夢白あや 次期トップ娘役に一番近い逸材
今日は宙組東京公演の「オーシャンズ11」の新人公演でした。宝塚の時と同じように高評価のようですね。
テス役の夢白あやちゃんは、大劇場の時から期待どおりのヒロイン・テスを好演していました。
今度宙組バウホール公演『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』でヒロインをつとめることになっています。
このバウ公演は、ポスターでも初主演の瑠風輝君と同じ大きさの大写しで、夢白さんをより美しく見せるためのようなアングル。
現在一番推されている・期待されている娘役さんだというのは一目瞭然です。

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夢白あやちゃんについて

夢白あやちゃんは103期、研3の娘役さん。入団時成績4番、初詣ポスター起用。
宙組初配属の「神々の土地」新人公演で伶美うららさんの役イリナに抜擢。(この公演ではトップ娘役不在であったため、初ヒロインとカウントされませんが、実質的にはヒロイン役
スカイステージで華やかで美しい舞台姿を見て、「研1でこんな上品できれいな娘役さんがいるの!」と驚きました。

『WEST SIDE STORY』2018年の1月の東京国際フォーラムにも7、8月の梅田芸術劇場にも、エニボディーズ役(ジェッツの一員になりたい少年のような少女)で好演。
ジェッツの男役さんたちと一緒にダンスシーンも頑張っていました。
ダンスも芝居も達者で、華奢な体ながらも、存在感と品が際立っていました。

新生宙組『天は赤い河のほとり/シトラスの風-Sunrise-』では、タトゥーキア役(澄輝さやとさん演じるネフェルティティの子ども時代)
この時の新人公演は大きい役はつきませんでした。

2018年10月から夢白あや快進撃が

2018年10月~12月、『白鷺の城/異人たちのルネサンス』カテリーナ(少女)/ルクレツィア、新人公演初ヒロイン:カテリーナ役(星風まどか)
大劇場の初日からしばらくショーのデュエットダンスのまどかちゃんの代役を務めるという「謎」がありました。
お芝居の終盤でも芹香斗亜君の相手役のルクレツィアという存在で目立っていました。当時研2で二役をするなんて珍しい。
フィナーレの娘役群舞でも目立つ位置に。
新人公演初ヒロインは、華があり落ち着いた凛とした演技でした。
「夢白あや爆上げ」の公演でした。

2019年2月、博多座『黒い瞳/VIVA!FESTA! in HAKATA』パルミラ役。
ショーでは伶美うららさんがやっていた蝶の羽の役をしたり、実質的には2番手娘役に近いポジションだったよう。

「オーシャンズ11」本役と新人公演ヒロイン役

2019年4月~7月、 『オーシャンズ11』本公演では5年前のテス役。
初日から何回か観劇しましたが、「5年前のテス」では、はじめのうちは、いかに若く見せるかに苦戦しているようでした。
本役のテスのまどかちゃんは、いかに大人っぽい女性に見せるか背伸びしながらチャレンジしているよう。
夢白さんの持ち味は大人の女性。
そのため初日は「役を逆にしたらいいのに」と思いましたが、その後まどかちゃんは大人っぽい色気のある女性に進化していきました。

フィナーレの娘役群舞で、夢白さんが真風さんの近くで踊っている姿が色っぽくて魅力的で大胆。目を奪われます。(研3とは思えない)

新人公演ヒロイン2回目:テス・オーシャン役(星風まどか)
「5年前」に遡らなくても良い新人公演のテスは、水を得た魚のように大人っぽくて華やかで美しくて、衣装も本役さんより素敵に着こなしていました。
芝居も上手で、洋画の女性役を見ているような小粋な感じが漂っていました。
ただ歌は歌えているものの、「ディーヴァ」とプロの歌手設定なので、本役まどかちゃんには、まだまだ及びませんでした。

スカステ「プリプリティータイム」で乙女な娘役の可愛いさを全開

抜擢当初は緊張もあったのか、「サバサバした娘役」という印象でしたが、スカイステージのインタビューなどを見ていると、だんだんと「娘役さんらしさ」を見せてくれるようになりました。
そしてそれを決定的にしたのは、「プリプリティータイム」で、プリンス・澄輝さやとさんのイケメンぶりに対しての反応。
澄輝さんの挑発的なイケメン度に興奮して、顔を最大限に崩し、体を震わせながら、興奮して感激していました。
夢白さんも可愛い女の子なのだと、あらためて思いました。
綺麗なお顔ですが、へちゃっと崩した笑顔が可愛い。
クールなイメージより、こういう親しみやすい雰囲気の夢白さんの方が好感度が上がっていくでしょう。
バウ公演『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』のポスターにも、口をあけた笑顔の表情も写っています。

宝塚入学前のTwitterの件

宝塚を受験する前に若者がTwitterをしているのは、当たり前のこと。
合格後にTwitterの内容をいぶかしがり、「黒歴史」と言うファンの方もいらっしゃいます。

夢白さんは高校1年修了で宝塚に合格しています。
友だちと軽口のTwitterは、誰もがしています。
宝塚受験を馬鹿にしていたとか。でも宝塚音楽学校に入学し、まじめにタカラジェンヌの道を歩んでいます。
Twitterで友だち同士の照れ隠しで、表現オーバーは、自然なこと。
そういうものを「黒歴史」というのは、かわいそうであり、スター性をもつ彼女をそんなことで潰すのは勿体ない。
歌劇団も何も問題にしていないから、彼女に期待し、華々しい抜擢が続いているのだと思います。

6歳からクラシックバレエを習い、ミュージカルに興味を持っていたそう。
雪組早霧せいな主演の「ルパン三世」のポスターを見て「かっこいい」と魅了され、母親が宝塚音楽学校について調べて受験をすすめたそう。
そして一度も宝塚の舞台を観ないまま、音楽学校を受験して、一発合格。
初観劇は、宙組の「王家に捧ぐ歌」。そして宙組へ配属。

現在トップ娘役の年齢が若くなってきているので、夢白あやかちゃんは、即戦力としてトップ娘役にも対応できる逸材。
身長が163cmという高さは、そんなに高くない男役さんにも合う一番良い高さ。

バウホール初ヒロインまで決定ずみ。
どこかの組でヒロインの枠があいたら、一番に抜擢される娘役さんだと思っています。

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