『20世紀号に乗って』 望海・真彩 雪組生爆発!
本日渋谷で雪組の「20世紀号」が出発しました!
お稽古場映像だけで、その作品の素晴らしすぎる破壊力は伝わってきていましたが、実際に観劇した方々の驚嘆の声はさらに上回るようです。

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新たな感動の渦を巻き起こす望海風斗・真彩希帆

「ファントム」で今まで宝塚で味わったことのない「悲劇の世界観」を味合わせてもらって衝撃でしたが
今度は、ブロードウェイミュージカルの上質なコメディで、笑いと感動を驚嘆するほど堪能させてくれるようです。

やはり望海風斗・真彩希帆の天才的な歌唱力とお芝居のセンスは抜群ですね。

真面目な本質を笑いに繋げられる望海風斗のコメディアンぶりはスゴイ!
表情豊かでセンスがある真彩ちゃんのコメディエンヌの才能もスゴイ!
そしてトップコンビに触発されて爆発できる雪組生の集中力!

この公演でミュージカル中心にオーケストラの指揮をされている上垣聡さんのブログから引用させていただきます。

雪組は初めて。稽古に入る前から「歌上手いよー」とは聞いていたけど、実際なかなか上手い。
<途中省略>
でもこんな凄い曲、宝塚の生徒さんに扱えるのか?あ、語弊がないように言えば、つまりプロのシンガーでもおそらくかなり苦労するのに、役者が歌えるのか?という疑問があった。しかもどの曲もただ歌うだけでなく、音程もリズムも取りながら更に確実に芝居的な要素が絶対条件。普段の宝塚の演目にはなかなか見当たらない作品かも。
<途中省略>
そして特筆すべきは雪組の精鋭の生徒さんたち。トップのお二人は演技力・歌唱力ともに抜群だ。演じるのに難しいこの演目をかなりの短期間で見事にこなしている。まだまだ手を入れるところはなくはないが、それにしても才能の豊かさに驚く。トップがそういう状態なので当然まわりもどんどんそれに引きずられて上達していく、そのスピードはかなりのものだ。
まだオケが入るまでにはしばらくある。これは相当良い意味で世間をざわつかせる上演となるに違いない。僕としてはぜひ宝塚ファンでない方にも観てほしい。引用:雪組オーブ公演『20世紀号に乗って』 | 自称指揮者・上垣聡

様々な舞台で指揮をされている上垣氏さえ驚かれるほどの、トップ二人の才能!
「ぜひ宝塚ファンでない方にも観てほしい」と書かれていますが、チケット難すぎて、宝塚ファンでさえ観ることが難しい公演です。
初日の幕が上がっただけで、十分世間をざわつかせています。
これが2019年3月22日(金) – 4月7日(日)までのたった2週間で終わるには、あまりに残念過ぎます。
ましてや版権の問題があって、映像に残せないなんて。
スケジュールを見ると2019年の上演は難しそうですが、来年にでも再演を考えていただきたいです。

上垣氏が初日の閉幕後のブログも記されていました。

今回の『20世紀号』はまるでオペラとミュージカルの難しいところを足して2を掛けたよう。まあ難しいです。歌うほうも演奏するほうも。普段寝付きが悪い僕もあまりに疲れすぎてパタンと寝てしまうくらい。これ、1日に2回とかできるのか??いや、そんなこと言ってる場合じゃない。明日はもう2回公演。頑張っていかねば。恐らく関わったミュージカルで最も難しいと言っても過言ではない。がんばろ。終着駅まで走り切ります。

ちなみに雪組のトップは、いや、トップだけじゃなく今回の雪組メンバーは素晴らしい!このまま内輪ウケとかに走らずやりきったらホントにすごい舞台になるでしょう。みんな!頑張ろう!『20世紀号に乗って』出発進行!| 自称指揮者・上垣聡

これだけ素晴らしい作品を上演するために、雪組生がどれだけ大変なチャレンジをされているのか、あらためて上垣氏を通して教えていただきました。
ありがとうございます。
みなさん、千秋楽まで頑張ってください。

NOW ON STAGE『20世紀号に乗って』初回放送について
3/22(金)22:45~
公演に向けてスターが熱く語るトーク番組。役づくりへの抱負や意気込みなど公演の見所と舞台の感動の一端。
主な出演者 望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔、真那春人、朝美絢
■雪組東急シアターオーブ公演『20世紀号に乗って』稽古場映像
放送日
22日22:45~ 24日18:00~ 26日22:45~ 27日12:45~
28日17:45~ 30日25:15~
4月1日12:45~ 3日7:45~ 4日26:15~ 6日13:00~

彩風咲奈が本気を出してきた!

