土曜日に「Dream On!」を観劇した時に、宙組で和希そら君と同じくらい気になっている方がお一人で観劇にいらしていました。
97期 綺城ひか理君の同期なので客席おりの時は、あかちゃんと一瞬ハグをして、親しい関係を感じました。
同期の活躍をご覧になりに来たのだと思いました。
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その人とは、留依蒔世君です。
首席入団、初詣ポスター、素晴らしい歌唱力とバレリーナを目指していたほどのダンスの力、スゴイ実力者でありながら、路線スターかというと、そうでもないような…
「オーシャンズ11」では役が多いので、ハリウッドのMCマイク役で、数あるナンバーを歌い、軽いノリのダンスも抜群で実力を魅せてくれています。
このようなハマリ役は役の数が多い「オーシャンズ11」だからこそで、通常の公演ではあーちゃんの実力が存分に発揮できる役はなかなか与えられません。
留依蒔世君の今後が気になる
今度の宙組のバウホール公演は、98期の瑠風輝君主演で、鷹翔千空君、夢白あやちゃん、なつ颯都君、亜音有星君らの期待の新人はバウ組です。
あーちゃんは全国ツアー組で、今回の全国ツアーには宙組の主要メンバーが詰まっています。
宙組のバウホール公演が「Dream On!」のようなショー形式なら、もれなくあーちゃんはバウ組となって大活躍できたと思いますが、バウ『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』は、夢白あやちゃんにヒロイン経験をさせるための要素も大きいように感じています。
『群盗』で瑠風輝君と鷹翔千空君が活躍し、轟理事のバウ専科公演『パパ・アイ・ラブ・ユー』であーちゃんはレズリーという個性の強い少年役で大活躍しました。
宙組は実力がありながらも、和希そら君をはじめ、その実力を存分に発揮させない傾向が今までも感じられ、その後もそうなら「実力を重視する宝塚で何ともったいないことか!」と今回ブログの記事にしています。
留依蒔世君について
97期生首席入団、初詣ポスターに起用される。
2015年4月、バウ『New Wave!-宙-』歌える実力を下級生ながら披露。
2015年6月~8月、『王家に捧ぐ歌』新人公演:ファラオ(本役:箙かおる)専科の方の歌を同じように聴かせられる実力はスゴイと高評価を得ました。
若手として注目され始めた時期にケガで半年あまり休演
(2015年、バウ「相続人の肖像」、2016年「Shakespeare/HOT EYES!!」全日程休演)
復帰後2016年6月、バウ『Bow Singing Workshop~宙~』で圧倒的な歌唱力で客席を魅了
(『トゥーランドット』から「誰も寝てはならぬ」と『ロミオとジュリエット』から「僕は怖い」)
2016年7月~10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)- 』黒天使 、新人公演:フランツ (本役 : 真風涼帆)
歌えるフランツとして大絶賛される。
2017年、「王妃の館」で、北白川右京(本役:朝夏まなと)新人公演初主演
2017年8月~11月、『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~/クラシカル ビジュー』キリチェンコ、新人公演:ラスプーチン(本役:愛月ひかる)
新人公演卒業。
昨年『不滅の棘』(シアタードラマシティ・日本青年館)ハンス役。初演の春野寿美礼の時は、彩吹真央が演じた役を好演。
今年バウ『パパ・アイ・ラブ・ユー』レズリー役を好演。(『パパ・アイ・ラブ・ユー』が7月にスカイステージで上演予定です)
最近の外箱公演では不良っぽい役が続いていますが、確かな演技力と歌唱力で存在感のある印象に残る役にしています。
今後も使われなくてはモッタイナイ貴重なスターさん。
綺城ひか理君と同じで、「華」という部分で少々決定打にかけるかもしれませんが、実力では申し分ありません。
95期の実力派の礼真琴君とビジュアル派雰囲気の柚香光君と、大きく持ち味の違う二人が注目されています。
100期以降に焦点が移りつつある「新人公演」の抜擢も、ビジュアル派と実力派の両者が起用されていますが、路線スターとして残っていくのは「ビジュアル派」だけになるのか?ビジュアルと実力ともに兼ね備えないとダメなのか?
95期のスター候補とされている月城かなと君、桜木みなと君、水美舞斗君、朝美絢君、瀬央ゆりあ君は、ビジュアル実力ともに備わっているスターさんたちだと私は思っています。
「RISING STAR GUIDE 2017」2017年6月2日発売。
宝塚の次代を担うライジングスターとして18名が、1人8ページのグラビア写真を平等に組順、学年順で掲載されていました。
【RISING STAR GUIDE 2017掲載メンバー】 95期 水美舞斗、輝月ゆうま、月城かなと、朝美絢、瀬央ゆりあ、桜木みなと 96期 優波慧、紫藤りゅう、和希そら 97期 矢吹世奈(退団)、綺城ひか理、蓮つかさ、永久輝せあ、留依蒔世 98期 暁千星、綾凰華、天華えま、瑠風輝 |
97期掲載スターの中で、現在「路線スター」とされているのは、永久輝せあ君だけのように思います。
綺城ひか理君、蓮つかさ君、留依蒔世君は、「別格スター」となるのか?
「紅ゆずる」さんは、ビジュアルスターの筆頭であり、歌唱力もある程度あり、従来の宝塚のスターだと思っていますが、最近は「実力」という言葉でバッサリ斬られて、長いことファンを続けている私には、「?」がとんでしまう所があります。
実力派の礼真琴君、その前のトップスター北翔海莉さんと比べるなら「実力の差」は大きいと思いますが、舞台に立った時の魅力は、それぞれ持ち味が違ってファンが受け容れるなら、それぞれ特色が違って良いように思っています。
「ファン」というのは、ニュートラルな考えが持ちにくいので、ある特定の人のファンになっていくのだと思います。
私の場合は、宝塚ファンを長くやり過ぎていて、舞台に立っているスターさん誰もが魅力的に感じて「ファン」になります。
ビジュアル派のスターが元々好きですが、実力派のスターの舞台も「素晴らしい」と感動・感激しながら観ています。
要するに「ミーハー」なファンということですが。
昨日「華がないかな」と書きましたが、綺城ひか理君や飛龍つかさ君の舞台を観たならファンになります。
トップスターの退団にともない、新しくスター編成が組まれますが、ミーハーファンとしては、留依蒔世君をはじめ実力派のスターにも活躍の場が与えられるようになっていって欲しいなと思っています。
書きながら自分でも何を書きたいのがわからなくなってきましたが、要するに留依蒔世君に活躍してもらいたいということです。
綺城ひか理君や飛龍つかさ君はじめ頑張っている実力派スターみんなに。
まとまりが無くてごめんなさい。
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