「アンチ月組」をつくらないで!今の月組は魅力的!
こんにちは、くららです。
月組の大劇場公演『I AM FROM AUSTRIA』の千秋楽が明後日となりました。
木曜日の観劇が「My楽」でしたが、どの楽曲も耳に残りやすく、「マッチョマッチョ♪」をはじめいろんな曲を思い出しています。
ミュージカルの名曲の力って、素晴らしい!

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月組の楽のライブ中継のチケットが売れていないことが話題になっているようですが、それは平日なので当たり前で仕方ないかなと。
ライブ中継のチケットが売れていないから、「不評」「人気が無い!」というのは、違うかなと思います。

大劇場千秋楽ライブ中継について

宝塚大劇場千秋楽ライブ中継は初めての試み
東京宝塚劇場の千秋楽のライブ中継は、どの組も毎回行われていますが、今まで宝塚大劇場では、サヨナラショーがある公演しか行われてきませんでした。
(2018年雪組「ファントム」除いて、超チケット難で、役替わりがあったためと思われます。)

サヨナラショーも無いのに、大劇場千秋楽ライブ中継が行われるのは、この月組公演が初めてです。
平日月曜日の13:00」のため、お仕事をされている方や学生さんは足を運びにくいでしょう。

「贔屓が退団する」、「サヨナラショーがある」等という特別感が無ければ、なかなかライブ中継に行こうという思いは起こらないような。

東京宝塚劇場の千秋楽12月28日(土)にも、ライブ中継があると思われるので、その時に行こうと思っている方も多いでしょう。

11日のライブ中継が売れないからといって、「月組は不人気!」という烙印を押すのは間違っていると思います。

ファンのライブ中継の需要と供給

ファンの方が「ライブ中継で観たい!」と思っていた作品は、明日(11月10日)が千秋楽の雪組全国ツアー『はばたけ黄金の翼よ/Music Revolution!』でしょう゜。
多くの方が劇団に要望を出されたともお聞きしました。しかし実現しませんでした。残念でした。

そして、もう一つ熱望されているのは、星組新トップコンビ礼真琴・舞空瞳のお披露目公演『ロックオペラ モーツァルト』!
「ル・サンク特別編集」の発売のお知らせがあったので、「ライブ中継は無いのかも」とも思われますが、ライブ中継が実現したら、大盛況なのは間違いありません。
ライブ中継では、事前に【先行抽選販売】がされ、開催日まで期間が必要なようなので、発表が無いということは、こちらも実現しないのかもしれません。
『ロックオペラ モーツァルト』の千秋楽は12月15日(日)15:30~

月組宝塚大劇場の千秋楽が初めてライブ中継されることになったので、月組以降の「宝塚大劇場千秋楽のライブ中継」が慣習化するのかもと思っていましたが、宙組のライブ中継については、まだ案内がありません。
宙組宝塚大劇場の千秋楽は、12月15日(日)13:00~です。
宙組のものが無かったら、「月組だけ特別扱い」ということに。

「需要と供給」のバランスをとるのが商売だと思いますが、宝塚は他に様々な事情がからむようで、そうではありません。
「ファンの方に向いていない」というマイナス意識が生じて、その反感が「劇団」では無く「月組」に向かってしまう傾向を生んでいます。

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「アンチ月組」をあえて劇団がつくっているような

宝塚の5組、花組、月組、雪組、星組、宙組は、本来平等であるべきです。

しかし現在「月組だけ特別扱い」のように、ファンには見えてしまうところがあります。

「月組宝塚大劇場の千秋楽ライブ中継」についても、「なぜ月組だけ?」
その結果が、ますます「アンチ月組」の思いを募らせています。
ライブ中継をしなければならない事情があったのでしょうか?

