こんにちは、くららです。
『ビバ!タカラジェンヌ』のゲストは、宙組『アナスタシア』公演でロシアの新政府の役人グレブを演じている芹香斗亜さん、キキちゃん。
昨日のブログに書いていた「キキちゃんのアドリブ」についても詳しくお話されていました。
パーソナリティは、小山乃里子さんです。
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「アナスタシア」のグレブ役について
今終わったばっかりというところで、お疲れ様でした。「アナスタシア」すごいね。
久しぶりのグランドミュージカルで、楽しいです。
ちょっと強面の役ね。
物語の中ではシリアス担当で、いろんなモノを背負っている人物なんです。
ロマノフが倒れて新しいソビエトの役人で、あんまり笑わないね。
劇中は笑わないです。
芝居が終わったら眉間にシワがよってます。
唯一笑わせるシーンがあるね!
あれは、アーニャが政府事務所に入って来て、怯えているようだったので、心を解きほぐしてあげようと思って、アーニャを笑わせるための、「何か一発芸」なんです。
あれはブロードウェイのミュージカルでもあるわけ?
一応アーニャを笑わせるというか、なごませようというのは。
ここまでしているかどうか分からないんですけど。
完璧にアドリブでしょ?毎回考えるわけ?
はい。色々稽古場から毎回違うことをして、あの手この手でアーニャを笑わせようとしています。
ネタと言えば、「オーシャンズ11」で沢山やりまくってたね。今回はちょっとしたシーンだけど、それを見たくて毎日通う人がいるかもしれないね。
そうだと有難いなと思います。
この前のお芝居(『El Japón』)も「拳銃はキキ」と言っていたし。
なんか私一回はふざけないといけないみたいな。
そういうカラーになっちゃったの?
わかんないですけど、台本にそう書いてあるので。
ずっとパリまで追いかけていくのは、アーニャに対する愛なのかな?
アーニャに最初に街角で出会った場面で、一目惚れをしているという設定なので、アーニャへの恋心と自分が国のために選ばなければならない道との間で、揺れ動いている感じです。
お稽古大変でしたか?
久しぶりのミュージカルだったので、曲数の多さに、譜面を手で持っているだけで手が疲れてくるくらい譜面の量があるので、それは大変でしたね。
いつもは生オケでやるじゃないですか、でも今回は録音で。録音でミュージカルを合わせるって、なかなか難しくて、セリフをその間にはめなければならなかったり。日によって感情でテンポが変わったりしてはいけないので、そこに上手く感情を毎日はめていくというのが、難しいなと思います。
キキだけで何曲歌っているの?
大きなソロの曲が2曲とバレエの場面で歌ったりとか、5〜6曲歌っているかと思います。
自粛期間中の自宅での過ごし方
長い自粛期間は何してた?
本当にずっと家にいたので、普段できなかった自炊とか本を読んだりとか、犬を飼っているので、愛犬と存分に遊んだりして過ごしていました。意外と元気に落ち込んだりすることもなく、楽しく過ごしました。
今、出来る楽しみを探そうという感じでした。
集合日は、すごいものがあった?
この前の公演だった「フライングサパ」の初日は忘れられないなあという感じですね。
宙組の「アナスタシア」について
アナスタシア集合初日は?
全員が揃ってお稽古したので、それは嬉しかったですね。
軍服似合うね。
ありがとうございます。軍服久しぶりに着るので気が引き締まってすごくいいです。
毎日舞台はどう?
私が出ていない場面は、明るい場面とか楽しい曲が多いので、まるで袖にいる時はテーマパークにいるような、揺れながら聞いています。
今回映像もすごく素敵なので、花道の方から覗いたりして、楽しんでいます。
いろんな意味で楽しめる舞台だなあ。みんなの歌がすごいね。
コーラスもみんな沢山自主稽古して、今も朝開演前に練習したりしているので、より良くなっていくのでは無いかなと思います。
最後のショーの笑顔が素敵ですが、そらちゃんと踊ってどうでした?
今回ショーで女役で組んで踊るのは初めてだったんですけど、ダンサーさんなので、リフトもなんて事はない。
月城かなとさんからのメッセージ
あまりお話したことはないんですけど、いつもすれ違った時にご挨拶すると、スゴイ笑顔で返してくださって、それがとっても個人的には嬉しくて、
あと、芹香さんが「金色の砂漠」で演じられたジャーという役がスゴク好きなので、いつか「その役が大好きなんです」と話しをしたいなと、思っています。
次は話しかけてみようと思います。
お話ししましょう。
すごく顔の美しい方だなぁと思いながら、じろじろ見ちゃいます。本当に美しいなと。
次回(2週間後)桜木みなとくん、ズンちゃんへ一言。
今回はアーニャ以外誰とも関わっていないので、ずんちゃんとも舞台上では会えないんですけど、ヒゲをはやしてコミカルに頑張っていて、舞台上をずっと走り回っているイメージなので、ああ大変そうだなと思っているんですけど。明るく楽しく楽屋でも過ごしているのを見て、今の役を楽しんでいるのだなと思うのが印象的です。
終わりに
キキちゃんのアドリブシーンは、稲葉先生がキキちゃん仕様に作られたシーンでは無く、もともとブロードウェイ版にもあったのですね。
しかし、キキちゃんの本格的に笑いを取るものとは違うようです。
絶妙なキキちゃんの間とコメディセンスが、ワッと笑いを起こしています。
お稽古場でも、舞台でも毎回アドリブが違っていて、その日替わりのアドリブを考えることがキキちゃんは全く平気で苦痛に思っていないこともスゴイと思います。
面白いことが、次から次に思いつくキキちゃんは、コメディの天才です。
演出の先生方もその才能を舞台で披露してもらわなければもったいないと思われて、キキちゃんのアドリブシーンは必須事項となるのでしょう。
「ナウオンステージ」で真風さんとまどかちゃんが、録音の演奏でデュエットを合わせる難しさを話されていました。
キキちゃんも同じように、録音の曲にミュージカルの感情をのせる難しさを語っていました。
舞台で聞くと、みんな浪々と歌われていて、そんな難しさがあることに、全く気づきませんでした。
それだけお稽古を重ね、努力されているのでしょう。
コーラスについても、自主稽古を重ね、開演前にもみんなで練習をして、努力に努力を重ねていらっしゃるということをキキちゃんから聞いて、「だからあんなに心が揺さぶられるのか」と思いました。
まだまだ良くなっていくと思うとも話されていました。
これはコーラスに限らず、すべての舞台技術に対しても同じ努力がされているのだと思います。
宙組生の作品に対する貪欲な向上心が、更なる感動に繋がっているのですね。
宙組の舞台が素晴らしい理由の一部がわかったように思いました。
ビバ!宙組です。
そしてキキちゃんが主演で、ワンシーンと言わずアドリブが満載のコメディを、いつか見てみたいです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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