こんにちは、くららです。
配信で星組大劇場千秋楽を見ました。
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サヨナラショーについて
愛ちゃんのサヨナラショーは、想像を遥かに越えた完璧さで、最高に楽しくて大感動しました。
最初からペンライトが振られていました。もうこの光景からジーンとします。
♪幸せの鐘の鳴る日♪
「誰がために鐘は鳴る」(新人公演で初主演)より
せり上がって来た飾り燕尾の愛ちゃんが0番に立ってソロ。
♪エル・ミ・アモール♪
『シークレット・ハンター』(星組初舞台公演)
ソロと群舞。
♪マドリードへ♪
『マノン』(東上主演2回目今年の7月上演)
大階段黒燕尾群舞。
センターでみんなを率いて踊る愛ちゃん。
感動でした。
♪ブーケ・ド・タカラヅカ♪
その他6名の退団者で銀橋。
今回ショーで退団者のシーンが無かったので、サヨナラショーであって本当に良かったです。退団する方々の笑顔をじっくり見ることができました。
ショーでほとんど銀橋が使われていないので、このシーンがそのまま東京公演のショーに追加されても良いのでは無いかと思います。岡田先生の作品では無く、酒井 先生の作品なので、ダメでしょうね。
♪うたかたの恋♪
「うたかたの恋」(愛ちゃんが「宝塚おとめに書き続けた憧れの役ルドルフ」です。)より
白い軍服で舞空瞳ちゃんと大階段でセリフ&デュエット。
2019年の「タカラヅカスペシャル」でも、二人のうたかたの恋を聞けました。
今回は衣装もバッチリ決めて、宝塚の王道のお手本のような超格好良いルドルフと可愛いマリーでした。
2018年2月 紅ゆずる・綺咲愛里 コンビで、最後の中日劇場で上演されました。
愛ちゃんのこの作品に対しての憧れは、ショー『モアー・ダンディズム!』の白い軍服姿の「ゴールデンデイズ」で実現していると言われていました。
まさかサヨナラショーで「うたかたの恋」がリアルに実現するとは思ってもいなかったので、感激すると共にとっても嬉しかったです。
愛ちゃんも本当に幸せそうでした。
最後銃声と階段が赤くなって終わりました。
♪You Are My Sunshine♪
「Ray」(星組組替後初の公演、礼・舞空お披露目)より
瀬央・綺城・天華・極美 → 娘役 → 6名の退団者の踊り→礼ソロ→愛ソロ
愛ちゃんは白い裾がモフモフの素敵な衣装で登場。宝塚の男役さんしか着こなせない、ロングの衣裳が本当にお似合いです。
星組生みんなも白の衣裳でした
愛ちゃんがまるでトップスターのような流れでした。
礼真琴くんと愛ちゃんの抱擁シーンも、幸せそうでほのぼのとしました。
♪バンバン♪
「不滅の棘」(初東上主演、2018年1月上演)より
愛ちゃんソロと全員のコーラス。
最後、愛ちゃんが1人で銀橋で「バンバン」
手を振って終わりでした。
14年間の愛ちゃんの宝塚生活を凝縮し、宝塚の王道的なクラシカルでアダルトな魅力にあふれている愛ちゃんにピッタリの見ごたえのあるサヨナラショーでした。
愛ちゃんの夢をかなえ、ファンの観たいも実現している、とっても幸せにしてくれる最高の演出でした。
この演出には、「宝塚ファン」として宝塚を深く愛し、ファンのことを誰よりも理解している愛ちゃんが関わられているのだろうと勝手に感じました。センスが素晴らしすぎます。
千秋楽公演の最後に「フォーエバー!タカラヅカ」が流れるところ、今回は懐かしいメロディーの「さようならタカラヅカ」が流れました。
愛ちゃんが大階段を降りてくる時も、バックのメロディーがいつものものと違っていました。
愛ちゃんがこだわってリクエストされ、その通りになっていたのなら、宝塚ファンとして、そのこだわりがとっても嬉しいです。
愛月さんのご挨拶
そしてご挨拶を通して、宝塚が大好きな愛ちゃんの思いがビシビシと伝わってきました。