『I AM FROM AUSTRIA』の初日があけてしばらく、宝塚の公式ホームページで、「月組公演の関連情報」が冒頭に固定されて表示されていて、他のニュースが見にくい時もありました。
この件でも、「なぜ月組だけ?」という思いが…

「トップスターの就任期間」というのは、ファンにとって「一番デリケートな事項」であります。
「次の世代にバトンタッチする」という宝塚のスターの宿命があるため、ファンは涙をのんでスターを見送ります。
しかし、そんな中、月組は早期就任のためか、退団は蚊帳の外のよう。
同時期にトップに就任した紅ゆずるさんは、既に退団されました。
その約1年後に就任した望海風斗さんにも退団の覚悟をしなければならないようなフラグが立ち続けています。

柚希礼音さんや明日海りおさんのような、「トップオブトップ」と言われる特別なスターさんなら、別でしょう。
まだまだ終わりが見えないトップスターの存在に「なぜ月組だけ?」という思いが起こってしまうのも仕方ない…

お金のかかる「海外ミュージカル」をたくさん上演されていることも、「なぜ月組だけ?」という思いが…

他にもいろいろと。

これは劇団が決めたことであり、珠城りょうさんには関係ないことで、彼女もそんな「めちゃくちゃなやり方」の被害者とも思います。
反感を買わない、上手な進め方というのもあると思いますが、何をやっても裏目といいますか、「なぜ月組だけ?」という思いから「アンチ月組」をつくる方向に作用してしまっているように感じています。
(思い込みの激しい私が書いているので、間違っていたらごめんなさい)

私を例にあげますと、典型的なイメージ先行人間で、イメージでものをとらえやすい傾向にあります。
マイナスに作用したものを、あえて受け容れようとは思わない。
どちらかというと、女性は男性よりそちらの傾向にあると思います。

そうでは無い、女性の方も沢山いらっしゃると思います。

私の場合、「アンチ月組」感情は少々ありますが、そのマイナスイメージを払拭するほど「宝塚大好き熱」が高いので、全組を観て、全組を愛しています。

「アンチ月組」に振れた方は、敢えて月組のライブ中継を観ようと思わない
「ライブ中継」は、気軽に近場で楽しめるものなので、「劇場に足を運べないけど、観たいな」という方は多いと思います。
しかし、「アンチ月組」という、マイナスに感情がふれていたら、そういう思いも起こらない。
今回のライブ中継の結果は、そういうことが作用しているとも思っています。

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『I AM FROM AUSTRIA』は心温まる素晴らしい作品

東京宝塚劇場のチケットは完売しています。

観ている間はハッピーコメディーで楽しく、涙するようなところもあり、見終わった後は、気持ちが温かくなる素敵な作品です。
現代のお話なので、エリザベートのような豪華なコスチュームではありませんが、様々なジャンルの曲が採用されているので、楽曲を楽しむ点では、「エリザベート」に負けていません。
流石「音楽の都オーストリア」の作品だと思います。

珠城りょう、美園さくら、光月るう、鳳月杏、月城かなと、暁千星、風間柚乃さんら、役にはまっていて魅せてくれます。
美園さくらちゃんの歌が素晴らしく、初日に比べたら少々「くせ」が強くなってきているように感じますが、東京公演前のお稽古で調整されるのでは。
珠城りょうくんの歌も、歌い方を変えられたようで聞きやすく、初日から日数を重ねるごとに、良くなっているように感じました。
ありちゃんは、出番としては少ないのですが、風間柚乃くんとの、今まで宝塚に無かった関係性のありおだペアが楽しいです。「ゲイ」をコメディタッチでサラッと表現しているので現実味がありません。
書いていたらおススメどころは沢山で、書き終わらないので。
フィナーレもふだんのものとは、ちょっと違っていて新鮮さもあります。

とにかく見て損はしない、心が温かくなるハッピーミュージカルなので、「アンチ月組」の方にもおススメです。
現在の月組は、スターが揃っていて、とても魅力的な組です。

劇団には「アンチ月組」をつくらないような、適切な舵取りをしていっていただきたいです。

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