新人公演配信と新人公演振り返り
こんにちは、くららです。
今日は星組『柳生忍法帖』の東京の新人公演と、その配信があります。
雪組の東京新人公演が初めて配信されましたが、それに続いて2回目の新人公演の配信です。

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新人公演の配信を生徒さんはどう受け止めている?

「スカナビトーク」で、雪組最後の新人公演を終えた、希良々うみちゃん眞ノ宮るいくんがお話されていました。
ライブ配信は緊張したけど沢山のお客さんに見立てもらえて、新しい感情が芽生えて、幸せな新人公演だったそうです。

頑張っている姿をひとりでも多くの人に見てもらえることは嬉しいでしょうね。

「全国津々浦々に配信されるんだ」と思うと、新しい感情も芽生えますよね。
実際には足を運べなかった、ファン、知人、友人、恩師、ご家族などなど、広い範囲で見てくださる方も増えるでしょうね。

タカラジェンヌは、見てもらうことを商売にしているので、生の舞台を超えた配信であっても、魅せる力は十分お持ちです。

コロナ禍の中止期間を乗り越えての「新人公演の再開」ということで、どの組もかつてない熱い新人公演でしたが、さらに不特定多数の視聴者を対象に配信ということで、そのボルテージは更にましているように思います。

新人公演プログラムの配信について

新人公演の観劇に行くと、座席の上にプログラムが置いてあります。

公式ホームページに配役は一応出てしますが、細かい役付きもたくさんあるので、この新人公演用のプログラムに事前に目を通していると、「あの役は○○」と頭にいれてから、観劇に臨めます。

今回の星組新人公演よりプログラムのダウンロードが実現しました。

新人公演のプログラムダウンロード方法
配信開始1時間前より表示される待機画面、及び配信終了後に表示される画面
記載の「パスワード」を、「https://www.tca-tures.net/vp/yg/」のダウンロードページにて入力するとのこと。(期限:配信当日の23:59まで)

以前に「有料でも良いからダウンロードできるようにして欲しい」と書いていました。
「あったらいいな」をできる限り、実現してくださることに本当に感謝です。

新人公演で活躍した人たち

6月8日の久方ぶりに月組の新人公演が再開した時の熱気は、客席の熱い拍手も加わってすごいものでした。
そして先日の花組の新人公演まで、宝塚大劇場では5回、熱くて温かい新人公演が盛り上がっていました。

出演者たちの思いも、「無念の中止期間」があったらからこそ、意識が変わって、大きく成長されたり、チームワークが良くなったり、舞台に対する真摯な厚い思いにあふれていました。

今年の新人公演の出演者たちを振り返ってみます。
月組「桜嵐記」(6月8日)
・楠木正行(珠城 りょう)…… 礼華はる(101期)
・弁内侍(美園 さくら)…… きよら羽龍(104期)

・楠木正儀(月城 かなと)…… 彩音 星凪(101期)

宙組「シャーロックホームズ」(7月20日)
・シャーロック(真風 涼帆)……亜音有星(103期)
・アイリーン(潤 花)……山吹ひばり(105期)

・ジェームズ(芹香 斗亜)……鷹翔千空(101期)

雪組『CITY HUNTER』(8月31日)
・冴羽 獠(彩風 咲奈)……縣千(101期)
・槇村 香(朝月 希和)……音彩唯(105期)

・ミック(朝美 絢)……彩海せら(102期)
・槇村 秀幸(綾 凰華)……眞ノ宮るい(100期)
・海坊主(縣 千)……壮海 はるま(103期)

星組『柳生忍法帖』(10月12日)
・柳生十兵衛(礼真琴)……天飛華音(102期)
・ゆら(舞空瞳)……瑠璃花夏(103期)
・芦名銅伯(愛月ひかる)……碧海 さりお(101期)

花組『元禄バロックロック』(11月30日)
クロノスケ(柚香 光)……希波らいと(103期)
キラ(星風まどか)……美羽愛(104期)

コウズケノスケ(水美舞斗)……侑輝大弥(102期)

主演男役は有力ホープ

101期 礼華はる、縣千
102期 天飛華音
103期 亜音有星、希波らいと

礼華はるさんは、次の『今夜、ロマンス劇場で』の新人公演主演に抜擢されたことからも、有力ホープさんのようです。
後の4人も各期の中では有力ホープさんですね。

ヒロインについて

103期 瑠璃花夏
104期 きよら羽龍、美羽愛
105期 山吹ひばり、音彩唯

星空美咲ちゃん(105期)について
新人公演のヒロインはまだですが、下記のように別箱2公演のヒロインをつとめた星空美咲ちゃんは、新人公演のヒロインをつとめるより、既に頭角をあらわし3拍子揃った娘役さんとして将来性をとても感じます。

花組『PRINCE OF ROSES』バウホール
ヒロイン級
・イザベル……星空美咲

花組『銀ちゃんの恋』
ヒロイン
・小夏……星空美咲

きよら羽龍ちゃん(104期)について
バウホールのヒロインをつとめたきよら羽龍ちゃんも、3拍子そろった実力派で、これから活躍されていくように思います。

月組『LOVE AND ALL THAT JAZZ』
ヒロイン
・レナーテ…きよら羽龍

コロナによって新人抜擢が停滞しているかのように見えましたが、各々その影で努力して実力を蓄えてこられていました。

娘役さんについては、歌唱力と声の美しさが重視されてきている最近の傾向を感じます。

男役さんも、その傾向はあります。
しかしビジュアルも大切です。ビジュアルか?実力か?は宝塚の永遠のテーマであり、結論はありませんね。

今日の星組新人公演の主演の天飛華音くんはスゴイ実力者です。
お手本の礼真琴さんが今までのトップスターの中で、飛びぬけた実力者ですから、礼さんの役を演じることは実力があっても一番難しいと思います。
どれだけ礼さんに近づけて魅せてくれるか、楽しみです。

コロナ禍は宝塚にとって大変なことでした。
しかし「次々にスターが生まれてくる」宝塚の根幹部分は、コロナ禍に影響を受けていました。
むしろ、以前以上にエネルギーが集結して素晴らしい新人公演が毎回開催されています。

そしてその成果を楽しめる新人公演が、宝塚でも東京でも予定通り行えるようになり、更に配信が行われるようになって「誰もが新人公演を楽しめる」ようになっていることが有難いですね。

今日の夜の配信が楽しみです。

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