「はいからさんが通る」情報 宝塚プルミエールより
こんにちは、くららです。
今朝の志村けんさんの訃報は、驚きと悲しさと共に、コロナの怖ろしさを伝えてくれました。
ご冥福をお祈りいたします。

4月12日までの公演の中止」が公表されましたね。
青年館ホールの『壮麗帝』が全部中止になってしまいました。私は3月の予定でしたが、初めて青年館ホールで観れる!と楽しみにしていたので残念でした。
13日以降の公演については、まだ可能性が残されていますが、国内の感染拡大状況と海外の現状を見ると、簡単には再開を期待できない深刻さを感じます。

「はいからさんが通る」宝塚プルミエール

皆さん落ち込んでいらっしゃると思うので、ガラッと話題を変えて、花組「はいからさんが通る」の楽しい話題に
昨夜放送された「宝塚プルミエール」では花組新トップスター柚香光くん主演の「はいからさんが通る」特集でした。

舞台映像はありませんでしたが、お稽古場の映像で、「見せ場」が沢山公開してくれました!
主題歌の軽快なメロディーと共に、それらの映像は、暗い世の中を吹き飛ばしてくれるような「明るい光」爆弾炸裂

ナレーションは、れい君の同期で元宙組トップ娘役の実咲凜音さん
冒頭からノリノリの元気な明るい声で、「楽しい世界」に誘ってくれました。

スタジオ収録の出演者は、花組、柚香光さん、瀬戸かずやさん、水美舞斗さん。
星組、礼真琴さん、瀬央ゆりあさん、愛月ひかるさん。
みりおんにとって、95期生の同期と、元花組、元宙組の上級生つながり。
「わーー! 知ってる人ばっかり!!」。

ときめき(れい・はな)萌コンビの見どころ

まず、壁ドン!

壁に手を置いて、華ちゃんの顔にドンドン迫っていく少尉さま。ドンドン下がっていく華ちゃん。
強気の少尉にうろたえている華ちゃんが可愛い。

ラストキスシーン

最後のキスシーンが、最高の爆弾でした!

少尉が紅緒の両手を握って、自分の腰に回して固定のままで
真横からキス!
2人の鼻がぶつかって見える程ぎりぎりに近い!
至近距離のままキスをしながら、90度少尉が体を回転させて、最後は少尉の背が客席に向いた状態に。

少尉がずっと微笑みながらの束縛キス。
こんなトキメキキスシーンは、未だかつて見た事がない…

ブライダルデュエットリフト

華ちゃんをお姫様だっこして、クルクルとリフトしていました。
れいちゃんのスゴイ腕力にビックリ!
リフト中の華ちゃんのスカートが広がってきれい。
下りた後の華ちゃんが、最後に思いっきりれいちゃんに抱きついていく姿が可愛い!

ふたりのラブラブ度がパワーアップ!
このコンビの予想以上の萌え萌えは、もう何と言っていいのか。
新生花組の最大の売り出しポイントですね。

その他

華ちゃんのおてんば度、お茶目度がパワーアップ!
おぼこい雰囲気が自然に出せている華ちゃんの演技力は流石です。

フィナーレは、かわいい上半身浴衣のロケットと、
男役群舞のシーンも少し流れました。

殺陣も迫力が増しパワーアップ!

少尉が高屋敷(永久輝せあ)の喉元に小刀の先を突きつける名シーンも。
ひとこちゃんの袴姿は、元雪組なのでしっくりきます。

印念中佐(優波 慧)の顔の歪めぶりが、憎々しくてピッタリでした。

1場面だけ軍服姿の少尉が流れましたが、映像には2017年「はいからさんが通る」よりと表示されていました。

舞台姿は初日の幕があくまで「おあずけ」です。
初演から2年半後の軍服の少尉様は、ますます素敵になっているでしょうね。

パレード並び

永久輝・華・柚香・瀬戸・水美
華ちゃんが下手先頭。タイトルロールですものね。

パレードは、それぞれの衣装で、というらしいです。

そして、一番の関心事は、れいちゃんが羽根を背負うのか?ということ。

少尉の軍服の衣装に羽根をつけるのは難しそうなので、軍服の進化系の衣装に羽根がつくのでしょうか?
お披露目公演なので、羽根が無いことは考えられませんが…

3月13日に初日の幕が開く予定でしたが、今は順延中です。
今日のお知らせでは、4月13日(月)が初日と予定されています。
4月20日(月)が千秋楽です。

みんなが、れい君のトップお披露目を心待ちにしています。
何とか初日の幕が開いて欲しいと思いますが、現在のコロナ感染拡大状況下では、見通しが立ちません。

いっぱい宝物の散りばめられた新生花組の「はいからさんが通る」であることを、お稽古場風景を見ただけでも充分伝わってきました。
こんな素敵な舞台をお蔵入りさせるのは勿体ないので、必ずお披露目され日が来ることを信じています。

