和希そら新しい扉を開く時 JUMP!組替えは?
昨日は、宙組の純矢ちとせさん、澄輝さやとさん、蒼羽りくさんら7名の方々が退団されて、「宙組の一時代」が終わったという感じがしています。
スターが去れば新しいスターが生まれてくるのが宝塚。

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「宝塚グラフ8月号」対談より

「宝塚グラフ8月号」では、『 Especial Time~お気に召すまま~ 和希そら→寿つかさ』が一番印象的でした。
和希そら君が宙組組長の寿つかささんをリクエストしての対談。
そら君はすっしぃさんの同期の岡山の「天希かおり ダンスレッスン」教室の出身。
初組配属の「誰がために鐘は鳴る」の舞台稽古の時、「ジャガイモのような舞台化粧」だったので舞台化粧のアドバイスを受けて以来、毎公演役を与えられるたびにアドバイスをもらっているそう。
今までの楽しいエピソードが語られていて、すっしぃさんはそら君を気にかけ、そら君は絶対的な信頼をよせているとても良い師弟関係が感じられました。

昨日千秋楽を迎えた「オーシャンズ11」では、寿つかさ演じるソールが、和希そら演じるライナスに、「飛べ!」と言って背中を押していました。
その関係性が、そら君宙組配属の時からの二人の関係性のようです。

「オーシャンズ11」でぶつかった壁
この「オーシャンズ11」では、研10になる自分が「少年役ライナス」を演じるということで、小池先生のダメ出しも加わり大きな「壁」にぶつかったそら君。
公演を通して、見事に「壁」を乗り越えたようです。
大劇場の初日を観劇した時は何となく感じましたが、その1週間後に観劇した時は、そういう迷いは感じず、見るたびにライナスは素晴らしく役になりきっていました。

そして男役10年目の現在、「今まで元気で明るい和希そら」で来たけれど、本来の自分は人見知りなところもあり、ありのままの自分でいてもいいのかなと「新しい自分の扉」を開けようとしているようです。

「男役10年目」和希そら君の顔に変化
スカイステージで「スカイステージトークDREAM TIME 総集編」が放送されていました。
約4年前ぐらいより、宙組のMCとして、各組スターを迎えてそら君らしいトークをしていましたが、その時のお顔は今と比べて幼い感じで、まだ垢ぬけていませんでした。
現在そら君のお顔は、スッと引き締まっていて、当時の幼さは無く、大人っぽさを感じます。
「オーシャンズ11」を経て、成長したお顔の充実ぶりに、それまでと違う「人間 和希そら」の魅力があふれています。

実力派和希そら
そら君の歌唱力とダンスの技術、芝居力は誰もが認めるところです。
同じ実力派の礼真琴君はその実力を花開かせて星組トップスター就任が決まっています。
1期下の和希そら君は、同じような実力を持ちながらも、「裁判沙汰になった96期」ということ、「宙組」ということで、割りをくってきました。
「96期」という呪縛はもう関係ないと思っています。
そら君は中卒で音楽学校に入学しているので、「男役10年」の今、95期のスターたちより年下であることが有利です。

宙組は組替えて来られる方も多く

この発言は、「宝塚グラフ8月号」の対談でそら君が話していた言葉です。
「宙組は組替えて来られる方も多く、そのつど刺激を受けますし、盗みたいと思うことが沢山あるので、どんどん学んでいきたいなと。」
そら君は決してネガティブな発言をしていません。

私は『宙組は組替えて来られる方も多く』という現象をネガティブにとらえています。
宙組結成20年を過ぎましたが、歴代のトップスターは組替えでやってきて就任しています。
宙組出身の93期の愛月ひかる君が、初の宙組生え抜きトップスターになるのかな?と思っていたら、専科に異動しました。
95期の桜木みなと君は「初の宙組生え抜きトップスター」になるかと期待されていますが、95期の他のスターに比べると押し出し、人気が今一歩。

そもそも宙組発足時から、「身長の高い男役」を売りにしていたので、最近の組配属は身長が高いことはそれほど重視されなくなっていますが、まだ全般に男役は高い傾向にあります。
そんな中、身長が高い方ではない桜木みなと君が、宙組トップスターにふさわしいのか?

和希そら君に至っては、何でも完璧な中、足りないのは「身長」だけ。
「オーシャンズ11」では、長身を誇る真風さんの横になることが多かったので、舞台上で凄い身長差が明らかでした。
高身長な宙組で、和希そら君が主要なスターとして輝けるのか?
これは、いつも疑問に感じていることです。

宙組は「トップスターは他の組からやってくる」ということが慣習化してしまって、素晴らしい男役が育つのだろうか?というのも感じています。
やはり路線が明確で、はっきりとした目標がないと、真ん中で光る力も違ってくるのでは、と。

Brilliant Dreams「和希そら」 ~personal~8月放送

ダンスが大好きな和希そらが、宙組・留依蒔世優希しおんなつ颯都亜音有星たちとオリジナルダンスを披露するそうです。
その稽古風景から本番まで、お洒落にパワフルに届けてくれるようで、楽しみです。
『Brilliant Dreams +Next「朝夏まなと」』毎回ダンスを披露するシリーズに、そら君一人だけ超下級生でレギュラーで出演していました。
その時の経験がこの番組でいかされるでしょう。楽しみです。

組替え???

和希そら君は、トップスターと言うより、別格実力派スターとして活躍するタイプだと思います。
低音ボイスで歌えること、踊れること、「超実力派」なので、実力重視に傾いている宝塚では、貴重な存在だと思います。

宙組は、留依蒔世君(97期)、瑠風 輝(98期)と、歌える男役さんが控えています。

花組への組替え
花組…柚香光君がトップになると歌える2番手が必要と言われていますが、水美舞斗君がいます。
和希そら君が3番手?
綺城ひか理君(97期)、飛龍つかさ君(98期)も十分歌えます。同期の優波慧君がいる所に異動できるか?

星組への組替え
星組…礼真琴・舞空瞳トップコンビのところへ、礼真琴君と同じタイプのそら君で、組み合わせは良いか?
ダンスの技術者が必要とされているけれど?

雪組、月組は体制がそのままなので、今回考えませんでした。

具体的に考えてみると、組替えが適しているのか、どうかわかりません。
現在のところ、宙組で頑張っていくのが一番ふさわしいのかな、とも思います。

現宙組で、桜木みなと君が3番目になったので、そら君が4番目として活躍し、階段降りも一人で降りれるようになるか?というところでしょうか?

番手はどおであれ、和希そら君の活躍をもっともっと魅せていただきたい、楽しませていただきたい、と思っています。
実力者は重用してもらいたい。

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