宝塚ファンとして今一番望むこと
こんにちは、くららです。
今日は終日、宝塚公式ホームページでの「4月1日からの公演についてのお知らせ」を待っていらしたのでは無いかと思います。
待てど暮らせどありませんでしたね。

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今までも、「最短の公演中止日」の前日になってのお知らせだったので、30日か31日になるのでしょう。
多くの方が「公演中止の延長」を覚悟していらっしゃると思います。

今後の公演について思うこと

東京都での公演について

東京都では、連日新たな感染者数が最多数を更新をしていて、今日は68人でした。
「非常事態宣言」を1日でもはやく発令した方が良いのでは、という声も多くあります。
そんな中で、東京の3か所での公演の開催を望むのは、難しいと思います。
「非常事態宣言」が発令されると、まず3週間の行動が制限されるようなので、その間の公演再開はあり得ません。
ほとんどのタカラジェンヌは宝塚市に居住されているので、一番安心できるのは、宝塚市に戻ることだと思います。

日本は法律的に「要請」以上の拘束力をもつものは発令できないので、「非常事態宣言」が出てからでも、居住地に戻ることは可能でしょうが、混乱を避けるためにも、早急に「東京での公演」の長期スパンの意思決定をされた方が良いように感じています。

宝塚市での公演について

兵庫県知事は、「不要不急の外出自粛」を4月7日まで延長しているので、宝塚大劇場の公演の上演は、4月7日まで難しいでしょう。
この4月7日は、学校再開を考慮してのものだったので、感染者が増えている状況をふまえると、自粛延長も有りうるでしょう。

「大規模イベント」というと「宝塚の公演」が報道され、話題になり、バッシングをあびでいましたが、現在は先週「k-1」が強硬開催したことから、そちらに関心が移っています。
しかし、「自粛」という言葉の下に溜まっている人々のフラストレーションは、また宝塚が公演を再開すると、「宝塚」に向かい、バッシングをされるとても「分の悪い位置」にコロナ禍の中で置かれています。

親の立場から

現役で活躍しているタカラジェンヌたちと同年齢の子どもを持つ親の立場からすると、子どもの「安全」を何よりも願います。

舞台のプロ」として彼女たちは精一杯つとめてくれていますが、「生徒」という言葉を使われることは、「100%のプロ」では無い、微妙な立ち位置でもあります。
80名以上の組子と同数に近いスタッフやオーケストラの方々と共に、「3密(密閉、密集、密接)」で舞台をつくりあげていて、健康面での感染の危険性は通常の人より高いと思います。
生徒さんの親御さんたちも、健康面をとても心配していらっしゃるのでは無いかと、親としての自分の思いを重ね合わせて思います。
特に十代の未成年のジェンヌさんもいらっしゃいますから。

ファンも今の状況では、何よりもタカラジェンヌが健康であること、一人の感染者もでないことをまず願っているでしょう。

期間限定のタカラジェンヌであること

でもタカラジェンヌは「有期」なので、公演が中止で流れていくことは、無駄になる「時」がとても残念です。

退団発表をされた望海風斗さんのトップ羽根を背負う時は、もう数えることができる回数です。
それなのに、先週千秋楽を迎えた雪組の東京宝塚劇場では、羽根を背負うことなく中止になってしまったことで、その貴重な回数がゴッソリと減りました。

花組の柚香光くんは、まだトップ羽根を披露することなく、お披露目公演の回数が日々減っていっています。
トップ羽根を披露することなく「時」が過ぎていくことは、誰もが受け容れたくなく、1日でもはやく「お披露目公演」が観たいという気もちになります。

ファンたちは、その失われる時が残念で、なんとか公演が開催されることを願っています。
「健康」であることを願いながらも、「公演回数」が無駄に流れて欲しくない、というファン心理の矛盾が生じています。

公演延期が難しい現在の宝塚のシステム

中止になった公演は、延期にして再び上演すれば良いというのが、通常の認識です。
しかし宝塚は、2年程のスパンをもって5組のスケジュールが綿密に計画され、計画通りに遂行されています。

東西に自前の劇場を所有していても、ずんぐりにズラシテいくというのが難しそうです。
公演チケットも、既に先行では半年以上先の公演チケットが販売されています。
貸切公演をお願いするのは1年以上先の公演だと聞いたことがあります。

仕切り直しをする前提がない計画なので、仕切りを入れるタイミングも難しいと思います。
そして「コロナの感染状況」の見通しが全く立たないので、確実にいつから大丈夫というのは、誰も断言できません。
現時点で何かを決めて変更するというのは非常に難しく、計画通りに進めていくしかないのでしょう。

最高の構築されたシステムで、次々と5組の公演を楽しませてくださっていましたが、予想だにしなかった事態が起きて、1日1日、準備万端なのに公演が披露されないという残念な日々が過ぎていっています。

「非常事態宣言」を出すなら、はやく出して収束の時をはやく迎えて欲しいと思いますが、政治的判断はすぐにくだせないようです。

未知の目に見えないウィルスとの闘いで、まず国や自治体の指導に従わなくてはならず、宝塚歌劇団としては、日々苦渋の決断を迫られて大変だと思います。
本当にそのご苦労に感謝します。

老婆心から、現在の段階では、生徒さんの健康が守られることを優先的に考えて欲しいなと思っている日々です。
そして、何とか皆が一致して感染防止に努めることで、新型コロナウィルスの感染の終息の時がはやくきて、普通に観劇できる日々が戻ってくることを願っています。

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