星組路線スターと95期
こんにちは、くららです。
昨日は時間が無かったので駆け足で星組の感想を書いたので、書き足りない思いがいっぱいなのですが、普通の感想を書いても面白く無いので、「星組の路線」について書きたいと思います。

昨年の「タカラヅカスペシャル」で2番手がハッキリしてから、今回の新生星組は「ビラミット型」のスター構造が明確になりました。

新生星組は「ビラミット型」のスター構造

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男役 6番手……極美慎(100期)
   5番手……天華えま(98期)
   4番手……綺城ひか理(97期)
   3番手……瀬央ゆりあ(95期)
   2番手……愛月ひかる(93期)
   トップ……礼真琴(95期)

気になるスター候補たち

天飛 華音くん(102期)について
お芝居で目立つ役がつき、ショーでは歌、ダンスともに目立っていた天飛 華音くんが、一番のホープであることは間違いありません。
新人公演では、謎の男(瀬央 ゆりあ)を演じます。

ショーのオリンピアのシーンで、オリンピックカラー(赤、黄、黒、緑、青)で5人が踊ります。
上級生から下級生までの選抜メンバー、漣 レイラ音咲 いつき碧海 さりお天飛 華音水乃 ゆりの5名です。
碧海 さりお君は、今回新人公演の主演をします。

かのん君と、同期で同郷で同じスクール出身の彩海せら君も、本公演ではかのん君と同じ「少年専科」という感じです。
しかしあみちゃんは、3人「彩海(102期)、縣(101期)、諏訪(99期)」で、フィナーレの階段降りを既にしました。
2020年の卓上カレンダーのメンバーにも入っていて、組によって扱いが変わります。
どちらも先が楽しみな102期のホープ男役!

天華えま君(98期)について
新人公演主演3回しているぴーすけ君は、「路線落ち」という言葉を目にしたことがありますが、全くそんなことはありません。
2019年11〜12月、『龍の宮物語』(バウホール)では、 山彦を好演していました。

今回お芝居の方では、1期上の綺城ひか理くんと対になって出演しているシーンが何カ所かありました。

ショーでは、2期下の極美慎くんと。
客席降りでは、センターの上手側先頭がぴーすけ君。下手側先頭が極美くん。
本来ならこの位置の若手男役さんは、全力でハイタッチに励まれる場合が多いのですが、今回は感染防止のためハイタッチ無のため、それはありませんでした。仕方が無いですね。

フィナーレの一番はじめの銀橋渡りの歌手が、天華えま君 → 極美慎君 → 舞空瞳ちゃん でした。

極美慎くんはキラキラしたスター性は抜群ですが、ダンスは少し苦手?、そして銀橋渡りも経験値不足で、なんとなく見ている方がドキドキ。
天華えま君は、2期上な分、堂々としているので、初日すぐの感想では、天華えま君の方に軍配が上がります。
極美くんも慣れてくると、もっともっとハッタリを効かせて、魅力的になるでしょう。

極美慎くんについて
各シーン、激しいダンスシーンが多く、思わず踊っている極美くんを「大丈夫?」と見てしまいます。(これは私の勝手な先入観かも)
トップスターが紅ゆずるさんの時は、極美くんのタイプは「十分あり」でしたが、礼真琴くんがトップになった途端に「実力至上主義」に傾いているので、スター性キラキラが一番の魅力の極美くんは、ちょっと分が悪くなってしまうかも。
急ピッチで実力面を磨くチャンスかも?天性のスター性のある人だと思うので、頑張って欲しいです。

水乃ゆりちゃん(102期)も、お芝居ではダンスのみの役で、とても良かったですし、ダンスの名手の5人のオリンピック選抜メンバーの一人でした。
しかし歌があまり得意では無いので、星組で今後輝いていくためには、歌の上達が必至です。極美くんと同様に頑張って欲しいです。

トップ交代で星組の態勢が全く変わったので、星蘭ひとみちゃんが専科に異動したのは正解だったのかもしれませんね。
『ゆるりふんわりふたり。#17「鷹翔千空&星蘭ひとみ」』でのひとみちゃんはお人形さんのように可愛かったです。
活躍される時を楽しみに待っています。

また、話が脱線してしまいました。星組公演に戻します。

ロケットガールの歌手は、小桜ほのかちゃん(99期)、桜庭舞ちゃん(100期)、瑠璃花夏(103期)ちゃんでした。

実力派というと、瑠璃花夏ちゃんが抜擢されていきそうです。
今回の新人公演も、有沙瞳ちゃんの春崇役なので期待されている感じ。
「ロミオとジュリエット」の新人公演は、瑠璃花夏ちゃん?

稀惺かずとくん(105期)について
群舞のダンスシーンで目をひかれます。キラキラとしたスター性があります。
今回のロケットのシーンは、「中高」で真ん中に背の高い男役さんが居る中に、3人の可愛い娘役のロケットガールが真ん中に入って踊るので、その周辺の大きな男役さんが大きすぎて、少しかわいそうに思うシーンがあります。
そんな中、かずとくんのロケット姿は、優しい表情と綺麗な顔立ちが可愛く、目立ちます。
創業者の小林一三さんの玄孫ということは関係なく、スターの素質があると思いました。

瀬央ゆりあくんについて 「こと・せお」で盛り上がらないの?

愛ちゃんの2番手羽根が話題になって、瀬央ゆりあくんの活躍がそんなに注目されていませんが、お芝居での2番手級の活躍は「大きな事柄」だと思います。
礼真琴くんとのデュエットが同期〜という感じで、勝手に感動します。
「龍の宮物語」の清彦さんとは、全く違うアクの強い役ですが、前に出るお芝居も上手です。

ショーでも、プロローグに続いてKAZUMI-BOY先生振付の「金星の輝き」で真ん中をつとめていました。
その他、歌っても踊っても、バッチリ決まっています。
最後に大階段を降りてくるこっちゃんを嬉しそうに迎える笑顔も素敵で、同期愛を感じました。

「こと・せお」と、もっと騒がれてもいい二人の関係性だと思います。

愛ちゃんは2番手羽根を背負って、せおっちは羽根はありませんでしたが、これで何も決まっていないと思います。
愛ちゃんがトップになる可能性は、あるでしょう。
昨年、一作年より「勢いがついているせおっち」が、その勢いのまま今回の舞台でも、好演しています。

「せおっちがトップになるかも」という期待は、何も消えていないし、期待し続けても良いのだな、と今回の公演を観て思いました。
95期の「ファーストフォトブック」メンバーみんなに、まだトップスターの可能性があり、みんなそれぞれ、期待以上の成果を舞台で魅せてくれていることは、楽しみを倍増させてくれています。

雪組「ワンス~」の朝美絢くん、花組「ダンスオリンピア」の水美舞斗くん、そして星組の瀬央ゆりあくん
みんな素晴らしい2020年のスタートを切りました!
明日は月組「赤と黒」の初日で、月城かなと君の活躍も楽しみです。

愛ちゃんの2番手羽根も嬉しかったですが、95期の活躍も嬉しい星組公演でした。

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