舞台開幕を前にして

柚香「『はいからさんが通る』の作品の持つ力と、笑いの絶えない笑顔、和気あいあいとした朗らかな稽古場だなと感じています。」

瀬戸「一人ひとりキャラクターがすごくって、今日は何をしてくれるのだろうと、自分が鼓舞してもらえる、気持ちの良い稽古場なのだなぁ。」

水美れいのお披露目公演ということもありますし退団者もいないですし、物語も相まって凄くおめでたい明るい稽古場と作品で、毎日楽しいです。
マイティのこの言葉に、思いが詰められています。

それぞれの役について

伊集院忍役について(柚香光)
自分の中での大きな発見→「忍」という名前に前回は気づかなかった少尉の人間としての弱さであったり葛藤であったりが、長所でもあり、弱さにもなるという表裏一体の部分ががあったりに落ち着いた。


しのぶ。こらえる。たえる。「忍耐」「堪忍」
むごい。「忍心」「残忍」
しのばせる。しのび。「忍者」「忍術」引用漢字ペディア

生い立ちゆえの「笑い上戸」にならざるをえなかった、笑い上戸になることによって自分を守ったという彼の影の部分があり、名前からしっくりくるものがあったそう。

2年半前の初演の少尉より、人間味が深まった厚みのある少尉になっているように見えました。アニメのキャラクターからも進化した人間少尉。

青江 冬星について(瀬戸かずや)
髪の毛をかき上げるキザな手の動きをしながら、「ふっ」ていう、長髪キャラはやってこなかったので自分の中でスゴク挑戦だなと。後半のほろっといくところだけでなく、麗しいけれども芯がヤバイ、クセの強い感じをもっともっと出してと思います。
普段は女の子に手を差し伸べたくなるので、自分を追い込んで、違う違うと「女嫌い」を意識しているそうです。

鬼島森吾軍曹について(水美舞斗)
パンと見てると強い男なのですけど、バックボーンは捨てられた子ですし、スゴイ孤独な人生を送ってきていて、人間を信じられないという、そのへんをどう深くしていくかで、忍さんと出会った時の変わりようが大きくなってくると思いますし、そのへんが初演の時よりもさらに追及していきたい部分だなと。どう見ても一番強げだなぁと。そのへんをドンドン掘り下げてやっていきたいです。

ジェンヌに聞いてプルミエール

「それぞれのかわいい所を教えてください」

柚香→瀬戸 「瀬戸さんのドジっ子する所。颯爽と入って来たのに、並んでいる椅子にガタッとぶつかる。」
水美→瀬戸 「瀬戸さんのぶりっ子するところ。ふりがわからないと言って突然大きな握った拳をほっぺにあてて叩いていたのが、究極に可愛い。」

水美→柚香「どんなに短い休憩でもお腹が減ったら、突然食べだすところが可愛い。」
瀬戸→柚香「今、この短時間のこのタイミングって?前後の流れとかなくちゃんと食しているのが可愛い。」
柚香「質が変わってきますからね。過ごす時間の。そこの休憩でちゃんと栄養を入れて、脳みそに血を巡らせていないと。」

水美 「わたしのなんだろう。いっぱいあるよね」柚香と目を見合わせて笑う。
柚香 「こういう所ではないですかぁ。」
柚香 「可愛いところあるよ。(爆笑)」「あるけど言わない…」と笑顔いっぱいで体をゆらしながら。
水美 「言われても言われなくても嫌だぁ」
れいまいの息の合った可愛い会話で終わりました。

ウボンゴでのパズル対決。
マイティはパズルが苦手のよう。
マイティは罰ゲームで「逆再生告知」をした時にその流れる自分の逆再生音声に大うけ。
大きな動作で拍手して、大きなお口を開いて大笑いで受けている姿に「漢」を感じました。

終わりに

ラブコメディの「はいからさんが通る」ですが、第一次世界大戦、シベリア出兵、米騒動、関東大震災という暗い時代が背後にあります。
そういう時代の中でも、強くたくましく生きている登場人物たちが魅力的です。

現在は「新型コロナウィルス」というウィルスとの全世界での戦争中です
見方によっては、第一次大戦や第二次大戦より、見通しが立たない未知のウィルスとの闘いなので、厳しいところもあります。

「はいからさんが通る」こそ、今のコロナ禍の世の中に明るさを提供してくれる一筋の光です。

最後にナレーターのみりおんが
「一日も早く日常が戻り、ふたりの公演(柚香・礼)を観に行けることを願っています。」と締めくくられていました。

本当に観劇が楽しめる日常が一日も早く戻ってくることを願っています。
そして「はいからさんが通る」が、劇場を通ることができる日を。

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