東宝が高値転売対策に本気を出してきた
東宝演劇部は、公式サイトやツイッターを通して、東京・帝国劇場での4・5月公演 ミュージカル『レ・ミゼラブル』入場券について、下記のような警告の文書を表明しました。

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『レ・ミゼラブル』公式ホームページの警告文書

お客様へのお願い

日頃より、東宝演劇にご愛顧を賜りまして、誠にありがとうございます。
本公演のご入場券の取り扱いについて、お客様にお願い申し上げます。

お客様が、弊社がご案内している販売窓口以外の、ネットオークションや転売サイトなどでご入場券をお買い求めになられた場合、そのご入場券ではご入場をお断りする場合がございますのでご注意願います

また、ご観劇時には、ご入場券を必ずお持ち下さいますようお願い申し上げます。
劇場受付において、お座席番号をお伝えになる方法や、スマートフォンなどのモバイル端末でご入場券を撮影された画面をご提示になる方法でのご入場などはお断り致しております。

ご入場券のお預かりに関しましても、券面に表記されている当該公演回の劇場の開場時間のみの受付とさせていただきます。

なお、弊社よりご案内している販売窓口でご入場券をご購入後、やむを得ない事情でご観劇いただくことが困難になったお客様は、定価以下でのリセールを行っている以下のサービスのご利用をご検討くださいませ。

「チケトレ」 「おけび」

※上記リセールサービスのご利用はご自身の責任においてお願い致します。弊社ではこれらのサービスの利用に伴う損害、不利益その他のトラブルについて、一切責任を負いかねます。
引用:帝国劇場 ミュージカル『レ・ミゼラブル』{お客様へのお願い}

高額転売を確認した日時の座席番号を公開し警告

この文章の後に、高額転売を確認した日時の座席番号を公開しています。
各公演回毎に、該当の入場券を持っている客に対しては、その入場券を購入した本人かどうかの確認を写真付身分証で行い、もし本人でないと判断した場合は、入場を断る場合があるとのこと。

転売サイトで正確な位置を明示して販売はされていないので、「不正転売」と思われる購入者側から探っていって、明確な座席番号を突き詰めていったのかな?
それとも座席番号を詳細に明記していたものが対象になっているのか?
数が少ないので、不正転売のほんの一部でしかないでしょうが、歯止めにはなるでしょう。
本格的に「不正転売」をやめさせようとする強い姿勢が感じとれます。

「チケトレ」と「おけぴ」でのリセールを公認

おけぴが東宝公認に!

「高値転売」が問題であって、定価もしくは定価以下のリセールは、容認しているようで、「チケトレ」「おけぴ」は東宝から容認されています。
「損害、不利益その他のトラブルについて、一切責任を負いかねます」という但し書きつきで。

「チケトレ」は、現在宝塚のチケットはほとんど取り扱われていません。

宝塚ファンの間で「おけぴ」はよく利用されていますね。
くららも何度か利用したことがあります。

しかし個人のやりとりが面倒な点もあって、手数料や水増し料金がかかっても「チケ流」が事務的で使いやすい面がありました。
「定価売買」ではないので、NGなのですね。

宝塚も絶対東宝のやり方を見習うべき

宝塚はこれからトップスターの退団公演が控えているので、従来通りなら「超高値転売」が当たり前にされていきます。
東宝と同じように、「高額転売を確認する手段」を持っていると思うので、同じやり方ができると思います。
ぜひ、やっていただきたい。

定価、もしくは定価以下はOKと解釈して良いのか?

今のところ「高額転売」が問題であって、定価、定価以下の転売は大丈夫と解釈していいのでしょう。

「おけぴ」は、定価もしくは定価以下の譲り合いをルールとしていますが、「個人」同士の取引なので不安があります。

劇団四季のリセール制度のような、公式のリセールの場を用意してもらえると有難いと思います。
「宝塚友の会」にがんばっていただきたい。

宝塚友の会の会員数9万5千人!と「チケット不正転売禁止法」

今後チケットが入手しやすくなったら良いですね。
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