デジタル化が必須
こんにちは、くららです。
先週の土曜日の夜、とても楽しみにしていたOGさんの「インスタライヴ」がありました。
しかし視聴環境にないファンの方から「不公平」という声があがって、中止になってしまいました。

動画等を自由に視聴できる方が大半だと思いますが、私世代だと動画の視聴が難しい環境の方もいらっしゃるのです。
このあたりに、これからの課題を感じました。

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これからは、コロナと共生して新しい生活様式に切り替えていく時だと言われています。
これから不可欠なものが、遠隔で物事を行うためのデジタル技術を徹底的に活用すること
宝塚ファンを続けるためにも、自分で環境を整えてデジタル化に対応していくことは必須だと思います。

宝塚歌劇団の使命

自粛が解除の方向に向かっていますが、もし第二波がやってくると、また自粛が必要だった以前の状態に戻ってしまいます。
宝塚の公演は7月あたりから再開の予定だと思いますが、公演開催日に「感染拡大の心配が無ければ公演ができる」、という不確かな状況がしばらく続くと思います。

自粛が解除されても、都道府県を越えての娯楽での移動は自治体によって、感染状況によって、制限される場合もあるでしょう。

自粛が解除される方向に向かっている今も、外部の様々な公演の中止が公表されています。
それはその時に確かに公演できるという確証がないので、当日の公演中止のリスクを負うよりも、稽古前から中止にしておけば、経済的なリスクが少ないからでしょう。

宝塚は自前の劇場を東西に持っていることが強みです。
劇団四季が6月の終わりから、順次常設会場での公演再開を予定していますが、そのあたりが共通点だと思います。

宝塚には、400名以上の若いタカラジェンヌさんたちがいらっしゃるので、モチベーションを保つためにも、公演再開が一番だと思います。

そしてなんといっても、宝塚歌劇団は「夢と喜びと幸せ等を舞台を通して届ける」という社会的使命感を持っている劇団でなので、一番必要とされている時だと思います。

チケット販売について

以前はカード会社をはじめ、ありとあらゆるチケット販売窓口があり、はやい所では半年以上前から販売されていましたが、これからしばらくは、販売窓口は限定され、販売期間も直前だったり、短い期間になるのではないかと思います。

そして電子チケットやQRコードなど、デジタル化されたものが中心になると思います。
公演が突然開催できなくなった場合のキャンセルと、客側が足を運べない場合のキャンセルを前提にチケットを販売をしなければならないので。
デジタル化されたチケットなら柔軟に対応できると思います。
転売も抑制できるでしょう。

座席数について

・十分な座席の間隔(できるだけ2mを目安に(最小1m))が確保されること
・例えば四方を空けた席配置又は使用する座席の1/2以下とする措置などを行うこと
・劇場等では演者の発声による飛沫感染対策として、前方席の使用を控えるなどにより、演者と客席の距離(できるだけ2mを目安に(最小1m))を確保すること
・滞在時間が短くなるよう、公演時間の前後の滞留をなくすよう工夫すること
・入退出時(入退出時の行列含む)や集合場所等において人と人との十分な間隔(できるだけ2mを目安に(最小1m))が確保されること
・適切な換気が行われるとともに、客の入れ替えのタイミングで適切な消毒が行われること
・客同士の大声での会話を行わないよう周知すること 引用兵庫県感染拡大予防ガイドライン劇場

上のものは、兵庫県が「劇場」に対して提出しているガイドラインです。
感染予防対策のために、実際の座席の1/2以下にしか座れないとしたら、宝塚の場合採算がとれないのでは無いかと思います。
演者側にも感染症の対策をとらなければならないと思うので、以前のような人海戦術をつかった「豪華!」と感じられる舞台演出は難しいとも思えます。
そんな状況で座席の価格を上げるのは難しいと思うので、採算をとるためには、以前も書いたことのあるオンラインで観る「リモート観劇」も必要だと思います。
「オンデマンド配信」「オンライン配信」ともいわれています。

オンライン配信について

オンデマンド配信は大阪府も推奨
大阪府は、文化の発信拠点として社会的役割を継続できるように、また府民に自宅に居ながら文化芸術を楽しめる機会を提供することを狙いとして、8月31日まで2回以上、無観客ライブ配信をした事業者に対して上限70万円を支給する補助金を設けています。
新しい生活様式としてライブ配信が推奨されているのです。

宝塚の舞台は、客席との一体感が魅力なので、「無観客」はふさわしく無いと思います。
座席数を制限されても、観客は入った方が良いと思います。そのうえで「オンライン配信」がふさわしい。

