから、今こんなにも清々しく晴れやかな気持ちでここに立っていられるのだと思います。
宝塚という夢の世界で、私と出会い成長させて下さった全ての方々、いつも大きな愛をもって私を信じてついて来てくださったファンの皆様、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
宝塚を愛する全ての方々が、これからも幸せでありますように、今まで本当にありがとうございました。
熱烈な宝塚ファンの愛ちゃんらしいご挨拶でした。
ご挨拶を聞きながら、愛ちゃんに負けないくらい「熱心な宝塚ファン」の望海風斗さんのことを思い出しました。
愛ちゃんが退団を発表された8月3日、私は愛ちゃんの退団にとっても動揺しながらも、望海さんのコンサート『SPERO』に行きました。
宝塚を卒業されて４か月後の望海さんは、ファンの期待を裏切らないように急激な女性化もせず、在団当時の男役のままでもなく、ファンの心に思いを寄せながら、模索つつ新しい道を歩まれているのを感じました。
そして熱烈な宝塚ファンの望海さんは健在でした。
望海さんの姿から、「宝塚の美学」を思いました。
そして、熱烈な宝塚ファンの愛ちゃんも、宝塚の美学を常に心においていて、ご自分の進退について納得して選ばれたのだと思いました。
その時のことは、下記のブログに書いています。
愛ちゃんのスッキリした、清々しい表情、晴れやかな笑顔が、愛ちゃんの心の中を物語っているようでした。
サヨナラショーの一つ一つも、迷いが無い吹っ切れた愛ちゃんの思いが伝わってきました。
終わりを知って色づいている紅葉のように、全力を注いで今日まで「タカラジェンヌ」として駆け抜けてこられて、悔いはなく、清々しい達成感でいっぱいなのですね。
退団されるのは惜しい、勿体ないと思っていましたが、愛ちゃんが幸せいっぱいな思いで旅立たれるのなら、マイナスの思いは捨て去り、愛ちゃんの新しい出発を心から祝いたいと思いました。
ＢｉＳＨ、絶頂期に2023年解散を正式発表
女性６人組の”楽器を持たないパンクバンド”は、右肩上がりに動員数を拡大していて、大みそかの『紅白歌合戦』に初出場も決まっています。
しかし「2023年で解散します」と一昨日発表されました。
理由は「BiSHの生きる道として、ずっと前から決めていたこと。これからも一人ひとりが輝けるBiSHでありたいから」とのこと。
「終わりが決まっただけで、大切な気持ちは永遠に残るので」とも話されていました。
終わりを目指して、絶頂期にさらに輝いていきたいという思いのようです。
愛ちゃんの思い、宝塚の美学と似ているなと思いました。
退団者のお花渡し
愛ちゃんの胡蝶蘭の花束は、特別大きくて豪華でしたね。
そして、お花渡しに登場されたのは、元宙組の蒼羽りくさんでした。
先月ご結婚されて、素敵なウェディングドレス姿をインスタにアップされていました。在団時よりお綺麗になられて、蒼羽さんも輝いていらっしゃいました。
そしてお花渡しに登場された元男役のOGさんたち、皆さん現役時代と変わらない抜群のプロポーションを保っていらして、綺麗なお姉さんで、タカラジェンヌは退団されても皆さん美しい。
94期 漣レイラさん ……麻央侑希さん(星OG)
93期 夢妃杏瑠さん ……十碧れいやさん(星OG)
愛月ひかるさん……蒼羽りくさん(宙OG)
特に麻央侑希さんの脚の長さは、現役時代より伸びたかと思えるような超人的なものでした。タカラジェンヌは退団されても、「一般人」にはならないないよう。何か宝塚でスタイルを保つ魔法でも伝授されるのかな？それとも、ただただ日頃の鍛錬でしょうか？
緞帳前のほのぼの「礼・愛月漫才」
宝塚大劇場の最後の千秋楽に続き、今回も最後の緞帳前の礼真琴くんと愛月さんの漫才が楽しかったです。
礼:「どうですか今日の気持ちは？」
愛月:「宝塚が大好きなので退団する時の気持ちってどんなのだろう、どんな景色がみえているのだろうと思っていましたが、泣くこともなく皆様の愛だけを感じて幸せな気持ちでここに立っていることが奇跡のように感じていて、ただただ幸せです。本当にありがとうございます」
礼:「明日何をします？」
愛月:「明日何をしよう？えっ寝る？」
礼:「ゆっくり疲れをとっていただいて」
愛月:「何するの？」
礼:「寝ましょうか。」
愛月:「こっちゃん率いる星組のことは、皆様と共に全力で応援していきますので、皆様これからも星組をよろしくお願いいたします」
礼:「ありがとうございます」
愛月:「帰る？」
礼:「(会場を見渡して)帰って欲しくなさそうです」
愛月:「こういう風に立っちゃうと、何かやらなければならないような衝動が」
