おとめジンクスなんて無い
2019年のおとめの表紙は望海風斗になったことから、「退団が近いの?」と心配されています。
おとめの表紙を飾ると、その年か翌年に退団すると言うジンクスがあるからです。

おとめ表紙はタイミングでしかない

おとめの表紙を飾るのは、基本的にはトップ就任時の古い順になっています。

・紅ゆずる  2016年11月21日付→ 2018年おとめ表紙
・珠城りょう 2016年9月5日付
・望海風斗 2017年7月14日付→ 2019年おとめ表紙

しかし今年は、珠城りょうを抜かして、望海風斗になっていることに疑惑がわいています。
学年が5年も違い、望海風斗珠城りょうのスターとしての存在感の違いから、望海風斗で当然だとくららは思っています。

就任が短期だったり、タイミングが合わないために、表紙を飾ることなく退団されたトップさんも多くいらっしゃいます。
→姿月あさと、貴城 けい、大和悠河、音月圭、壮一帆、北翔海莉、朝夏まなと など。

4組から5組になったこと、スターの就任期間が短くなったことで、そのようなケースも増えてきています。

スポンサーリンク



大スターには、おとめジンクスは関係ない!

就任時期のタイミングでおとめの表紙を飾っているので、大スターは当然「おとめジンクス」というものを打ち破っています。

1999年 轟 悠   理事として在籍中
2004年 春野寿美礼 3年後2007年退団
2007年 瀬奈じゅん 2年後2009年退団
2012年 柚希礼音  3年後2015年退団
2016年 明日海りお 退団未定
2019年 望海風斗

一般のジンクスとは

ジンクスとは「良い悪いにかかわらず、縁起を担ぐものや言い伝え」という意味です。
英語ではjinxと綴り、「縁起の悪い言い伝え」という悪い方でのみ使われていますか、日本では良い方の意味での使い方もされています。
通常のジンクスには2種類

1 一般的な通説として多くの人に信じられているもの

例→13日の金曜日は不吉なことがおこる。西洋でも有名なジンクス。
例→黒猫が前を横切ると不吉なことが起こる。西洋でも有名なジンクス。
例→湯飲みの中に茶柱が立つと良いことがある。

2 個人的な体験に基づくもの

例→ある服を身に着けるといつも良くないことが起こるなど、その内容は人によって多種多様。

宝塚のジンクスとは 根拠のないファンの定説

宝塚のジンクスは、ファンの思い込み定説が主流です。
ファンであることは、あれやこれや、勝手に予想します。
そしてその予想の根拠を、「ジンクス」という言葉に置き換えています。

大きく移り変わる世の流れの中で、ファンが勝手に思い込んでいる根拠のない「ジンクス」はこわされていくばかりです。
「中卒娘役はトップになれない」ジンクスを打ち破っのが愛希れいかと言われています。
105年続いている宝塚で、「中卒娘役はトップになっていない」ということはないでしょう。

誰かが限られた範囲の中で根拠づけたことが「ジンクス」となり、伝えられていく宝塚のファン文化と言ってもいいかもしれません。
その宝塚ファン文化を楽しむのもファンの醍醐味ですから。
そしてそういうことをブログに書いて楽しんでいるのが、くららです。

このブログを再び書き始めて、まだ1か月たっていませんが、何もかもふくめて宝塚って楽しいなと感じています。

望海風斗は今の宝塚の宝物

トップスターに就任するといつかは必ず「退団」はやってきます。
(1つの別コースを除いて。その別コースについては、下でしつこく書いています)

「ファントム」で望海風斗は、凄まじいほどの圧倒的な実力を見せつけてくれ、「宝塚の舞台」の枠を打ち破って、大きな衝撃を与えてくれました。

経営不振で潰れそうだった宝塚が「ベルサイユのばら」で衝撃的に大復活しましたが、
望海風斗が宝塚でここまで完成度の高い「ミュージカル」ができるのだとエンタメ業界に与えた衝撃は、世間一般に「ベルばら」が与えた衝撃に近いと思います。
宝塚で日本のエンタメ界の最高峰のものを見せれることを証明したのですから。

昨年の望海風斗の大劇場トップお披露目公演『ひかりふる路/SUPER VOYAGER!をミュージカルファンの青年グルーブが観劇に来ていました。
宝塚は初めてだったようですが、幕間や終演後に「こんなに宝塚がスゴイとは思わなかった!」と感激と興奮することしきりでした。
その彼らが「ファントム」を観たら、さらにどんなに感激し興奮したことでしょう。
この功績には真彩希帆も大きく貢献しています。

ここまで宝塚の格を上げてくれ、さらにもっともっと可能性を秘めている望海風斗は、宝塚歌劇団にとって何にも代えがたい「宝物」です。
宝塚歌劇団がこんな宝物であるドル箱スターを通常任期で終わりにするでしょうか?

何としても任期の延長を願うのが経営者側の至極当然な判断だと思います。
力の限り粘って延長交渉をし続けて欲しいです。

絶頂期に宝塚を去るという男役の美学は、望海さんには必要ないです。大スターは別。
後進が育っているからとか、全くないです。(雪組は次期トップ体制はまだまだです)

スポンサーリンク



望海風斗の深い宝塚愛

誰よりも宝塚愛が深くて、宝塚を愛し続けている「あやちゃん」。

同じく宝塚愛の深い紅ゆずるさんは、退団記者会見で、大粒の涙を流しながら
『もし、生まれ変わったとしても、叶うならもう一度入団したいと思うぐらいタカラヅカが大好きです!』と言っていました。

宝塚に憧れて憧れて入学、入団し、頑張って頑張って憧れのトップスターになって、そんなに簡単にトップの座を宝塚を去れるのでしょうか?
望海さんの宝塚愛を信じて、もっともっと活躍し続けてくれることを願いたいです。

望海風斗に専科理事コースもピッタリ

大劇場の凱旋門は、SS席が友の会で当たったので、至近距離で観劇しましたが、轟さんがすごく汗をかかれ、声もかすれ、セリフも聞き取りにくく、お疲れのように感じました。

しかし先日の専科バウ「パパアイラブユー」では、明るく元気にはっちゃけた役を楽しく演じられていて、役の違いだけでなく、「大劇場での主役」という立場は任が重いのだろうかと感じました。
轟さんがいるだけで、みんなの芝居力やスピリッツが上がるのは観て感じられるので、貴重な存在でいらっしゃると思いますが、ご年齢も大台を越えられたということで、大劇場の主演は後進に譲った方がいいのではと思っています。

「タカラヅカスペシャル」でも轟さんのように締める役割の方が必要だと思うので、望海さんがその後継者になるのが一番良いのではないかと感じています。
雪組の「ファントム」では、全体の歌唱力もあがり皆の熱のこめ方も違ったので、望海さんに指導力や統率力もあるのだろうと思っています。

ずっとしつこくブログで書き続けている「明日海りお専科」活躍もねがっています。

歌劇団員であり続けることは、結婚をしないということ

事実婚も当たり前になってきていますが、赤ちゃんが欲しければ、宝塚に留まることはできません。

花組の先輩 春野寿美礼さんは双子ちゃんのお母さん、
おささんと仲良しで元月組トップの瀬奈じゅんさんは不妊治療後、特別養子縁組で赤ちゃんを迎えて幸せに過ごされています。

ママになるためには適齢期があるから、その願望を潰すことはできません。
ママになることを考えていらっしゃらないなら、可能な限りタカラジェンヌを続けていっていただきたいです。

望海風斗というこんな素晴らしいスターがいたのだという伝説をこれからも作り続けていただきたいと願っています!
ポチッと応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

スポンサーリンク