なつ颯都くん退団について思うことこんにちは、くららです。
今日は宙組の103期生、なつ颯都さんの本日付けでの退団が公式で公表されました。

本来なら今日が宙組「アナスタシア」公演の集合日だったとか。
コロナの休演は関係なく、本日付で退団されることを計画されていたのかな。
24日発売予定の「宝塚おとめ」になつ君は掲載されていないので、本日公表する必要があったのでしょうね。

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なつ颯都くんについて

なつ君は宙組の今年の春の別箱公演『FLYING SAPA -フライング サパ-』にも『壮麗帝』にもお名前がありませんでした。
新人公演で2番手の役を演じて、その後も順調に別箱に出演していたので、「なぜ?」と気になっていました。
この退団は、大分前から決めていたのかなと思いました。

最近スカイステージで、『異人たちのルネサンス』の新人公演が放送されました。
宙組の新人公演のレベルの高さが話題になって、その中には漏れなく研2で二番手スター・芹香斗亜さん演じるロレンツォを演じたなつ君の度胸のよい悪役ぶりと歌や演技の実力が評価されていました。
新人公演の大きい役は、この1回だけだったのが本当に残念です。

本日の退団発表はショックでしたが、これから進んでいかれる新しい門出が幸せいっぱいでありますように。

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なつ颯都くんの軌跡

初舞台は、2017年雪組『幕末太陽傳/Dramatic “S”!』
かずみボーイ振り付けの初舞台生ロケットは、奇抜でパワーがみなぎっていて素晴らしいものでした。

私がなつ君を意識したのは、2018年8月の宙組バウ公演『ハッスル メイツ!』です。
同期の亜音有星くんと共に最下級生の長身イケメンぶりが新鮮でした。
この時からなつ×亜音の「ツインタワー」と言われ始めました。
なつ君は177cm、亜音くんは173cmで、なつ君の方がかなり長身です。

そして次の本公演『異人たちのルネサンス』新人公演で二番手・芹香斗亜さんのロレンツォに大抜擢。
男役の発声ができていて、悪役を見事に作り上げていて、銀橋でのソロも堂々と歌い上げていて、その実力には驚かされました。

そのあとの別箱「群盗」では、キキちゃんの学友の一人ロルラー役で活躍。
研2とは思えない堂々とした演技は貫禄に満ちていました。

「オーシャンズ11」新人公演では、瑠風輝くんが演じたリヴィングストン・デル役を好演。
この時に同期の亜音有星くんが桜木みなとくん演じるテリーベネディクト役に抜擢されて、そちらの方が注目されるようになっていきました。

『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』ではジョージ役。
群舞の最後列でも長身のキレの良いダンスは目立ちました。

「Brilliant Dreams#135「和希そら」~personal~」2019年8月
和希そらくんと一緒に、留依蒔世くん、優希しおんくん、なつ颯都くん、亜音有星くんが「オリジナルダンス」を披露するという番組でした。
おっとりとした亜音有星くんに対してしっかり者のなつ君という感じでした。

『El Japón(エル ハポン)』の新人公演では、寿つかささん演じた支倉常長役。
落ち着いた演技で締めていました。研3で組長さんの役をそつなくこなせる実力はスゴイです。
この新公主演には1期上の風色日向君が抜擢されました。亜音有星くんは2番手の役。
研3で脇役にそれてしまっていることが本意では無かったのかなと感じました。
『アクアヴィーテ(aquavitae)!!』では「麦ボーイ」エイトモルトで風色日向君、亜音有星君らと一緒に活躍。

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2020年研3生終了の成績の変動

夢白あや、亜音有星、有愛きい、栞菜ひまり、彩妃花、なつ颯都、琉稀みうさ、碧咲伊織
研3時点での成績を反映した宙組内での順番は、亜音有星くんがなつくんの上になりました。

ライバル関係
亜音有星くんとなつ君は共に中学卒業で音楽学校に入学しているので一番若く、研2の夏の「ハッスル メイツ!」から「対の形」で抜擢されています。
共に長身ですが、なつ君の方がさらに4cm高くて、足長でスタイル抜群です。

なつ君は声が低く、歌唱力もあり、ダンスも上手で、お芝居も深く掘り下げて演じていて、実力面とスタイル面は秀でています。
しかしスターとしての「華」という点では、これから、という感じもあります。
亜音有星くんは「華」があり、希波らいとくんと共に音楽学校の文化祭の演劇の主演経験者です。

なつ君は、102期で宙組の万博アンバサダーに選ばれた風色日向君と雰囲気が似ているところがあります。

なつ君はいろいろと考えて、新しい道を選択されたのでしょう。
20歳の選択ですね。

宝塚ファンとしては、なつ君の退団はとっても残念ですが、新しい道を進む決意をされたのなら、若いほど良いと思います。

大難関の宝塚受験を乗り越えて、音楽学校入学後も、宝塚歌劇団入団後もずっと頑張り続けて、研2の新人公演では大絶賛される結果を残しています。
とても度胸があって勘がよい人だなと思っていました。

この頑張りは、新しい道でも活かされていくと思います。
なつ颯都くんの今後の新しい活躍を心よりお祈りしています。

集合日退団の方も「歌劇誌」にご挨拶が掲載されます。
5月号の「歌劇」も掲載されるといいなと思います。

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