礼:「スタンドマイクが欲しくなっちゃいますね」
愛月:「心配！私がやめたら楽屋が静かになるんじゃないかと。どうする？みんなを鼓舞する人が足りないんじゃないかな」
礼:「そうなんですよ。95期より上が、そんなにと言うくらいいなくなってしまうんですよ。不安なんですよ。うちの期に、主に瀬央ですけど、いろいろ伝授していただいて」
愛月:「私がやめたら瀬央さんが１人で喋っているのではないかと」
礼:「ちゃんと相手ができるようにします。ごめんね、なおちゃん」
楽しい会話が続きました。瀬央さんはキーパーソンのようです。
愛月:「皆さん愛しています！一生喋っていられる」
と、お話は延々と続きそうでしたが、終わりの時が来てしまいました。
最後まで楽しい愛ちゃんでした。
トップスターとして超安定の礼真琴くん
礼真琴くんのご挨拶の時は、組長さんから文化庁芸術祭新人賞を受賞した礼真琴と紹介されていました。
お芝居では、こっちゃんの良い声の飛びぬけた歌唱がとても心地よく、ショーでも歌って踊って大活躍で、「賞を取るわ」と大納得でした。
そしてみんなをまとめるトップスターとしても、とっても頼もしい存在！
退団者の一言ご挨拶の後、一人ひとりにかける言葉に愛があふれていて、人格が出来た人だなと感動しました。
本当に素晴らしいトップスターに成長されましたね。
愛月さんの退団は星組にとって残念ですが、こっちゃんがその穴を埋めるよう統率されていくことでしょう。
愛月ひかるさんの今後
宝塚愛で一杯の愛ちゃんは、今後のことは考えていらっしゃらないかもしれませんが、私の勝手な希望を書いていきたいと思います。
まだまだ可能性がいっぱいある中退団されるので、できれば芸能活動を続けていっていただきたいです。
芸能活動を続けられるなら、愛月さんもライブ・ネクストのコンサートを開催される可能性が高いと思います。
瀬戸かずやさん主演「ファーストコンサート」開催決定！(12月23日発表)
『The ALSTROEMERIA-アルストロメリア₋』
4月29日～5月1日 東京：サンシャイン劇場
5月6日、7日 大阪：梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
構成・演出・振付は、ANJU。
安寿ミラさんが初演出を手掛けられます。
スペシャルゲストに、元月組トップスターの真琴つばささん。
歌、ダンスを交えた、バラエティ豊かなコンサートが豪華メンバーで開催されるとのこと。
こちらは、ライブ・ネクスト主催第２弾です。
第一弾は、彩凪翔主演『アプローズ』～夢十夜～が、9月に開催されました。
作・演出／三木章雄
日本青年館ホール 2021年9月8日（水）～9日（木）
宝塚バウホール 2021年9月23日（木・祝）～26日（日）
宝塚OGが沢山出演されていました。
スペシャルゲスト
日本青年館ホール……彩輝なお
宝塚バウホール……水夏希
ライブ・ネクスト登録メンバー
音花ゆり、貴千碧、透水さらさ、風馬翔、星乃あんり
Guestメンバー
笙乃茅桜、星吹彩翔
ライブ・ネクスト登録メンバーの変動
貴千碧さんが登録契約を解除され、笙乃茅桜さんが新たに登録契約をされたようです。
ライブ・ネクストに登録されている方は、番手がついていたスターはいらっしゃいません。
本格的に芸能活動をされる方は、ライブ・ネクストには登録されないようです。
先日瀬戸かずやさんが「ビバ！タカラジェンヌ」に出演された時に、住まいを東京に移されたと話されていました。
現在(12月26日)の登録メンバー
音花ゆり、純矢ちとせ、澄輝さやと、透水さらさ、笙乃茅桜、風馬翔、星乃あんり(7名)
今年の4月に雪組の３番手で退団された彩凪翔さんが、ライブ・ネクスト主催公演の第一弾の主演を9月にされました。
そして7月に花組の２番手で退団された瀬戸さんが来年のゴールデンウィークにライブ・ネクスト主催公演の第二弾の主演をされます。
11月に宝塚歌劇 花組・月組100th anniversary『Greatest Moment』が行われたので、その間があいたのだと思います。この公演もライブ・ネクストが名前を連ねていました。
私の勝手な希望ですが、最高潮の輝きの中で退団された愛月さんの活躍を見てみたいです。
ライブ・ネクスト主催公演の第三弾の主演をされると嬉しいと勝手に思っています。
「終わりがあるからこそ美しい」という愛月さんの言葉は、宝塚歌劇団での終わりで、次の活躍の時を待ています。
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