生の舞台の感動は、生でしかえられないものであり、演者と客席の一体感を楽しむのが、宝塚の舞台の醍醐味です。
しかし生で配信することで時間を共有し、配信で演者と観客の一体感を味わうことができます。

宝塚には、初日、千秋楽、新人公演、という特別な日があるので、それぞれの日に配信してもらえたらとも勝手に希望しています。

宝塚のファンの数はとても多いので、ライブ配信で課金すると経済的にも大変潤うと思っています。

下記は、以前に「オンライン配信」についての希望を書いたものです。

大型テレビで配信は観れる

宝塚の舞台は、大型テレビに映したほうが迫力が増し、より楽しめます。

現在、リレーメッセージや動画が宝塚歌劇公式YouTubeチャンネルで公開されています。
宝塚歌劇の動画配信サービス【タカラヅカ・オン・デマンド】も配信されています。

私はどちらも、大型テレビで観ています。
YouTubeチャンネルについては、大型テレビにすると画質が少し悪いですが、ストレスはありません。

大型テレビで見る方法
テレビとスマートフォンやタブレットを「ケーブル」で繋ぐことで、観ることが可能になります。
大型テレビに余分なHDMIケーブルの端子が無ければ、HDMI切替器で端子を増やせます。

スマホがiPhoneであれば、純正変換アダプタとHDMIケーブルを使えば、大型テレビで観ることができます。
Androidスマホは、一言で書けませんが、ケーブルで接続する手段があります。

「無線」では、Wi-Fi Directという技術を利用してテレビへ映像を出力できます。もしテレビが対応していなければ、受信アダプタが別途販売されています。
「DLNA」、「Miracast(ミラキャスト)」というものもあります。

オンラインの動画は、スマホやタブレットやパソコンだけでなく、大型テレビで観れるということを覚えておいてください。

デジタル環境を整える

スマホ

電子チケットやQRコードには、スマホを持っていることは必須になると思います。
(現時点の宝塚公式のチケットは、カードが使用されています)
スマホでQRコードを読み取れるように設定しておきます。

大阪府の提供するイベント・店舗等において使用する「大阪コロナ追跡システム」は、スマホでのQRコードの読み取りができることが前提になっています。
こういうシステムは当たり前に導入されていくと思います。

Wi-Fi環境

動画を見るためには大容量のデータ通信量が必要になります。
冒頭に書いた「インスタライヴは不公平」という意見があったのは、ここに問題があったのでは?と思います。
大容量のデータ通信ができる環境を整えるしかないです。

データ通信量を気にせず動画を観る方法
1GBで一般的な動画なら約120分(2時間)観られる、と言われています。(画質によって時間は変化します)
大手キャリアで大容量プランを契約せずに動画ばかり見ていたら、大変高額な料金になります。
大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク)を続けるなら、大容量プランに切り換える必要があります。安くはありません。

格安SIMの使い放題プランを利用

オンライン配信を楽しむなら、ネット回線契約は必須
自宅でインターネット利用→Wi-Fi環境を整える
これが一番一般的です。インターネット契約をしてWi-Fiをまだ使用していなかったら、NECのAterm かバッファローのAirStationのWi-Fiルーターがおすすめです。
インターネット会社が無料で提供してくれるルーターは性能が低かったりします。

新規に大容量のネットを契約するなら
手間が少なく、手軽にインターネット環境を整えたい方に



工事が不要で、届いた日にすぐ使え手軽さが良い方に。配線がない


将来
次世代モバイル通信”5G”利用
今は現実的でない(エリアが充実するまで数年以上必要)

現在はネット契約をしてWi-Fi接続が一般的ですが、”5G”が普及していったら、また世界が変わっていくと思います。

新型コロナウィルスによって、テレワークが一般的になっていったのは、大きな変化でした。
これからしばらく、さらに様々なものが大きく変化していくと思います。

私が大ファンの高汐巴さんは、大阪芸術大学で演劇の講師をされています。
アナログ派だったそうですが、今週必要に迫られて「オンライン授業」を始められ、大学の先生方とは「ズームミーティング」もなさったとか。
お若くないのにデジタル化にチャレンジされて、きちんとこなされて、素晴らしいと思いました。

今までなら、「苦手だから」ということでデジタル化は避けることもできましたが、これからは当たり前に必要です。
宝塚を楽しむにも、当たり前に必要で、デジタル化できていないことに対して、「不公平」という言い分は通じないでしょう。
宝塚の私設ファンクラブについても、デジタル化した所で、ファンとスターの共有した時間を楽しめるのではないかと思います。
いろいろと新しい世界が開けていくことに期待しています。

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