サントリーニ島スカステで「明日海りお 写真集 étranger」の撮影現場に密着したメイキング映像を見ました。
やはり美少年
男役歴の長いトップスターさんなのに、このみずみずしい少年ぽさって、本当に天然記念物のように貴重な存在です。

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「みりお」と呼び捨てにすると、大スターには何だが失礼な感じで、このブログでは最近は「明日海さん」と表現していましたが、それは他人行儀するので、大スターなのにいつまでも「美少年」すぎるので「みりりん」という愛称を使わせていただきます。

トップスターは海外ロケで撮影するのが定番。
みりりんは、ギリシャのサントリーニ島に行くのが夢だったそう。、

青い海、白い壁、お花
を見てみたいとずっと思っていたそうで、今回の撮影ロケでその夢が実現しました。

明日海りお憧れのサントリーニ島とは

カルデラ湾を望む断崖の上に白壁の家々が密集する景観で知られているギリシャのエーゲ海の有名な観光地です。
ティーラ島と言われることも。メイキング画像では両方の名称が使われていました。
アテネの南方、エーゲ海のど真ん中に浮かぶサントリーニ島のほとりに建つホテルからは、輝くようなエーゲブルーの海が一望できます。

夕陽が美しいことでも有名。
数日間の滞在中、毎日夕陽をバックに撮影されていました。
夕陽を浴びて輝いている明日海りお。
最後の撮影も日没に終了。
沈む行く夕陽の光景が妙にマッチしていて、この先に待っている「退団」に結びつき、寂しい感じもしました。

変幻自在な明日海りお

はじめはアテネの町並みの中で、ラフな雰囲気で撮影されていました。
温かい表情から海外ロケでリラックスされている感じが伝わってきました。

スーツを着るとたちまち男役スイッチがオン!
ベロアの濃紺のスーツを素敵にかっこよく着こなしていました。
スーツを着ると途端に眼差しも表情もキリリとしまり、男役そのもの。 

別の日にブックカフェでは、自分でストーリーを作りながら撮影されていました。
「ハンナのお花屋さん」のプログラムでも思ったのですが、整った顔立ちには黒縁のメガネが特にお似合いで、素敵度があがります。

ポセイドン神殿での白い大きめのフリルのブラウスでの撮影は、フェアリーそのもの。
17年間男役をしながら、このようにフリルのブラウスを着こなして、美少年のイメージを広げられるのは、「明日海りお」だけだと思います。

素のまま、美少年、キザな男役、フェアリー、くららの少ない語彙では表現しつくせません
「変幻自在な明日海りお」はスゴイ!

明日海りおのこだわり

洋服も、黒に大胆な赤い柄のシャツ、黒にピンクのバラのシャツとか、大きめハットにダボっとオーバーサイズのコートなど様々。
何も着ても着こなして、素敵なのですが、「同じようになりたくない」という意識をたえずもっているよう。
どんな方向性にするか、それぞれの設定で自分でイメージを広がらせ、こだわって撮影されていました。

「景色が素晴らしいと自分はどういう設定でいたらいいのだろうという『設定問題』がある」とも。

この言葉に含まれているみりりんの意識の高さに、驚かされました。
素敵なシーンをバックにただ撮影するのではなく、素敵なバックの前で「自分をどう魅せるか」にこだわりを持って臨んでいることがわかりました。

舞台の上でも「舞台装置」「衣装」という設定の上に「自分をどう魅せるか」を常に考え続けているのでしよう。

だからこそ、誰もがファンになる「明日海りお」が大スターとして輝き続けているのです。
ビジュアルが良いから、実力があるからだけではなく、この徹底的な「自分を魅せる」こだわりが、ここまで魅力的なスターにしているのだと思いました。

癒しの明日海りお語録

町並みの中でスリムな猫を見かけると、「うちの猫とは大違い」と。
そう言いながら日本にいるおこげちゃんに思いをはせていたのでしょう。可愛いみりりん。

バルテノン神殿では、語りかけてくるものが壮観と言いながら。
「建物が大地から生えている」という表現をされていました。
そういうみりりん特有の言葉選びに親しみが持てます。

「革手袋をすると、男役として燃えちゃう。宝塚の人って不思議ですね」
サングラスと皮手袋だけで、キリリと男役として燃えてるみりりんに、ファンはさらに萌え燃えになるのです。

撮影用に船をチャーターしたと聞いたみりりんは、ボートのよう船だと思っていたようです。
すると普通の船だったため、そのことにまず驚かれたようです。
さらに
「海賊船のような悪い船ではなく、悪くない海賊船だ!」
「ジャック・スパロウになれるかも」
みりりんらしい発想、表現、本当にかわいい。
素敵すぎるスターから、思わず微笑んでしまう言葉が出てくることに癒されます

最後の撮影は、見てみたい行ってみたかったティーラ島。
青い海と白い建物。そして青い屋根。その美しいサントリーニ島では

「みんなにも見せてあげたい」と組子への愛を

千秋楽から1週間経って、みんなが恋しくなってきたそう。
一人だけでキレイな景色を味わっていると、みんなにも見せてあげたいと思うそう。

「宝塚のハードな舞台」からしばらく解放されて、このロケ中は頬が少しふっくらとされたような印象をもちました。
でもこれから11月24日の大千秋楽まで、また最高にハードな日々が待っています。
男役としてこだわりぬいているみりりんは、最高の男役を魅せてくれることでしょう。

写真集のタイトルは「étranger」。
エトランゼ とは、見知らぬ人。異国の人。旅人。
遠い異国で最高の明日海りおのこだわりぬいた数々がおさめられた写真集です。4月11日に発売予定。
今回のメイキング映像は付属DVDにもおさめられているようです。

サントリーニ島の風景はみたことがありましたが、みりりんを通して「素敵な所」だと教えていただきました。
みりりんもまた、時間ができたらゆっくりくつろぎに行かれるのかな。

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