稽古場映像を見てまず驚いたのは、咲ちゃんの壊れっぷり。
そして初日の感想を目にしても、咲ちゃんのあほボンのはじけっぷりが印象的なようです。

宝塚グラフ4月号で望海風斗さんが

男役として全く違うタイプなので、隣にさきちゃんがいてくれて良かったなと。今までいろいろな作品でいろいろな関係を築いてきたので、特に相談しなくても、その日の空気感で芝居を深め会えるのが楽しいし安心感がありますね。でも、役としてだけでなく普段から私を見守ってくれているので、もっとはっちゃけてもいいのになと。そんなに私が心配なのかな?だからいつか暴れるさきちゃんを私が見守れるような関係性を演じてみたいです!引用:
宝塚グラフ4月号「IDEAL望海風斗」より

くらら自身も2番手の咲ちゃんに今一歩爆発力が欠けることが気になっていました。
今回はメチャメチャはっちゃけて、アホなブルースを演じているようです。
これで殻を打ち破っていけますね。

くららは、2015年5月の博多座公演『星影の人/ファンシー・ガイ!』で、咲ちゃんが望海風斗が大劇場で歌っていた「愛の讃歌」など歌のパートを任されて本気モードになっていることを感じました。ちょうどその頃は同期の花組だった芹香斗亜が『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲』から2番手羽根を背負うようになった時でした。
その後雪組の中では1期上の彩凪翔を越して3番手となりましたが、雪組の組人気がすごくて咲ちゃん自身の決定打はありませんでした。
2番手となっての東上公演は駄作と言われた「CAPTAIN NEMO」でしたものね。

望海風斗・真彩希帆のトップコンビの下で、パっとした決定打をもたない二番手と言う印象で不甲斐なさを感じていましたが、ここで咲ちゃんはターイングポイントを迎えれそうです。
抜群のスタイルとダンス力、そして歌唱力もお芝居の力もつけてきていたので、この公演を契機にさらに躍進して欲しいと思います。

はっちゃけきった咲ライナスが楽しみです。

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彩凪翔君の活躍が気になって仕方ない

配役発表があった時に、「フラナガン 彩凪 翔」というのが、どのくらいの配役なのか気になって仕方なかったです。

オスカーの部下2人は、強烈なキャラクターで目立つ役と言う事でした。
・アル中のオーエン…朝美 絢
・心配性で糖尿病のオリバー…真那 春人

彩凪翔演じるフラナガンは、車掌の役ということで、ブロードウェイミュージカルの映像で見たら、最初の画面で3人のポーターと一緒にタップを踏んで歌っていました。
「ファントム」では、朝美絢君と役替わりでしたので、2人の部下の一人で無いことに「翔君は使われないの?」ととても気になっていました。
翔君にも1曲ソロがあったそうで、ポーターのタップなどでは真ん中で良い役だったようで、ホッとしました。

宝塚の番手病に侵されているくららは、最後のあいさつの順番がとても気になります。

朝美絢・真那→ 翔くん→ 京三紗さん→ 咲ちゃん→ 真彩ちゃん→ 望海さんだったそうです。

望海・真彩コンビでしばらくトップを続けてくれることを切に願っています。
しかし、いつかトップを退かれて咲ちゃんにトップが引き継がれるなら、もれなく翔君も一緒にいて欲しいというのが願いなのです。

咲ちゃんも十分魅力がありますが、彩・彩コンビだからこそ、もっともっと応援したいというファンの方は多いと思います。

退団ラッシュが続いている中で、翔君にはまだまだ雪組で活躍して欲しいのです。
フラナガン車掌は、相変わらず男前で素敵でしようね。

フィナーレナンバーがある!

縣千君が娘役さん4人に囲まれてのナンバーからはじまるようです。
縣君は、フレッド・アステアをイメージしながらやっているそうです。

そして咲ちゃん歌から、みんなでタップのシーンになるそうです。

最後はトップコンビのデュエットダンス。
役のオスカーモードな望海さんがやさしく真彩ちゃんを包み込んで、幸せそうだとか。

書いているだけで、素晴らしい作品すぎて、心が震えてきます。
ライブビューイングが無いということで、急きょ遠征を決めてよかったです。

また、観劇後はここにダラダラと感想を書きます。
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