雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』情報
こんにちは、くららです。
今日はスカステニュースで、雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』稽古場情報が流れました。
出演は望海風斗さん奏乃組長。お2人の公演情報をはやく届けたいワクワク感が伝わってきて、こちらもワクワク!
ファンの作品に対する期待度はすでに高騰しきっていて、トップさんのサヨナラ公演でも無いのに、チケット難となっています。

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小池先生のお正月作品というと、6年前の星組『眠らない男・ナポレオン』。
100周年記念の1作目ということで小池先生の力が入っていて、なかなか脚本が仕上がらなかったとか。
お正月に幕が上がって観劇しても、観るたびに変更点があって、後々も語り草になるほど、柚希礼音さんはじめ星組の方々がご苦労された作品でした。

雪組については、9月27日に「ONCE UPON A TIME IN AMERICAの制作発表会」があった時に、まだ脚本が出来ていなかったので、雰囲気のパフォーマンスと少しのダンスの披露だけでした。
小池先生はお忙しいので、雪組のお正月公演が以前の星組のようにならなければ良いなと願っていました。

公式ホームページにあげられる「稽古場 キャストボイス」では、順調にお稽古が進んでいる状況が感じ取れました。
そして今日「この時点で2幕最後までお芝居仕上がっております!」と望海さんが仰いました。
後は振付と、より味わい深い作品に仕上げていくために、背景を深めていったり、煮詰めていったりの段階のようです。
小池先生にとって、思入れのある作品のようなので、筆が軽やかに進んだのですね。
「タカラヅカスペシャル」のお稽古もあるので、余裕のある仕上がりで本当に良かったと思いました。

登場人物たち

原作セルジオ・レオーネ監督の望海さん演じるヌードルスロバート・デ・ニーロが演じた映画は、望海さんはギャングものを演じる機会が多かったので、何度もご覧になっていたそうです。
しかし実際に演じるとなって紐といていくと奥が深く、ユダヤ系移民の背景、労働者組合の関わりなど、そういう歴史とかを勉強中だそうです。

Q:ヌードルス見てどう思った?
孤独な人、そういう環境になっていってしまったというのもあるけど、思いを抱え込む所があり、その思いを教えて欲しいと思っていくうちに、段々とヌードルスという主役に引き込まれていった。
彩風さん演じるマックスが感情的で思いをバッと出すのに比べて、ヌードルスは思いを言わないタイプ。
二人の複雑な関係性の中で、二人がテッペンを目指すことは無理だとヌードルスは子どもながらに感じてしまう。
本来は突き抜けていくのが主役だが、途中でそうなっていくマックスを見て、心の距離感がうまれてきて、ヌードルスは引き気味で、現実と夢の間で苦悩するという感じ。

少年時代のつるんでいる仲間たち3人
・コックアイ………真那 春人
・パッツィー………縣 千
・ドミニク………彩海 せら

真那春人くんや咲ちゃんとは、『星逢一夜』で一緒に子役を演じていたので、子役への抵抗感や恥ずかしさは全く無いそうです。
あがたくんやあみちゃんとは、今までがっしり組むことが無かったので新鮮で、「こうくるか」というものもあって、それぞれの個性が出たら良いなと思っているそうです。

奏乃さん演じるファットモーは、(少年期・青年期)を橘 幸くんが、(壮年期)を奏乃 さんが演じます。
ギャング仲間たちを外からみつめる立ち位置で、他人と思えないけれどもそこまで踏み込めない、男の友情の一つとして手伝ったりしているという感じ。
25年経ってもファットモーだけ変わらないない存在として描かれているようで、望海さんもファットモーに懐かしさを覚えながら演じているようです

この作品では、少年期・青年期・壮年期を皆一人で演じていますが、ファットモーだけ、(少年期・青年期)を違う人が演じます。その点に面白さを感じます。

ファットモーの妹が、真彩希帆ちゃん演じるデボラ。(ミュージカル女優)
奏乃:「あなたの初恋の人」
望海:「そうですよ。そこがすごくピュアで、ずぅ~っとデボラのこと想ってるじゃないですか。ヌードルスの感情が、デボラに対してだけは、物凄く濃くなる。」
デボラは、高みを目指していく、自分の才能を活かして、いつか狭い世界から出ていくわ、という力のある女の子だそう。真彩ちゃんに似あう役だと思います。

朝美 絢くん演じるキャロル(歌姫 マックスの愛人)
スピークイージーの歌姫、禁酒法時代に秘密裏にやっている酒場の女で、その世界観を濃くつくってくれていると、望海さん。
歌い踊り男たちを魅了する役だが、マックスに対して一途。
「情じゃないですかねぇー」とあーさが望海さんに語ってくれたそう。
情愛があるから離れられないという解釈で役を深めているようです。