宝塚に出会ってから、宝塚が私のすべててでした。こんなにも夢中になれる、自分のすべてをかけたいと思える場所に出会えた私は本当に幸せ者です。
憧れが強すぎるがゆえに葛藤することもたくさんありましたが、常に見失わなかったのは宝塚を好きだという気持ちです。
その気持ちと宝塚の男役を極めたいという志がなければ、今の私は存在しないと思っております。
男役に完成はありません。東京公演の最後の日まで自分の男役像を作り上げてまいります。
「宝塚の男役を極めたいという志」をもって、ずっと頑張っていらしたのですね。
宝塚での千秋楽で既に集大成が究められていて、ただ感動するのみでしたが、「男役に完成はありません。最後の日まで自分の男役像を作り上げてまいります」と更にストイックに追及していかれようとしている愛ちゃん。
この志が、唯一無二と言える男役像をつくりあげてこられたのですね。
カーテンコールの退団者の一言では
「星組生として卒業できることを誇りに思います」
最後の緞帳前で
終演アナウンスが流れても拍手が鳴りやまないので、礼真琴くんと一緒に緞帳前に出てこられて、漫才のような楽しいトークが繰り広げられました。楽しいことが好きな愛ちゃんらしいです。
一言どうぞ
「愛にあふれた場所だとご卒業された方が皆仰いますけど本当でした。愛があふれすぎていて、本当に幸せな気持ちで卒業させていただくことができます」
最後に言い残したことは
「みなさん、愛してま~す!」
こっちゃん(礼真琴)は、愛ちゃんから男役を見せていただき、学ばせていただき幸せだったと、組子に同意を求めながら、感謝していらっしゃいました。
星組生たちは、愛ちゃんから「男役の美学」をはじめ、様々なことを学ばれたことでしょう。
それは、愛ちゃんが退団されても、ずっと星組の中に残り、伝えられていく星組の財産ですね。
宝塚が大好きな愛ちゃんは、「宝塚愛」にあふれています。宝塚オタク度の高かった望海風斗さんと良い勝負?それとも上かな?
そして、誰よりも「男役の美学」と品格を大事にして舞台をつとめてこられました。千秋楽には、男役の集大成を最高の有終の美で飾られていました。
そして大千秋楽まで、さらに上を目指していらっしゃいます。
千秋楽を通して、愛ちゃんの美学をとても感じました。
「男役の美学」を超えた「人として美しく生きる」美学と言いましょうか。
退団時期も愛ちゃんが選ばれたような気がします。
愛月ひかるさんの東京でのラストデイ
大千秋楽は12月26日(日)です。公演は午後1時30分からです。
スカイステージに12月の番組表が新しくアップされました。その番組表を見てビックリしました。
12月26日のスカイステージの番組は、宝塚ニュースと退団者の特別番組を除いて全て愛ちゃんの番組なのです!愛ちゃんの番組だけピックアップしてみました。
「愛ちゃんデー」です。まるでトップスターのよう。
愛月ひかるディナーショー「All for LOVE」の放送が12月5日(21:00)、9日(20:00)、12日(14:00)、14日(24:00)、20日(14:00)、26日(21:00)とあって、退団日が12月の最後の放送日です。
愛月ひかるサヨナラ特別番組「不滅の愛をあなたに…」も、11月25日(23:00)、30日(18:00)、12月7日(18:00)、11日(23:00)、20日(13:00)、26日(08:00)で、退団日が12月の最後の放送日のようです。
「2番手として退団」することは、以前にも増して大切にされているような気がします。
愛ちゃんの千秋楽の幸せそうなお顔を見ながら、「2番手退団」は、幸せなタカラジェンヌとしての花道なのだと思いました。
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