豪華すぎる『Greatest Moment』配信も決定！

こんにちは、くららです。
『Greatest Moment』梅田芸術劇場公演が始まりました。
初日のチケットは手に入らなかったので、今日観劇します。

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「大規模なOG公演」は短い場合が多いですが、今回は３時間５分！
(初日は3時間半！かなりオーバーしたようです)

そして超豪華すぎる出演メンバー！
名作名曲の数々を初演メンバーがどんどん歌い継いでいって息つく間もないそうです!。
『Greatest Moment』というタイトル通り、まさに最高の瞬間の連続のよう。

配信の嬉しいお知らせ！

大劇場の初日と梅田芸術劇場の公演の初日を合わせてくる傾向にあります。
それは足を運ぶファンのことを思って、合わせて下さっているのでしょうが、今回ばかりは私にとって裏目にでました。

私は昔から花組が一番好きで「花組version」を楽しみにしていました。
初日と今日は「ALLversion」です。
「花組version」の１日めは花組公演大劇場公演の初日と重なっています。
２日目は花組公演大劇場公演の２日めと。

私はどの組も、大劇場の初日と２日目を見るようにしています。
日曜日に大劇場と梅芸のはしごをする事は可能でしたが、体力が無いので諦めました。無理をすると居眠り時間が発生してしまうので。

梅芸での「花組version」が見れないことが、残念でならなかったのですが、配信のお知らせがあって、とっても喜んでいます。

スカイステージ特別番組「華麗なる世界－花組・月組発足から100年－」

花組と月組の歴史、スターたちについて振り返る特別番組がありました。
花組・高翔みず希、柚香光、星風まどか
月組・光月るう、月城かなと、海乃美月

OGは、元花組・安寿ミラ×森奈みはる、元月組・剣幸×こだま愛のトーク、
元花組・愛華みれ×元月組・真琴つばさのトーク
元花組トップスター・安奈淳、真矢ミキ、春野寿美礼、明日海りお。
元月組トップスター・榛名由梨、大地真央、瀬奈じゅん、珠城りょう。

『Greatest Moment』の舞台に立たない大地真央さん、春野寿美礼さん、明日海りおさんも出演されました。

高汐巴さんがどうして出演されないの？と、ペイさんファンの私はちょっと残念でした。『Greatest Moment』に全日ご出演予定です。

真琴つばささんのお話
真琴つばささんのお話の中で高汐さんのお話が出てきました。

真琴:「高汐巴さんの影響多くない？」
愛華:「そうかも。」
真琴:「舞台稽古でさぁ、『なんでみんな同じ格好しているの？』と言われたのがスゴク印象的で、『腕をまくるとかさぁ』と言われた時に「個性」というのがすりこんで…。」

真琴:「月組に行くとフレッシュ感がスゴかった！。ゆりちゃん(天海祐希)が若くして(トップに)なっているからさぁ、伝統的ではあるんだけど。今までとは違う。もしかしたら大地真央さんがなった時とちょっと似ているのかなぁと。」

高汐巴さんがトップ時代、花組には若手有望男役さんがひしめいていました。
真琴さん、同期の愛華みれさん、香寿たつきさん、紫吹淳さん、匠ひびきさん、姿月あさとさん。
そして番手スターとしては、大浦みずきさん、朝香じゅんさん、安寿ミラさん、真矢みきさん。
もの凄い数のトップスターが輩出されています。そしてみなさん個性的！

トップスターになっての真琴つばささんの一番の売りは、「超個性」でした！
真琴さん独特の予測不能な超個性的な男役像は、こういう所から始まっていたのですね。

超個性的な男役というと真矢みきさんもです！

初日の真矢さんは、「ＳＰＥＡＫＥＡＳＹ」の主題歌などを熱唱して、「ハードボイルド」のキザさが決まっていて、現役時代と変わらない個性を発揮されていたようです。真矢さん時代から、男役像が確かに変化していきました。
真矢さんの中に、高汐さん風味が息づいていることを常に感じていました。

令和の男役さんたちに不足しているものは、この「超個性」かもしれません。
高汐さんだけでなく、『Greatest Moment』に出演されている昭和のスターさんたちは、本当に個性が爆発しています。

1993年に真琴さんは、月組に組替えされました。
天海さんがトップに就任された頃でした。
月組はフレッシュ感にあふれていたのですね。
大地真央さんが研9、涼風真世さんが研10、天海祐希さんが研７、そして珠城りょうさんが研9でトップスターに就任されました。
そういう「フレッシュ感」も、月組の伝統の一つなのでしょう。

暁千星さんがフレッシュなトップスターを継いでいくのかなと思っていましたが、今はじっくり熟成コースに方向転換されています。
月組の伝統のフレッシュなトップスター就任は、またあるのでしょうか？