彩凪 翔くん演じるジミー(労働組合のリーダー一同の運命を大きく狂わせる)
トラック運送業者がストライキを起こすために、組合をつくり、それを率いている。
実際にジミーという運送業組合の人をモデルにしているそう。
組合とギャングが関わるところが、映画ではわかりにくかった所を、わかりやすく小池先生が書かれているそうです。
雪組の舞台を観て、もう一度映画を見ると、より楽しめるのでは、とのこと。

奏乃組長おススメ一幕ラストシーン

両手を一直線に広げて、足をくみ、首をそらす素振りをされて、その一幕ラストシーンを表現されながら、
「だいもんがカッコいいのは私の中で当たり前なんで、いつもわかっているんですけど、初めてくらいに目がハートになりました!」と言うお言葉。
望海さんが終わって席に着くと奏乃さんは立ち上がっていて、教室中全員がウワァと大拍手大喝采で、アメリカンな雰囲気で盛り上がったとか。

組長さんの素振りから、チラシの裏にある足をくんで両手を横に伸ばして座っているシーンでは無いかと思います。(違っていたらごめんなさい)
望海風斗スタイル
お稽古場が騒然とするほど、奏乃組長が目がハートになるほど「だいもんがカッコいい」なんて!
一幕ラストは、大チェックポイントですね。

望海さんのおススメ

望海:「芝居として見せるところもいっぱいあって、プラスミュージカルなのでナンバーも沢山あって、そのシーン全てが見どころでもありますが、キーワードとして「禁酒法」があって、その時代から撤廃までがあって、「禁酒法」をキーワードにしたナンバーが、何個か出てくるんですけど、それがお洒落で可愛くて怪しさもあり…」

奏乃:「禁じられればられるほど飲みたくなるという、それを歌と芝居で表現しているのが面白いです」

フィナーレがある!
歌う人、ロケット、娘役ナンバー、男役ナンバー、デュエットダンス パレードもあるそうです。

奏乃:「大丈夫です!」
望海:「ご安心を!」

以前の「宝塚プルミエール」の無茶ブリ五・七・五で、望海さんは、
「アマポーラ 歌うの踊るの どっちかな」
と詠んで、映画の挿入歌で有名になった「アマポーラ」のことを気にされていました。
ギャング映画になぜこんな素晴らしい曲が?と驚くほど場違いさがありますが、その場違いな分だけ、哀愁が漂います。
他にも名曲がたくさん。
挿入歌の数々も、だいきほをはじめ、素敵な歌声で聴かせてくださるでしょう。

「宝塚プルミエール 雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』」

WOWOW 1月18日(土)14:00~放送
ナレーター…朝夏まなと

朝夏まなとさんのナレーターとしての登板は2回目です。
望海風斗さんとは一緒に花組時代を過ごしてきた1期違いの先輩になります。

――望海風斗さんへエールをお願いします。
あやちゃん!こんな形でまた共演できてうれしいでーす!!あやちゃんのスーツ姿が大好きなので、大人の男を楽しみにしています!元旦からの公演、健康に気を付けてがんばってねー!(引用:ステージナタリー)

朝夏さんは、この公演が発表された時から、好きな世界観で、とっても楽しみにしていた作品だそうです。
1期後輩の望海さんの雪組の大劇場公演は、すべてご覧になっているそうです。

プラスアクト1月号(12月12日発売)に縣千くん!

毎号タカラジェンヌが登場している連載「self produce stage」1月号には、雪組の縣 千くん。

次世代スター連載第6回目。

あがたくんのマイブームは、「筋トレ」!
朝と夜に欠かさず、腹筋のローラを使って筋トレするのがマイブームだそう。
そのマシーンは、雪組と星組と月組の仲良しメンバーで行った、トーナメント制のじゃんけん大会で優勝した時の賞品だそうです。
ダンスの実力ではピカ一のあがた君ですが、筋肉を鍛えると、ますますダンスに磨きがかかりそうですね。

「友の会の100号記念カレンダー」、私には届かないなと思っていたら、やっと届きました。
噂通りのキラキラな素敵すぎるもので、見るたびに感激しています。「だいきほは尊い!」
でも、何故「だいきほ」だけなのか…
いろいろとフラグが立ち続けていて、これもさらに「フラグ?」とに感じていますが…
大劇場の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』が終わるまでは、何もないはず。
『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』を楽しみたいと思います。

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