真琴さばさ×瀬戸かずや「STAGEnavi」での対談

最新の「STAGEnavi」に真琴さんと瀬戸さんのトークが掲載されていました。
お二人とも『Greatest Moment』に出演されています。

瀬戸さんは、将来の夢も無く「どうしよう」と考えていた時に宝塚に出会って、初めて観劇したのが真琴さんの退団公演で、２階席で真琴さんのウィンクを被ばくして、「宝塚が好きだ、端っこでいいから宝塚の舞台に立ちたい！」となったそうです。

真琴さんとの出会いがなかったら、瀬戸さんはタカラジェンヌになっていなかったかも？

瀬戸さんが退団したタイミングで『Greatest Moment』があって、元花組だったことから、真琴さんと共演できる奇跡に、心から感激していらっしゃるようです。
「私は永遠にマミさんのファンです！」と宣言されていました。

そして真琴さんは、自分に似ている子がいるよ、と聞いていて瀬戸さんのことを意識していたそうですが、瀬戸さんのサヨナラディナーショーをスカイステージでご覧になって、「ああみんなに愛されているな」というのが伝わって来て、素晴らしい方に愛されて幸せだなと思われたそうです。

そのディナーショーで、真琴さんに言わせると、瀬戸さんが「幸せ過ぎて」を100万回ぐらい言っていたそうです。

それは宝塚大劇場でのサヨナラ公演が、千秋楽まであと２週間というところで止まってしまい、千秋楽はサヨナラショーも含めて無観客で実施されました。

お客さんの前でショーが出来ることが、本当に幸せ過ぎるほど、幸せだったのでしょう。

公演が止まると聞いた時は、「仕方ないよね」と泣きながら笑ったそうです。毎日「いつ公演が止まってもいい、死んでもいい」という境地だったとか。覚悟を決めて臨まれていたのですね。

真琴さんもそのことを聞くだけで胸がしめつけられると仰っていました。

そして安寿ミラさんは、退団公演中に阪神淡路大震災が起きて、公演が中止になってしまいました。

安寿ミラさんが、休演が決まった時に瀬戸さんに「経験したことは必ず生きるから」とメッセージを送ってくださったそうです。その言葉に励まされて、今できることは全力でやろうと思われたそうです。

安寿さんは、スカイステージの番組の中でも「経験者なのだと思って声をかけた」と仰っていました。
自分にはそういう使命があるとも。

安寿さんは振付家として宝塚の舞台に関わっていらしたので、歌劇団自体が耐えて耐えていたことも、大変身近に感じていらしたようです。

安寿さんが「自分にはそういう使命がある」と仰ったことに、現役、OG関係なく「宝塚はひとつ」という意識を常にもっていらして、強い絆で結ばれていることを感じました。

みなさん「コロナ禍」を様々な思いで過ごしてこられたと思います。

『Greatest Moment』のために、昭和時代のOGから、２か月前に退団された珠城さん、瀬戸さん、そして現役の凪七瑠海さん、紫門ゆりやさんまで、「宝塚を心から愛する人たち」が集結して、思いのこもった最上級の舞台を魅せてくださることでしょう。

出番の話
安寿さんがトップ時代の「ファンシー・タッチ」
フィナーレの名場面「ラ・コンバルサ」の「男役五人衆」再現！

安寿・真矢・愛華・真琴・瀬戸

紫吹淳さんのところに、瀬戸さんが入っているそうです！

真琴さんは、ご自分と愛華さんが踊れるかが問題と仰っていました。

真琴さんが「黒い瞳」から数曲歌われるシーンに瀬戸さんが出られるとか。

憧れの真琴さんと共演できる瀬戸さんは、幸せいっぱいでしょう。それを見る側も幸せいっぱいですね。

安寿ミラさんについて
花組の100年をお祝いするショー『The Fascination（ザ ファシネイション）!』の振り付けは、安寿ミラさん担当されるとばかり思っていました。
安寿さんはこちらに出演されるので、振付はAYAKO先生やKAZUMI-BOY先生、平澤先生、西川先生が担当されています。元花組の御織先生も。

花組というと、大浦みずきさんに象徴されるダンスです。
大浦みずきさん主演の『フォーエバー!タカラヅカ』（ニューヨーク公演の試作）からの、オマージュシーンがいくつかあるようです。

その１つが鍵盤のダンスのシーン
大浦みずきさんと、花組の誇るダンサー、瀬川佳英さんと安寿ミラさんが踊られていました。
この３人は、柚香光、水美舞人、永久輝せあとなるのでしょうね。

安寿さんが特別番組で、「柚香と水美が踊れるので」と仰っていて、花組のショーを楽しみにしていらっしゃるようでした。

『Greatest Moment』の話から、花組の『The Fascination!』になってしまいました。花組の公演もとっても楽しみにししています。

観劇したら『Greatest Moment』の感想を書きたいと思います。
あまりにも感動しすぎて文章化できなかったらごめんなさい。

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